こんにちは、ハイブアイキュー採用担当です!
本日は、代表取締役の重原 洋祐さんにインタビューです!
これまで10年来データ活用領域に携わってきた重原さんより、
創業までの経緯や、現在の事業に着手した背景、そして今後のビジョンまで深く語ってもらいました。
データマーケティング、データ活用に携わる全ての方にとって必見の内容となっております!
ぜひ最後までお楽しみください!
(1)データ活用領域の最前線にて痛感した課題感とは
(2)プロジェクト継続率90%と圧巻の数値を誇るハイブアイキューの特徴
データ活用領域の最前線にて痛感した課題感とは・・
本日はよろしくお願いします!
まずは重原さんのキャリアについて教えていただきたいです!
これまで7社経験されているかと思われますが、どのような変遷や経緯があったのでしょうか?
重原:7社と見ると多いですが、出向や起業を含めて7社ということもあるので、実は就職活動をして転職というのはトレジャーデータに入社した際の1回しかありません笑。
キャリアのはじめはデジタルアドバタイジングコンソーシアム(現HAKUHODO DY ONE)にてインターネット広告のメディアバイイングの領域を主に担当していました。
その後に子会社に出向し、アドネットワーク事業を担当するようになり、最終的にはグループ内で初めてデータ事業(パブリックDMPであるAudience One)を立ち上げまして、そこからデータ活用のキャリアがスタートとなりました。
その後、顧客がデータ活用を行うためには、ツールの提供ではなく、コンサルティングなども含めた直接サポートが必要と考えLegolissを数名で共同創業し、顧客への直接的なデータ活用支援ビジネスをスタートしました。
そこでは早くからTreasure Dataのマーケティング領域での活用を見出し、多くの顧客への導入や活用支援を行っていましたね。
今でこそ、Treasure Dataの導入をサポートする企業は多いですが、当時はまだサポートを行う企業は少なく、Treasure Dataの日本市場での成長とともにLegolissも成長していきましたね。
そこで確信したことが今後この市場はより大きくなるということ、そしてLegolissの競合となり得るパートナーが必ず増えてくるということでした。
Legolissでの事業を通して、CDP領域における可能性や将来性を見出していたのですね・・
そうですね、そのためCDP市場の成長スピードに追いつきながら、常に新しいナレッジを確保していくためには、トレジャーデータ社のメンバーになることが最短距離なのではないかと考え、トレジャーデータへ転職いたしました。
トレジャーデータでは最終的に日本のChief Customer Officer(以下CCO)として、Treasure Data CDPの顧客のビジネスサポートを担うカスタマーサクセスと、より踏み込んで活用・技術支援を行うプロフェッショナルサービスチームを統括しておりました。
そのようなキャリアを歩む一方で同時に、我々の市場におけるデータ活用人材の不足を痛感しておりました。
具体的には多くの大手企業様のサポートもさせていただく中で、サポートの範囲は全てのお客様に均等にできるわけでもなく、我々がプロフェッショナルサービスとして対応できている顧客は活用に成功しているが、対応していないお客様は苦戦している現状も多々あるといった現状です。
そこで、より多くの企業にデータ活用の成功体験を持ってもらうために、またより多くのデータ活用人材を育てるためには、ツールの壁を超えたサポートを再びすることが必要だと感じ、ハイブアイキューの設立に至りました。
現在はハイブアイキューの代表取締役に加え、Legolissや、マクロミルの100%子会社であるモニタス社のアドバイザーを兼任しております。
また少しフライング情報ですが2月から経済産業省所管の独立行政法人情報処理機構の研究員を兼務することにもなっております。
各在籍企業で行ったことは多岐にわたりますが、最大限ビジネスの拡大を考える中で、ステップアップしていったキャリアだと考えております。
そのようなキャリアだったのですね・・
改めてお伺いしますが、ハイブアイキュー設立の経緯についてもより詳しく伺えますでしょうか!
重原:そうですね、ハイブアイキューの設立経緯としては、先ほどお話ししましたが、トレジャーデータでベンダーとして感じた二つの課題感が背景にあります。
まずは改めて感じたことですが、データビジネスにおける真の顧客満足を得るためには、ツールを導入するだけのサポートでは足りず、よりお客様のビジネスサポートまで踏み込んでいく必要があると改めて感じるようになりました。
本来お客様自身が明確な方針やナレッジを持っており、完全に自分たちでプロジェクトを運営できていればツールのみのサポートでいいと感じます。
しかし、データを活用してマーケティングやビジネスを高度化できるようになった(できるチャンスが広がった)のは最近のことです。
そのためお客様にとっては全てのプロジェクトがPoCに近いものだと感じています。
そのような状況においては、ツールの使い方だけではなく、お客様と同じ視点に立ち、ビジネスサポートまで踏み込む必要性があると感じました。
2点目として、人材の側面においても課題感を感じておりました。
具体的にはデータ活用領域において、深刻にデータエンジニアが不足しているという課題です。
一方、視点を変えると日本には多くのITエンジニアがおり、かつ我々の領域と比べると比較的低単価で活動をされている方々が多いことに驚かされました。
そこで、我々がもつ多くのナレッジをお客様に提供するとともに、日本のエンジニアにもナレッジを供給していくことで、この市場がより発展していくのではないかと思い、ハイブアイキューを設立いたしました。
なかなか貴重な知見ですね・・
そのような経緯から、「DX人材をバージョンアップしビジネスの未来を創造する」というビジョンを掲げているのでしょうか?
