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【社内座談会】制度や手当の充実が働くモチベーションをUPしてくれます

Photo by Firmbee.com on Unsplash

企業で働く際に気になるのが、制度や各種手当。入社にあたってはかなり重要な要素になります。そこでベスト・プラクティス社(以下BP社)の制度、手当を現在利用している中途入社の社員3名に、実情を語ってもらいました。

<参加者プロフィール>

壽 幸志郎(ことぶき こうしろう):DX推進事業部 アカウント・エンゲージメントグループ

社歴3年半。以前からIT関係に興味があり、35歳のときにIT未経験で入社。
現在、顧客のマーケティングオートメーションサービスの初期導入やトレーニング、定着のサポートを行っている。

坂井 香介(さかい きょうすけ):SIサービス事業部 一課

社歴6年目。新卒時にセールスフォースに関心があり一旦違う会社に新卒入社したものの、当社のセールスフォースの扱いが大きな決め手になり中途で入社。現在の業務は顧客がシステムを導入する際の設定・プログラミングから運用開始、保守までを一括して対応。

新名 桜子(にいな さくらこ):SIサービス事業部 二課

社歴3年目。リモートワークで働けることに大きな魅力を感じて入社。さらに組織がフラットで自由に働ける環境が決め手。現在、お客様対応からシステムの設定までを行う。

飯塚 淳二(いいづか じゅんじ):SIサポート事業部 教育部

社歴3年半。入社前からIT関連の教育の場を設立したいと考え、代表との面接時にその意思を伝えて、BPアカデミーを設立。現在、リクルート対応と未経験者の教育対応の両輪を担っている。

●みんなが使える制度や手当がいくつもあります

―みなさんが利用している制度を伺えますか。

壽:私は、子ども手当と資格手当、そしてフルリモートを利用しています。

坂井:私もフルリモートと奨学金返済手当を利用しています。今日は出社していますが特に強制ではなく、家で仕事をしてもいいですし、好きなときに出社してもよいというスタイルです。

新名:私はフルリモートと資格手当です。

飯塚:最初に各手当について簡単にご説明しますね。まず、子ども手当は、18歳未満の方一人あたり毎月2万円。人数は無制限です。
資格手当は、この資格を取得したら金額はいくらというのを提示しています。受講料もすべて会社持ちで払っており、試験の合否は関係ありません。ただ、資格は永続的なものではなく更新が必要です。各自で更新を続け、その資格を持っている間は、手当が給料に加算されます。
奨学金返済手当は奨学金の支払いを会社が補助する制度です。収入制限はありません。
フルリモートは文字通り、出社せず業務にあたる制度です。

―それぞれ利用していてどのような効果がありますか。利用の背景とメリットも教えてください。

壽:フルリモート前は、自宅から会社までの通勤時間が約1時間30分、そして18時終業後、電車で帰えると帰宅が19時半から20時前くらいになってしまいます。今、子どもは4歳で保育園に通っていますが、帰宅が20時過ぎになってしまい、全体的な子どもの生活時間が遅くなってしまっていました。 現在、妻は出社していますが私がフルリモートなので、朝は子どもを保育園に送るのも時間的な余裕ができましたし、帰りは妻が会社帰りに子どもを迎えに行くのに合わせて、私が夕食を作ることで時間のゆとりができ、子どもと一緒に過ごす時間も増えています。

また妻も、私が99%食事をつくるので、負担が減って喜んでいます。

―壽さん自身、お子さんと過ごす時間を増やしたいという希望が以前からあったのでしょうか。それとも制度を使ってみたら、よかったと実感されたのですか。

壽:以前は帰宅時間が遅いせいもあり、子どもも寝不足気味だったのですが、 それがフルリモートで解消され、子どもの生活時間が早まったのは嬉しいですね。制度を利用してみてよかったと実感したところです。

―壽さん、子ども手当についてご意見を聞かせてください。

壽:こちらは入社時にはなかった手当で、途中から適用してもらっていますが、月2万円はかなり大きく、嬉しいです。

18歳まで適応され、学校に上がるとまた出費も増えるでしょうから、負担が少しでも軽くなるのは嬉しいです。

―今、子育て中の社員の方は何名ですか。

飯塚:適用されている社員は9名です。

●資格が取れると、みんなが「いいね」してくれる

―資格手当については、なにかエピソードはありますか。

壽:資格手当は私の入社当時にはなかった制度ですが2022年に制度が導入され、今は社員の「資格を取ろう」という意欲が上がっていると感じています。以前は資格を持っていても何のメリットもありませんでしたから、わざわざ勉強して取得する雰囲気もありませんでした。でも、今は社員が自主的に勉強して取得し、会社に報告したらみんなで褒め合うというカルチャーができています。

