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【社員インタビュー】音大卒の穏やかiOSエンジニアに聞いてみた

こんにちは。株式会社マイホム採用担当です。

マイホム(通称MH)の中の人を知ってもらうため、行っている社員インタビュー。今回は、iOSエンジニアの大山さんへのインタビューです。

語り手

大山 祐一(iOSエンジニア)
営業や学童保育指導員などを経験して28歳からエンジニアになり、エンジニア歴7年。
マイホム入社後「knot」のiOSエンジニアとしてiOSをメインに開発しつつ、Androidの開発にも携わっている。
山田(マイホム採用担当)
インタビュー・編集


山田: 今回の社員インタビューにご協力いただくのはiOSエンジニアの大山さんです!大山さんは普段他のメンバーから「キャップ」って呼ばれてると思うんですが、なんでですか?そういえば聞いたことなかったけど、私も自然とキャップって呼んでました(笑)。

大山: なんかの飲み会で、小さい頃のあだ名みたいな話になって(笑)。小学生の頃は「卵」で、中学生の頃は「キャプテン」だったって言ったら、その日からキャプテンの「キャップ」って呼ばれるようになりました(笑)。

山田: どっちも特徴的なあだ名ですね(笑)。じゃあ今日もいつものように「キャップ」で進めていきますね(笑)。

音大卒で台湾で就職。エンジニアへの転身

山田: じゃあ早速ですが、キャップの経歴を教えてください。

大山: はい、小学校時代からエレクトーンを習っていて音楽が好きだったので、大学では音楽を専攻していました。ただ、音楽をずっとやっていくのも厳しいというのもあって、台湾で就職をしました。

山田: 台湾にご親戚がいるんですよね。台湾での就職はエンジニアとは関係なく?

大山: 関係ないですね。営業として入って。その前に2年間くらい語学留学してて、語学が堪能になってきたなというタイミングで、親戚の叔母さんの会社に就職したという感じです。それで1~2年働いてたんですけど、やっぱり生まれ育った日本ではない異国の地での暮らしがしんどくなってきて。

山田: しんどい(笑)。まあそうですよね。。

大山: そうですね。このままずっと外国で働けるかなというのを考えて、というのと、将来的にはインドネシアに行ってほしいって言われていて。インドネシアに行ったら最低10年ぐらいは戻ってこれないって言われていて。

山田: えー!!

大山: それはちょっと厳しいなというのがあって(笑)。それでまあ、日本に帰ろうということになりまして。で、帰国してからは、営業も自分には向いてないなと思っていたのとちょうど不景気真っただ中で、漠然と、安定志向というか、公務員になりたいなと思いまして。

山田: ふむふむ。

大山: それで公務員試験の予備校に通いながら、ちょうど学童保育の指導員の求人があったので、学童保育の指導員をしながら予備校に通って勉強する、という生活をしてました。

山田: キャップ子ども好きなんですか?

大山: そうですね。子ども好きです(笑)。

山田: へえ~。

大山: はい。それで2~3年働きながら、勉強して試験も受けながら、って感じで過ごしてたんですが、なかなか思ったような結果が出ず。年齢的にもそのとき27~28歳くらいだったんですが、公務員って年齢制限もあるし、面接を受けてみても経歴的に良いわけでもないのでいまいちで。やっぱり同じ新入社員を取るにしても、もっと若くてフレッシュな人か、もっと経験がある人が求められるじゃないですか。

山田: 確かに。安定志向とはかけ離れた経歴ですよね(笑)。

大山: ですね(笑)。それで指導員の退職を決意して、公務員試験もやめて。そこから東京都の若年者就業支援プログラムみたいなもので、営業研修とか、ビジネス研修とか、プログラミング研修みたいなものを受けまして。

山田: ほうほう。

大山: その当時、まだガラケーを使ってたんですが、その研修でiPhoneとかMacとかに初めて出会って、カルチャーショックを受けて。こんなに洗練されたものがあるんだ!って(笑)。・・・おしゃれなものに弱いんで(笑)。

山田: (笑)。おしゃれなものに弱いんですね(笑)。

大山: そうなんです(笑)。で、これいいぞ、と。これを仕事にできたら楽しいだろうなと思って、こっちの道に進もうと思ったんです。

山田: じゃあ、小さい頃からずっとパソコンが大好きで、というよりは、このタイミングで初めてしっかりパソコン触ったって感じなんですか?

大山: パソコン自体はもともと好きで、高校生ぐらいの時にHP作ってみたりとかはしてたんですが、ページに文字がある、くらいの(笑)。本当に大した作りじゃなくて、ほぼ初心者みたいな感じでした。プログラミング研修のときも全然うまくできなくて、難しいなーって。

山田: そうなんですね。プログラミング初心者の人って割と最初の段階でつまずいて、挫折しちゃう、みたいなイメージがあるんですけど、そんなことはなかったですか?

