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時代も変われば会社も変わる

こんにちは。

Systum Communications株式会社の野本です。

本日のテーマは「現場をコロコロ変える人は優秀ではない?」です。

エンジニア業界は日進月歩であり、時代も変われば会社も変わります。

そういう背景から昔と違って色々なところに色々な経験を求めるというのがエンジニアのみならず転職者にとってもある種の流行ではありました。

それこそスタートアップやベンチャーに勢いがあった時期も相まってこのような考え方が浸透してました。

今回はそんな現場環境を変える人がどういう人かについて深掘りしながら解説していきます。

今新しい環境を望んでいたり、異なる現場や条件を求めている方はまずご一読ください。

環境をコロコロ変える人は非常に良くない

耐久力がない証拠

耐久力とは何のことを指すかと言いますと、何か大変な時や業務量が多くキャパシティに大いに関わる対応が発生した時に遂行できるか、です。これは人間関係でも必要です。

特にビジネスやエンジニア業務の世界線においてはこの耐久力が非常に必要なわけですね。

なぜ耐久力がないと優秀じゃないかと言いますと、例えば新規事業新規開発をするときに耐久力がないことで失敗や不遇を経てきた人たちに共通することでもあるのです。

プロダクト開発や立ち上げで成功してきた耐久力の高い人たちが奮闘する戦場においてこれに劣る人たちが勝てるわけがありません。

そのため、コロコロ環境を変える人は優秀ではない人が多いです。経験者からの評価の見込みも低いことでしょう。

スキルシートの中身で判断されることもある

エンジニアにとって市場価値を示す指標となるものがスキルシートです。

基本的には案件に対して能力値がマッチングできるか否かを見ることに使われますが、これまでの参画案件においては多ければ多いほどいいと思う方もいるでしょう。

しかしながら、短期間でコロコロ変わっているだけでなく、従事内容も量が少なく定型業務だった場合は能力の過小評価につながります。

故に面談の場においてもスキル見合いで見送られてしまうことが実際にあります。

もちろん、面談の場で深掘りした内容を伝えることができれば良いですが、それができるのであればスキルシートも伴っていないと今度はヒューマンスキルに懐疑的な懸念を残してしまいますよね。

なので、このギャップを作らないことを前提に複数の案件経験においてもコロコロ変わるような人にはなってはいけません。

転職シーンでも採用側が最も頭を抱える要素だったりしますね。クライアントも同じ悩みを持つのです。

0.1%の優秀な人間とは

忍耐強く活躍をしてきた人が重宝される時代に

冒頭で昔と違って色々なところに色々な経験を求めると言いましたが、結論としては昔の時代にいた耐久力の高い人たちが現場でも中核やリードポジションマネジメントポジションにいることが圧倒的に多いです。

故に独自の専門性や特別なスキルを持っていることではなく、どれだけ忍耐強くたたき上げとして活躍してきたかがその後のポジションに大いに関係するわけです。そういう人は0.1%の優秀な人といえます。

無理難題に直面したり、自身の向き不向きを無責任にも自己判断で勝手に決めてしまう人はどこに環境を移しても重宝されることもなければ自己実現が遠のく一方でしょう。

見方を変えれば、コロコロ変える人は一貫性がないので仕事を頼めません。

評価をする側にしても判断材料が少なすぎて評価がしづらいです。

反対に長く活躍し、一貫性を持って貢献した人は積み重ねから自然と評価も上がります。シンプルに耐久力が結果としてコミットされるわけです。

耐久力は行動でわかる

これまで耐久力を持つことに対する良さやメリットについてお話してきましたが、それがどこでわかるかについてお話していきます。

耐久力や忍耐力は面接や面談ではわかりません。

本番に強い人や頭の回転の早い人はうまく掻い潜ります。しかし、その場しのぎなので結局あとで本性が出てしまうわけです。

ではどこでわかるか。それは行動です。

その人がどういう行動をしてきたか、それがその人の力です。

ここで忍耐力や耐久力のない人は、そういう行動をしてきてしまっているわけですね。

この部分を注視してみることがクライアント採用側にとっての鉄則となります。

名ばかりの実績に意味はない

何を思い、何を為すのか

いかがでしたでしょうか。

ここまでエンジニア業界や転職業界などにも通ずる真理とも言えることについてお話してきました。

面談や面接のシーンでは、よく学生時代の部活動について質問があります。

ここで10年間サッカーをやってきました、野球をやってきました。ということを言う人がいると思いますが、それだけで意味があるとは言えません。

例えば、全国大会で優勝しました甲子園に出場しました、という実績があれば間違いなく忍耐力や耐久力があると思います。

大事なのはこれまで何をやってきたかではなく、何を成してきたかということです。

仕事や業務、開発においてはアウトプットを求められることに対応できるかです。

99.9%のコロコロ変える人全てが無能とは一概には言えませんが、残り0.1%の優秀な人は間違いなく実績繋がり求められた結果に応えてきています。

Systum Communications株式会社では、エンジニアとして実績を出すための考え方キャリアビジョン周りの仕事仲間よりも一歩リードできる研修を定期的に開催しています。本記事でエンジニアとしてのキャリアアップに興味を持たれた方はぜひ一度お話しましょう。

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