資格合格を報告すると、みんなから「いいね」が。

―奨学金返済手当はどのような内容ですか。

坂井:私は奨学金手当を利用していますが、これは4年くらい前に当社代表の山本が、「奨学金は借りたけれども、あまりいいところに就職ができず返済に追われて生活に困窮している」という社会の事情を憂いて、「当社でも奨学金を借りている人がいたら、手当を出そう」ということが始まったのがきっかけです。この手当では単純に毎月入ってくるお金が増えるのでとてもありがたいです。しかも、その奨学金手当を受けるのに収入制限はないので、生活に困っていなくても毎月奨学金の手当をもらえて助かっています。

飯塚:今、奨学金返済の制度を利用している人は5名です。

―奨学金返済制度の「社会を憂いて」という経緯はどうやって知りましたか。

坂井:週に1回全社の定例会議で発表がありました。そのときは代表自らの口で経緯を話していましたね。そのころは3〜4年前でまだ社員が6〜7名くらいでしたから。

―BP社は手当や制度が豊富だと代表自らが語っておられますが、つくったきっかけなど社員の方が知る機会はあるのでしょうか。

坂井:淡々と「こういう制度をつくりました、利用できる方はしてください」という感じです。詳しく言うとしても「採用に力を入れたいので、こういう制度をつくります」など。照れ隠しかもしれないのですが(笑)

●フルリモート勤務でも社内コミュニケーションは問題なし

―新名さんは、手当についてはいかがですか。また福岡支社勤務ですが、本社とはどのようにコミュニケーションを取っていますか。

新名:資格手当はお二人と同じで、私はセールスフォースの知識を増やしたくて資格を取りたいと思っていたので、私の思いを後押ししてくれる制度がありとても嬉しく思いました。しかも毎月手当が支給されるのはあまりないと思います。おそらくおおかたの企業は資格取得で一時金支給という制度が多いかと。うちでは資格を持っている限り毎月ずっと支給されますし、資格を取れば取るほどその額が積み重なっていくので、とても助かっています。それが、私だけでなくみんなの「この資格を次に取る」というモチベーションにも繋がっていますね。
私は福岡在住で完全にリモート勤務ですが、福岡支社に出社したい人はしてよく、絶対に週何回出社しなくてはいけないという雰囲気が全くないので、私はフルリモートです。ちなみに去年は一日しか出社していません。東京の社員とも一緒に仕事しますが、チャットでコミュニケーションを取りながら仕事を進めています。
以前の会社では毎日出勤していましたが、私自身は身体があまり丈夫でなく、よくお休みしていました。それで体力面が不安でリモートで働けるところを探していて、BP社に入りましたが、入社後は大きく体調を崩すことが少なくなり、自分の体力に合わせてお仕事ができています。

●肩書なしの上下関係がない環境が制度の利用しやすさに。代表自ら手当の利用をすすめることも

―制度を活用しやすいカルチャーがありますか。それに関するエピソードを伺えますか。

壽:子ども手当も資格手当も基本的に申請するだけですし、資格も受験して合格した実績だけを報告すれば、それで自動的に適用してくれます。

フルリモートも、先ほど新名さんが出社日は決まっていないと言っていましたが、東京も同じ。逆に交流したい人は部署によって「○曜日、毎週集まって交流を持ちましょう」というところもあり、自由です。

―使う側が使いやすい制度設計になっているということですね。

坂井:はい。手当については、定例会で何ヶ月かに1回「こういう手当がある」というお知らせがあります。奨学金は、月々いくら返済しているという書類を申請しないといけませんが、申請さえすれば拒否されることはありません。代表の山本も申請しやすい雰囲気をつくってくれていますので、利用しやすいと思います。

飯塚:手当関係は入社時に全部説明しています。代表自体が毎回定例会で言うことはないですが、言うときは「子ども手当、資格手当が必要なら管理部に言ってください」と。こんなふうに代表が主体になって手当を取らせようとするのは珍しいのでは。「どうして言わなかったの?ちゃんと申請してね」という姿勢で接してくれるのが温かいと思います。