大山: そうですね、結構つまずいた気はするんですけど(笑)。やっぱり年齢的なものもあったりで、結構焦りというか。頑張るしかないって気持ちと、あとはプログラミング自体が楽しかったので、頑張ってみようと。

山田: なるほど。そのときがあったからこそ今のキャップがあるんですね!そこでプログラミングを勉強して、エンジニアになったんですね?

大山: はい。その研修が半年弱くらいあって、その期間に転職活動もして、前職に入社しました。前職はSIerとしてお客さん先に常駐する形態だったんですが、ほぼ実務未経験で入って現場に出たので、何もわからない状態で(笑)。

山田: ええ!すごい!

大山: 最初のほうは本当全然できなかったので、短期案件というか、能力がないから交代みたいなことも結構あって。お客さん先をコロコロ変わっていくような状態で、段々自信もなくなっていき・・・(笑)。

山田: そうなんですね!それはつらい・・・。

大山: そうなんです(笑)。その間もずっと勉強はしてたんですけど、1年くらいはそんな感じで。で、ちょうど1年後くらいに大手のECショッピングサイトの案件があって、初めてiOSの開発にがっつり携われることになって。そこでどんどん力がついていって、自信もつき始めて、、で、結局4年間ぐらい同じ案件をやってました。そこで自分の下地がついたというか、iOS開発の経験ができたって感じですね。

山田: なるほど!いまiOS以外にもAndroidアプリの開発もやってらっしゃると思うんですが、それはどこで?

大山: そうですね、このECサイトの案件で一応やったことはあったんですが、それもスポットでやってたのでiOSほどがっつりやってたわけではなくて。だから未だにAndroidの開発ってそんなにできないですし。今マイホムでAndroidエンジニアがいないので、ベトナムの開発者と連携してやってる感じです。

山田: そうなんですね。それで4年間その案件を担当されて、もう自分はiOSエンジニアでいくぞ!って決意して、って感じなんですか?

大山: そうですね、エンジニアの志向的に「これを極めたい」って人もいれば、「いろいろやれるフルスタックエンジニアになりたい」って人もいると思うんですが、僕はどちらかというと前者で。iOSが好きで、「iOSアプリで世の中を変えたい」っていう、自分の中のテーマというか、人生のミッションみたいなものがあるんです。とはいえ、そう言いつつも、iOSだけ知ってればいいわけではなくて、自分でやろうとしたらデザイン書けなきゃいけないし、サーバーサイドの知識もなきゃいけないので、iOSを開発するために他の部分も知識をつけているって感じですね。

山田: ふんふん、なるほど~!

「まだ何もない会社」に魅力を感じて


山田: それで前職からマイホムに転職しようと思ったのはなんでなんですか?

大山: エンジニアに結構多いと思うんですが、もともと自分でサービスを作りたいなという気持ちがありまして。そのためには、受託開発だけでなく、自社サービスの開発を経験したいと思って、それで自社でサービス開発をやってる会社を探してました。

山田: そうなんですね。自社でサービス開発をやってる会社って割と多いと思うんですが、どうしてマイホムと出会ったんですか?

大山: マイホムを知ったのは、スカウトをいただいたのがきっかけですね。

山田: おお!そうなんですね。これまでもたくさんスカウトメールとか来てたと思うんですが、中でもマイホムいいなと思ってもらった理由ってあるんでしょうか?

大山: すごくちっちゃいというか(笑)。まだ会社としてできたばかりで、東京オフィスもこれから立ち上げるぞっていうタイミングだったので、逆にこういう何も決まってない状態のところって面白そうだなって。

山田: 入社してみて、本当にまだ何もないって感じでしたか?(笑)

大山: そうですね。オフィスもワンフロアの狭い一室で(笑)。パソコンの機材すらも揃ってない感じでした(笑)。将来自分でサービスを作るときも初めは何もない状態からスタートすると思うので、そういった意味でもいい経験になるなと。

山田: 確かに、まだ何もない状態の会社で働ける機会ってなかなかないですもんね。でも、サービスがスケールするかも、なんなら他のエンジニアが入るかもわからなかったじゃないですか(笑)。不安とかはなかったんですか?

