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ヘルスケア×ITで、多くの人の健康に役立つエンジニアに


大阪に本社を構えるエムジーファクトリー株式会社は、IT技術を生かし、個人が自分の医療情報にアクセスして、心と体の健康を自らコントロールできる社会をつくろうと、『QOLMS健康情報共有サービス(コルムス)』という自社サービスを提供しています。

フルリモートだからこそ、一人ひとりがお互いの生活を尊重しながら働ける環境。
医療情報の活用が叫ばれる昨今、各所からの引き合いが増えているエムジーファクトリーでは、システム開発を担う新たなエンジニアメンバーを募集します。

そんな弊社は、社員全員がフルリモートワーク。関西だけでなく、北海道や関東からフルリモートで働くメンバーもいます。
普段は離れて働いていますが、今回は社員研修のために東京で集まりました。

QOLMSとQOLMSを開発する弊社チームの仕事を、松尾、増田、高橋がご紹介します。

つくりたいのは、自分の医療情報を生かせる社会

病院で診察を受けても、自分のカルテ情報を見せてもらうことはほとんどないですよね。
個人の医療情報を開示してもらうには、さまざまな壁をクリアしなければならないけれど、個人が自分の医療情報へ簡単にアクセスでき、生活習慣の改善などに生かせるようになったら、もっとQOL(クオリティ・オブ・ライフ=生活の質)が向上するに違いない。

そんな創業の志を受け、エンジニア社員4人で開発するのが、自社サービス『QOLMS健康情報共有サービス(コルムス)』(以下、QOLMS)です。


エムジーファクトリーの事業内容について

「医療に関係する全ての人をつなぐ情報のプラットフォーム」(=QOLMS)を使って、医療情報にかかわる全ての人をつなぐ最適な方法を、お客様にあった形で提案するのが私たちの仕事です。
一言で「医療情報」といっても、医療従事者や病院関係者、患者さんとその家族、ヘルスケア事業を展開する企業など、立場や状況によって、情報の切り出し方は大きく変わります。欲しい情報を、欲しい人に、安全にわかりやすく届けるシステムを整えて、長寿社会に役立てたいと考えています。

例えばおくすり手帳の電子化や、患者さんの過去の治療履歴や他の病院の情報が見られる、医療従事者が利用するWebサイトの開発など、携わる開発はさまざまです。

全員フルリモートでもうまくいく。その理由とは

エムジーファクトリーは、創業当時からフルリモートの働き方でした。

なぜかと言いますと、エンジニアというのは成果物をどうつくりあげるか、個人で集中して考えながら取り組む仕事です。
そのためエンジニアの経験を持つ創業者が、自分のペースで集中して取り組める環境を用意すべきだと考えました。そのほうが、きっと良いモノができるだろうと。

仕事に対する効率や成果、それぞれの社員の事情にフォーカスした結果、フルリモートを選択したのです。

社員全員がフルリモートですので、普段はチャットツールのメッセージ機能を使って、文字ベースでやりとりをすることが多いですね。
必要なときはビデオ通話に切り替えて、ときにはみんなで話し合うこともあります。

と言っても、毎週必ずこの時間に……といった運用はほとんどしていません。
文字でやりとりをしていて、ここはみんなで話し合う必要があるなと感じた人が、自発的にみんなに「ミーティングしましょう」と声をかけています。

「打ち合わせしませんか、何時からにしましょうか」という感じですね。お互いの仕事や生活を、みんなが尊重しています。


全員フルリモート。だから働きやすい

私も含めて約10名のエンジニアがいるのですが、ここにいる女性2人、増田は関東に、高橋は北海道に住んでいます。

エムジーファクトリーへ入社するまでは、リモートで働いたことがなかったので不安が全くなかったというわけではないのですが(笑)。やってみたら全く問題ありませんでした!(高橋)

当初あったのは「みんながオンライン上でやりとりをしている中にうまく入っていけるかな」という不安でした。でも杞憂でしたね。
みんなが気さくに声をかけてくださって、リモート未経験でもオンラインで会話をするうちにすぐに慣れました。

一方で、リモートを導入する会社は増えていますが、全員がそのリモート環境にあるかどうかで働きやすさはずいぶん違うと感じました。(増田)

私は以前もリモート勤務をしていましたが、私以外にリモートで働いている人がいなかったのです。それに会社のルールとして、私も週に数回は出社しなければなりませんでした。