―社内の環境はどうなのでしょうか。

飯塚:全体的にフラットで風通しはいいと思います。基本的に当社は「社長」などの肩書をつけて呼ぶルールがないのが、まず1つの特徴です。山本「社長」とは誰も呼んでいません。もう1つは代表が社員全員に個人面談をやっています。頻度は半年に1度、全社員40名一人ひとりに1時間ずつかけて好きなことを話し合っています。
あとは、社員のアイディアで出た大きな企画を社員に「じゃあ、やって」と任せてくれることがあります。私の担当するアカデミーがそれでした。
BP社社員の平均年齢は現在、32〜35歳くらい。以前は年齢層が高かったのでトップダウンが普通の感覚でしたが、アカデミー出身の20歳前後の社員が増えてきたので、若者の感覚も代表は理解していると最近感じています。若い社員と会話していてもちゃんと話が合っている。飲み会でも、若い人たちに囲まれていたり。この前は猫耳のヘッドホンをつけられた写真を投稿されていました(笑)
たぶん意識的にだと思いますが、風通しの良い社風で、上下関係なく物事を 進めていけるような雰囲気を代表がつくっていると思います。
それに制度や手当もどんどん利用してほしいと代表自ら発信しているので、社員が気兼ねなく申請できているのでしょう。

セールスフォース出張の際、カリフォルニアの空港で変なサングラスをつけられた山本代表。

●今後も新しい業務にチャレンジ、知識を増やしたい

―今後のみなさんのキャリアプランと、会社への希望を教えてください。

壽:今、DX推進事業部のアカウントエンゲージメントというツール導入のマネージャーをやっていますが、大前提であるセールスフォースと、もう一つマーケティングクラウドも勉強していきたいと思います。会社への希望は今、若い人たちがたくさん入ってきて和気あいあいとした社風になっているので、一緒に楽しく仕事ができるメンバーが育って、案件を一人でできるようになるのを、全員で支えていけたらとよいと考えています。

坂井:今の私の業務は、お客様と話すところからシステムの構築、運用のその先まで一気通貫でやらせてもらっていますが、それぞれのフェーズで自分の実力のレベルアップをするというのが第一。
また若い方が多くなり、技術的に未熟な人もたくさんいるので、その人たちをスキルアップさせて、どこでも通用する技術者に導くお手伝いをできたらと思います。それから他の技術者の方の力も借りて、自分ひとりではできない大きめの案件に関わることにもチャレンジしていきたいです。会社の未来については、今、BP社は一人ひとりのことを大事にしてくれ、働き方も柔軟に対応してくれています。今後、会社の規模が大きくなっても、この雰囲気や働き方、意見しやすい風通しの良さを継続していけるようなカルチャーを維持したいと思います。

新名:今のセールスフォースだけでなく、アカウントエンゲージメントやマーケティングクラウドも少しずつ知識を増やし、仕事を俯瞰して見られる人になりたいと思います。会社に対する希望は、お二人と同様に、若い人は技術的に未熟な部分もあるので、まず自分が持てる技術、知識を教えて、みんなの技術力をアップし、誰でも案件をこなせるような強い会社になれたら。教育面にも力を入れていきたいですね。

●ともに成長できる人が仲間になってほしい

―これからどんな方にベスト・プラクティスに入社してほしいですか。

壽:当社のメイン業務はセールスフォースの構築で、そうなると一日中パソコンに向かう業務になります。ですから、黙々と作業できる人、難しいことができたときに喜びが感じられる人ですね。DX推進事業部は設定等よりお客様に説明することが多いので、お客様と対話するのが好きな方も向いていると思います。

坂井:まず素直でごまかさない方。素直に物事に対応し、うまく行かなくても、ミスをしても、ごまかさずに言ってくれれば、それに対して怒ることもなく、解決してくれる人が社内に揃っているので、まずはそれがマストだと思います。
それから例えばセールスフォース担当での適性がなかった場合、あるいは興味が持てなくても、この会社は突き放さず、できる範囲でできるところからステップアップしてもらおう、セールスフォースが向かないならDXに挑戦してもらおうなどの選択肢があります。そのためにも、ごまかさかないことが重要になってくるでしょう。

新名:私は知識をインプットすることに貪欲で、資格をたくさん取っていますが、セールスフォースはどんどん新しい技術や設定が出てきて常に学びを続けていく必要があるので、学びに貪欲な人、どんどん知りたいと思う人が合っているでしょうし、入ってきてほしいですね。私自身、代表に「実はこう見えて、かなりバイタリティがあるね」と言われるタイプなのですが「バイタリティがある」と思う人はぜひ応募してほしいし、セールスフォースの知識がゼロでもみんなが教えてくれる環境が整っているので、学びたいと思う人には向いているでしょう。リモートワークはある意味で自由なので、自らタスクや時間を管理したりできる人のほうが合っていると思います。

いかがでしたでしょうか。ベスト・プラクティスに興味を持たれた方は、カジュアル面談なども実施していますので、ぜひお気軽にご応募ください!

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