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IVSで優勝した物流Tech企業「207」のCTO譲ります

207株式会社は、「いつでもどこでもモノがトドク、世界的な物流ネットワークをつくる」をミッションとして掲げるスタートアップです。
昨年10月には5億円の資金調達を行い、シリーズAのスタートアップとして急成長を遂げています。

そんな、弊社の成長に携わってきた現CTOの福富 崇博がCTOを譲る意思決定をしました。
物流業界のラストワンマイルの改革をミッションに掲げる弊社の福富がなぜ”今”その意思決定をしたのか?
CTOを譲ることが会社にとってどんなインパクトを起こすのか、直接インタビューを行いました。

現取締役CTO 福富崇博 プロフィール

1984年生まれ。筑波大学大学院在学中よりAI技術を用いたパズルゲームの自動生成や統計的機械翻訳の研究に勤しむ。
2009年より株式会社ミクシィにSoftware Engineerとして入社。広告配信部門とR&D部門にそれぞれ約2年ずつ在籍。
2012年以降はシンガポールに移住し、Nubee Singapore、DeNA Asia Pacific Holdingsと2社に渡ってソーシャルゲームの分析を経験。
その後、約1年間アジア〜オセアニア地域を転々とし、2016年8月に帰国後は、過去所属していたNubee Singaporeの親会社であるベガコーポレーションにて、新規事業のProduct Managerを担当。
続いてDMM GAMESにて基盤開発部にてゲーム開発基盤の企画・開発、Tokyo Otaku Mode では主力ECサイトのバックエンド開発などを担当したのち、207社にSoftware Engineerとしてジョイン。


ぜひ、記事を読んでCTOポジションに興味をもたれた方はこちらの募集よりご応募ください。
また、現CTOである福富とカジュアルに面談することができるMeetyもあります。
記事の内容以外でも聞きたいことがあればカジュアルにお話しましょう!

1.なぜ”今”207のCTOを譲るのか?


—どういった経緯でCTOを譲ろうという考えに至ったのでしょうか?

実は2021年11月の始めからCTOを譲ろうというのは考えていました。というのも、弊社は今エンジニアの採用に力を入れているのですが、なかなか採用が上手くいかないという課題を抱えています。

弊社では定期的に代表の高柳と1on1を実施しているのですが、そんな時アイディアベースで「自分のCTOの席をお譲りしたら良いかも?」という案を出したんですね。

エンジニアの界隈で僕にない関係性を持っている方がCTOとして就任していただければ、207に新しい風を作ることができると考えました。

弊社自体まだまだ、カルチャーや組織の体制が整っているわけではないので、一緒にエンジニアリングチームを創っていくことのできる一番面白い時期にCTOをお迎えしようという意思決定をしました。


—他にCTOを譲る理由はありますか?

組織としてもう少しエンジニアドリブンなところを強めにしていきたいというのもあります。仮にもSaaSの会社なので。

僕自身、エンジニアだけでなく色々な役割をしてきたので、よりエンジニアとしての知識や経験が豊富な方がジョインされることで、組織がよりエンジニアに特化した体制にアップデートされると思っています。

組織としてまだ0⇨1の段階ではあるので、ジョインしてくださったCTOの方の色が強く出る組織体制になるかと。

弊社にはカルチャーを体現する面白い施策が数多くありますが、エンジニアチームとしてどうそれを体現していくか考えていかないといけません。

これから急成長していく弊社で、どうエンジニア組織をまとめ上げていくかは非常に重要な課題です。そういった意味でも、どなたがCTOとして関わってくださるかで組織の未来は大きく変わると思っていますね。

2.CTOの具体的な業務について

—CTOとしてどんなことをしてもらう予定なのでしょうか?

CTOで現在、僕がやっているお仕事はすべてお任せしようと考えています。
具体的には、エンジニアチームの取りまとめの部分や、カルチャー醸成の部分からですね。

ざっと出してみるとこんな感じでしょうか。

・技術選定、優先度検討、あらゆる問題の技術的な解決、プロセスの最適化
・207のブランディングを目的とした外部発信
・開発チームメンバーの技術面の支援
・エンジニアのスキル育成、勉強会の実施
・開発における意思決定、自身も手を動かしての開発
・プロダクトの要件定義、設計、開発、進行管理
・経営やPdM、PMとメンバーの技術的接続

また、エンジニア採用が喫緊の課題であるので、採用施策の策定や実行も進めていけると良さそうだと思っています。

エンジニアとしての視点だけでなく、経営陣としての視点からプロダクトを創っていくことが重要だと考えています。

そのため、エンジニアとして手を動かしていただくこともありつつ、会社のブランディングやエンジニアのスキル育成についても施策を考えていただきたいと思っています。

それ以外でも会社のミッションから逆算してやるべきことを、一緒に考えていけると嬉しいですね。

3.次のCTOへ期待していること


—次のCTOへどんなことを期待していますか?

CTOという立場上、エンジニアと同じ視点だけではなく、経営視点で仕事をしていただけることを期待しています。

バリューとして、「Speed with Quality」「Be Open」「3S」を掲げています。
3つのバリューを体現するために他の会社にはない取り組みも実施しているので、バリューへの理解を前提として、組織にどう浸透していくかも議論できれば嬉しいです。

さらに、弊社はフルリモート・フルフレックスの会社ですので、その中でもどうやって生産性を高めていくのかは議論しつつ進めていきたいと考えています。

これから爆発的に成長していくスタートアップだからこそ、裁量を持って動けるという強みを感じていただけると思っていますね。

4.Q&A

—CTOを譲られた後、どのような関わり方をされるのでしょうか?

その時その時で一番自分のバリューを発揮できる場所へ行くと思います。現在はTODOCUというサービスの事業本部長としてプロダクトに関わっているので、そちらにより注力しようと思っています。

—会社として何か大きく変わることはあるのでしょうか?

次にCTOをお任せする方次第で、207のエンジニアリングの組織文化は変わってくると思います。そういう意味では、どんな方がジョインされるかは重要ですね。
この方次第で会社の未来は大きく変わっていくと考えています。

—どんな方に来ていただきたいという希望はありますか?

組織全体のために自分で何ができるか考えられるような方に来ていただきたいですね。
逆に、CTOというポジションに固執する方はあまりオススメできないかもしれません。その時、その時で組織にとって最適な役割を担うことができる方にぜひジョインしていただきたいです。

5.最後に

大きい市場で自分の力を試してみたい人にはとてもやりがいのあるポジションだと思っています。少しでも気になった方はTwitterのDMmessengerなどで連絡してもらえると嬉しいです。

MeetyもあるのでカジュアルにCTOについて気になることがあれば聞いてください。ぜひ、物流のラストワンマイルを一緒に解決する最高の仲間をお待ちしております!

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