ところが私と同じ仕事をしている人は、出社するオフィスとは違う、遠方のオフィスにいるんです。
「なんで出社しなければならないんだろう」と感じていました。

「あなただけ(出社しなくてもいいなんて)、ずるい……」。出社するたびに、そんな雰囲気を感じるのがつらかったですね。

エムジーファクトリーは全員がフルリモートだから、そうしたストレスは一切ありません。突然話しかけられたり電話がかかってきたりして、思考が中断することもありません。
仕事に集中できて、コミュニケーションも良好で、働きやすいですね。

多くの人の役に立てるからこそのやりがい

QOLMSをはじめ、エムジーファクトリーが提供するシステムは病院や県の医師会からの受注が多いです。とりわけ医師会では、独自の医療情報ネットワークをつくって医療情報を共有していますが、その情報を部分的に活用するためのシステムの開発を依頼されることが多くあります。
完成したシステムは、患者さんに生活習慣の改善に役立てられる情報を提供したり、個々の患者さんの日々の体調の変化をかかりつけ医が診られるようにしたりと、さまざまに活用されています。

医療現場だけでなく、ヘルスケア・医療業界など健康に関わるサービスを提供する企業にもシステムを提供しています。例えばフィットネスクラブや、おくすり手帳・母子手帳のデータを扱う会社など。

一人一人の生活により近いところで医療健康や健康情報が活用できる環境をつくるのが弊社のエンジニアです。


エンジニアの仕事は、QOLMSの開発がメインですね。
ただひと口にQOLMSと言っても、その内容はさまざまで、企業向けや自治体向けなどクライアントに合わせた機能開発をしています。常に新しいシステムを作り続けている、という感覚です。

メインはWebサーバーですが、iOSやAndroidといった付随するアプリも開発しています。
常にオーダーメイドの開発を続けています。

クライアントとの要件定義は、営業として相対する担当者は他にいますが、ご要望などを直接伺うこともあります。エンジニアの中でも担当者は決めていますが、どう対応するかは社内で相談して動いています。

QOLMSをはじめとする医療系システムを作るやりがい

もともと医療系システムをつくってきて、自分の性に合っていたというところではあるのですが(笑)。医療系のシステムが他の業種のシステムと大きく違うと思うのは、セキュリティや正確さを厳しく求められるところですね。(松尾)

扱うのは患者さんの極めてセンシティブな情報です。間違いがあれば、命に関わるかもしれません。だからこそ、きちんとシステムを作ることで、たくさんの人の健康に貢献できます。

医療系が未経験でも可。働きたいのは変化を柔軟に受け入れられる人

今回の求人では、システム開発の経験があれば、医療系の開発は未経験でもかまいません。デザインにも知見のある方に来ていただけると嬉しいですね。

医療現場で使われるシステムというのは、実はあまりデザイン性を求められることがないんです。とにかくパフォーマンスが大事。

ところがQOLMSは患者さんをはじめ、一般の方に使ってもらうシステムです。そうなると、やはりデザイン性が必要なんです。
お年寄りが使おうとしても、最初に登録するところで挫折してしまったり。
みんなで受けている今回の研修も、UIやデザインの勉強を目的としています。

あとはプロジェクト単位で明確な目標が設定されているので、そこに向けて自分でコントロールして、求められる成果物をしっかりと出せればというところですね。

技術力よりも学ぶ姿勢と自己解決力

技術力も必要ですが、それよりも必要なのはコミュニケーション能力がある方が、エムジーファクトリーには合うと思います。

リモートだからこそ、必要なことを文字で的確に伝えられるコミュニケーション能力は欠かせないですね。あとは変化を受け入れられる方だといいですね。

開発を進める中で、お客様から仕様変更を求められることはしょっちゅうあります。私はウォーターフォールというか、きっちり仕様を決めてから開発にとりかかるスタイルで育ったので、仕様変更を求められたり、そもそも仕様にないことで「それは違う」と言われたりしたら嫌だなあという気持ちは、よくわかるんです(笑)。

それでも、違うものは違うので、気持ちの切り替えは大事です。

システムは常に変化し続けることが必要だと思うんです。新しい技術を取り入れて更新していかないと使えなくなりますから。良いモノをつくろうという想いで変化を受け入れていきたいですね。

規模の大きい企業とは違って、エムジーファクトリーは少数精鋭でやっています。
これからを生き抜いていける力を各々持っているし、ここにいることでさらに伸ばせると思っています。「変化に柔軟に対応できる」「自分で調べて解決していく」「互いを尊重し合う」――。そんなスキルはこれからの時代にますます求められるはず。時代の変化に対応できる人になりたい、目指したい、と思う方に来ていただけるとうれしいですね。

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