大山: その当時は不安とかはあんまりなかったかもしれないですね。面接を受けてた当時、34歳だったんですけど、まあ、失敗してもまだやり直せるというか。逆にいろんな経験を積めるのって若いうちだなって思ってたので、最後のチャンスかなって思ってた部分もありますね。とりあえず頑張ってみようと思って入りました。

山田: なるほど。他にも、働き方の部分とかで不安はなかったですか?創業したてのスタートアップだし、休日もあまり取れずに働きづめ、みたいな不安とか(笑)。

大山: ああ、確かに。そういった不安は多少ありましたけど、まあそれならそれで、どうにかするしかないかなって思ってたので、そんなにネガティブな印象はなかったですね。

山田: 逆に今困っていることというか、改善したいなと思ってることはありますか?キャップお一人でiOSもAndroidも開発してらっしゃると思うんですが、その辺りとか・・・。

大山: 人が足りてないところですかね(笑)。僕もiOSだけでなくAndroid開発もやってますが、自分の勉強にもなるし、楽しい反面、専門家でもないので・・・。サービスをもっと大きくしていきたいって思ったときに、スピード感がすごく大事だと思うんですが、1人でAndroidもiOSも・・・ってなるとやっぱりスピードが遅くなっちゃうので。そういった意味でもやっぱり人が必要だなって思いますね。

山田: なるほど。つまり、キャップも早く素敵な仲間が欲しいってことですね?

大山: そうです!(笑)

山田: キャップから見て、マイホムのエンジニア陣ってどんな感じですか?雰囲気とか。

大山: コミュニケーションはすごくよく取れてるチームだなと思います。自分の意見も言いやすい雰囲気がありますし、エンジニアが働きやすい会社だなと思いますね。新しい技術も積極的に導入しようとしてますし、僕自身も今はアプリエンジニア1人ですけど、新しいことはどんどんチャレンジしようとしてますね。

山田: どんな人がマイホムに合いそうですか?キャップ自身がどんな人と働きたいか、でもいいですし。

大山: そうですね・・・、まあ当たり前かもしれないですが、コミュニケーションがよく取れて、普段から新しい技術とかをキャッチアップしようと勉強熱心な人ですかね。あと、自分の意見を遠慮せずに言ってくれる人がいいですね。もちろん、意見を言いやすい雰囲気づくりをチーム全体でやっていくことは前提で。あとは・・・、新しいことやりたいとか、サービスをどう良くしていくかを考えるのが好きな人も合ってると思いますね。単純に、コードを書いて満足、というよりは、サービスを大きくしたい、そのためにこうしたい、みたいなことを考えられる人はきっと楽しいと思います。

「住宅を建てるならまずknotだよね」って認知されたい

山田: では、knotをこういうサービスにしていきたい、というキャップのアツい想いを教えてください。

大山: (笑)。そうですね。やっぱりまだ利用者が少ないので、会社のミッションでもあると思いますが、「一家に1knot」っていうところは果たしていきたいですね。今、住宅を建てるとき必ず決まったアプリってまだないと思うんですが、自分の人生のミッションが「iOSアプリで世の中を変えたい」なので、将来的には「住宅を建てるならまずknotだよね」って世間に認知された状態にしていきたいですね。そのうえで「すごく便利だった」とか「knotのおかげで家の価値が上がった」って言われるようにしていきたいですね。

山田: アツいですねキャップ。ちなみに、キャップって入社前から住宅業界に興味があって入社したんですか?

大山: もともと興味があったわけではないですね(笑)。それよりも、面白そうなサービスとか面白そうな環境、みたいな方を重視していて。転職活動していたときも業界は全く絞らずに面白そうなところには話を聞きに行ってました。

山田: なるほどなるほど。入社してみてからはどうですか?興味関心の度合いが変わったりとか。

大山: そうですね、普段から作ってるプロダクトなので、将来自分が家を建てるってなったときにknotを使ったらどう便利にできるかとか、逆に今は何が不便なんだろう、とか考えてますね。そういうの考えるのはすごく楽しいです。

山田: 前職はSIerでいろんなお客さん先に行っていろんなサービスを作っていらっしゃったかと思いますが、自社サービスを作るのとはやっぱり違いますか?

大山: そうですね。SIerは任された仕事をお客さんの要望通り、納期通りに仕上げるっていうのが仕事で、サービスをどう大きくしていくか、みたいなところにはあんまり関わることがないんですね。自社サービスだと、そこはすごく違いがあるので、SIerのときとは全く違ったやりがいがありますし、サービスに対する愛着も全然違いますね。

山田: なるほど~。ありがとうございます!・・・他に何か語りたいことありますか?(笑)

大山: そうですね・・・(笑)。エンジニアはもちろんなんですけど、ディレクターとかPMOみたいな人も足りてないので、そういった方も増えてくると、エンジニアもますます開発を進めやすくなると思います。今は、エンジニアがあれもやってこれもやって、みたいな部分もあるんですが、エンジニアリングしながらとなると、やっぱり手が足りなくなってしまうと思うので・・・。

山田: 結局採用ということですね!(笑)きっと、このインタビュー記事を読んで、たくさん応募が来ますよ(笑)。

大山: そうだと嬉しいです・・・!(笑)

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