重原:そうですね、我々のCDP活用という領域は、データ活用という意味ではまだまだ狭義な領域であると思っています。
しかしその領域においても需要は非常に拡大し続けており、その一方でナレッジを持つ企業が不足していることを前職で痛感しました。
それはデータ活用をサポートする企業の増加と、それを求める企業の需給バランスが整っていないという面もあると感じております。
その結果、サポートする企業にはナレッジが蓄積されにくく、結果として顧客が満足する状態が作りにくいと感じています。
そこで、我々の知見を共有することでデータ活用領域における課題を解決できると考えております。
また、我々は競合を作らず、企業をサポートする側にも広くナレッジを提供していく予定です。
プロジェクト継続率90%と圧巻の数値を誇るハイブアイキューの特徴
長年データ活用に携わってきた重原さんならではのビジョンですね!
重原さんが思うハイブアイキューの強みや特徴はどのような点なのでしょうか?
重原:圧倒的な経験量でしょうか。
弊社メンバーがデータ活用プロジェクトに関わったプロジェクト数は過去の在籍企業を含めて50社以上になります。
これまで私自身がトレジャーデータの日本のCCOとして契約企業を見てきましたが、そのようなナレッジを保有している会社は私が知る範囲ではいないと思っています。
また、すでにCDPを活用している企業が、現在の活用に満足を得ておらず、セカンドオピニオン的にご相談をいただくことも増えてきております。
このような事例も我々が多くのナレッジを持っていることの表れだと感じております。
データ活用領域における業界随一の経験をお持ちということですね・・
実際にプロジェクトの継続率が90%と類稀なる顧客信頼を獲得しているかと思われますが、どのような点が評価されているのでしょうか?
重原:ツールの導入に留まらず、顧客のビジネスをグロースさせるまで一気通貫で併走して支援している点ですね。
我々はデータエンジニアリング人材だけではなく、どうやって企業がデータ活用してビジネスをグロースさせるかというところにも重きを置き、ビジネスコンサル的なメンバー、エンジニアリングのメンバー、そしてその双方を理解する中間的な立ち位置のメンバーでプロジェクトを構成しております。
その結果、何かしらのシステムを作るSIer的なウォーターフォールの動きではなく、完全にアジャイルで、常にお客様のビジネス変化に応じてプロジェクトを進めてまいりました。
また、ゼロベースのプロジェクトから、企業内部の人材に対するナレッジトランスファーを行い、活用する企業の組織を一緒に作っていく、そのような顧客と伴走するパートナーとして動いていることでお客様からのご評価もいただけているのだと感じています。
高い専門性を持つハイブアイキューならではの強みですね!
今後も事業を拡大していくにあたり、どのような人にジョインしてほしいと考えておりますか?
重原:自分の限界に壁を作らない人でしょうか。もちろんこれは労働時間的な意味合いではありません笑。(むしろハイブアイキューの残業時間は少ない方だと思います)
我々の領域はビジネス領域とエンジニアリング領域がひとつのプロジェクトに混在しています。
そのため過去の経験を最大限活かしていただけるようなプロジェクトや案件に従事していただくということは前提ですが、その中でも自分の過去の領域ではわからない領域も必ず出てくると思います。
それらを苦手意識としてとらえず、新しい学びとしてポジティブにラーニングしていただけるような人材にジョインしていただきたいと考えております。
むしろ、積み上げてきた経験を活かしつつ、さらに成長したいという方には最適な会社だと思っております。
エンジニアリング領域だけでなく、ビジネス領域まで携わる点は他社になかなか無い魅力ですね・・
ここまで重原さんのキャリアや、ハイブアイキューの特徴について聞いてきましたが、最後に今後の会社の展望について教えてください!
重原:ありがとうございます、会社設立時から在籍メンバーにも伝えていますが、本当の意味で、メンバーと会社が対等に会話できる環境を実現していきたいと考えております。
私自身、長年いろいろな会社を経験しておりますし、現場としての経験も非常に長かったため、現場メンバーの意見というのは痛いほどよくわかります。
昨今、日本の労働環境は昔と比べ改善は進んできていると思いますが、労働者と会社のバランスを見た時に、会社側が強くなる構造は未だ多くあると感じています。
会社の無理に従うのではなく、双方が共通とするゴールを持ち、会社として、社員としてどうすべきかを皆が理解し動く姿、そのようなチームを作りたいと思っています。
メンバーが最高のパフォーマンスを発揮するためには、高いモチベーションは不可欠だと考えております。
メンバーファーストを目指すことが、顧客の満足度を向上させることに直結すると考えており、その実現がお客様にとっての最高の結果を生むと考えています。
メンバーファーストな姿勢は、これまで複数社を経験された重原さんならではですね!
ここまでご回答ありがとうございました!
重原:こちらこそありがとうございました!
最後になりますが、ここまで読んでいただきありがとうございました!
少しでもハイブアイキューの事業やビジョンに興味を持っていただいた方は、
ぜひ一度カジュアルにお話しできたら嬉しいです!
目指す姿やキャリア像を踏まえ、どのような道を選択できるかなど、ざっくばらんにお話しできればと思います。
皆様からのたくさんのご応募をお待ちしております!