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公認会計士受験生がDIG税理士法人へ!新卒1年目の振り返り

当グループでは、2023年度より新卒採用を始めました。

その中で公認会計士や税理士を志望する学生の方からの応募も多く頂いています。

今回は、会計士試験の勉強を経て、当グループに入社した24卒の石原さんに、なぜ税理士法人でキャリアをスタートさせようと思ったのか話を聞きました。


公認会計士を目指したきっかけを教えてください。

石原:高校時代に将来就きたい職業を調べるなかで公認会計士という職業を知りました。幼少期から数字が好きだったので、自然と会計の分野に興味を持つようになったんだと思います。あとは、公認会計士は難関資格の一つですので、ある種「武器」を備えたうえで将来仕事をできそうだなという思いもありました。


なるほど。実際に会計士の勉強を始めたのはいつ頃だったんですか?

石原:私は経済学部に進学したんですが、商学部の科目を取る機会があって「簿記論」の授業を取ったんです。すると、「やっぱり面白い」と思いました。そして、大学が会計士試験の合格者数を増やすことに力を入れ始めた時期で、その授業を担当していた教授が発起人となって公認会計士・税理士試験の勉強会を立ち上げました。

勉強内容はとても難しいので、私の在学中は会計士試験の勉強をしている限られたメンバーだけが集まっていたのですが、今では「部」に昇格して部員が100名ほどいると聞いています。


すごいですね。それだけ目指している人が多いんですね。ちなみに、「会計」の魅力はどういうところにあると考えていますか?

石原:よく言われることかもしれませんが、パズルのように数字を組み合わせて、その数字が最後綺麗に合ったときに「楽しい!」と感じます。経済学部だったので、経済に関する勉強がメインだったんですが、経済というのはどうしてもマクロな視点になりがちで、身近なところや日常生活とどう繋がっているのかというのをイメージするのが意外と難しいんです。そのぶん会計はパズルゲームのようなものですからイメージしやすいですし、達成感を感じられるものでした。


会計に興味を持って、当社に入社した理由を教えてください。

石原:税理士法人に就職したのは、数字上の監査をおこなうよりも、実際に経営者と対話しながら、数字を通じて経営者が考えるビジョンの実現を支援したいと思ったからでした。就職前に想像していたやりたいことを実現できつつあります。


ありがとうございます。現在はどういった業務をしているのでしょうか?

石原:私は経営支援部という部署で、税務顧問担当としてお客様対応や申告書のチェックなどをおこなっています。お客様対応としては、基本的に1か月~2か月に一度面談していますので、その中で試算表を基に経営状況を共有したり、改善提案をおこなったりしています。

意外かもしれませんが、面談では税金に関する話はそれほど話題に上らず、経営に関するご相談を受けることが多くあります。「これからこういう風にしていきたいんですけどどう思いますか?」といった感じです。


税務だけでなく、経営に関する知識も幅広く持っておく必要があるということですね。

そうですね。税制は毎年改正されますし、経営を取り巻く環境も常に変化しています。最新の情報をインプットし続けていくことが求められています。また、面談を継続的におこなっていますので、「この前、こういうことを悩まれていたな」というところから、お客様が抱いている課題感だったり、知りたいと思っていることを把握して、次の面談までに必要な情報を収集しておくようにしています。

創業したばかりの方も多いため、経営者が一人で経理や労務までおこなっていて手が回っていないケースも多くあります。こうした場合は、バックオフィスのDXを進めることで課題解決に繋がる場合も多いため、社内のDX推進を行う部署にバトンパスすることもあります。

他にも、売上が伸び悩んでいる飲食店のお客様ですと「どういった商品が売れると思いますか?」と聞かれることもあり、その場合には SNSでいまの流行を調べたり、業務連携している外部の専門家の方に面談同席してもらったりしています。

まだ新卒2年目ですので、知識や経験の面から全ての事を自分一人で対応することは難しいですし、リスクを伴いますので、社内外の方々の力をうまく借りながらお客様の課題解決に取り組んでいます。


どういったときにやりがいを感じますか?

石原:経営者の方が考えている夢を実現させ事業を成功に導くために一緒に悩み話し合います。その結果、ご提案したことが「これだけ効果ありましたよ!」と言っていただけたときにやりがいを感じます。一緒に走っているな、伴走しているな、と実感できるときにやりがいを感じます。


石原さんは入社半年前からインターンに来ていましたね。インターンで入社してから1年半余りが経ち、ご自身ではどういった点が「成長できた」と感じていますか?

石原:実際にお客様と対話しているときに成長できたのかなと感じることがあります。先輩社員の面談に同席したり、ロープレをスタートしたりした頃は、先輩が何を言っているのかも、試算表に何を書いているのかもよく分からない状態でした。

それまで会計士の勉強をしていて、ある程度の知識はあったつもりだったのですが、業界によって適正な原価率は違いますし、税法の知識はあまり無かったんです。そこは、自分でも勉強をしたり、場数を踏んだりすることによって、自分の言葉で話せるようになってきたと思います。あとは、「お客様の立場に立って考える」ということは意識してきました。これはマインドの部分ですので、知識が十分ではなくても実践できることです。


相手の立場で考えるというのは大切ですよね。その他にも仕事をするうえで大切にしていることや価値観はありますか?

石原: 仕事の「スピード」は意識してます。これは、弊社が大切にしている価値観(バリュー)の一つでもありますよね。お客様との日々のコミュニケーションはチャットでおこなうことも多いので、放置せず気が付いた瞬間に返信するようにしています。

まだ経験が浅いぶん、知識に依らずにできることは実践するようにしています。こうしたちょっとしたことの積み重ねでお客様との信頼関係は構築できます。


ありがとうございます。会計士は現在も目指しているんですか?

石原:実は、会計士を目指すか税理士を目指すかは今考えているところです。税理士法人には税理士も会計士も在籍していますが、それぞれ業務内容は大きく異なっています。会計士は公表されている数字が正しいものなのかを監査するのが大きな役割です。一方、この1年半業務をおこなうなかで、税務面から経営にプラスとなるアドバイスをおこなう税理士という職業にも魅力を感じています。

税理士試験科目の「簿記論」と「財務諸表論」に合格すると、会計士試験の「財務会計論」が科目免除されるので、いったんその時点でどちらに進むかを考えようと思っています。


挑戦してみたいことはありますか?

石原:スタートアップ企業を多くご支援していますので、そうした企業が上場するためのサポートに挑戦してみたいと思っています。いわゆる「IPO」といわれるもので会計士の勉強をしていたとき、当時通っていた予備校の先生が話をしていてなんとなく知っていました。就職して実際に経営者のお客様と接していると、経営者の方たちはエネルギーにあふれていると感じます。上場を目指している方は特に野心的でエネルギーに満ち溢れている人が多いんです。私はそうした人たちの力になりたいという思いがあります。話を聞いているととても楽しくなりワクワクします。


最後にメッセージをお願いします。

石原:この1年半、慣れない事ばかりで大変な事も多くありましたが、折れずに続けてこられたのは、職場の「人」に恵まれているからだと思います。同じ新卒の人たちも言っていますが、とにかく良い人しかいない(笑) 確定申告の時期は正直きつかったですが、一緒にいる社員が良い人たちばかりなので、人間関係面でのストレスは全くありません。分からないことを先輩に聞いても、どの先輩も丁寧に教えてくださいます。

弊社は総合型会計事務所グループとして、税務に留まらず多くの部署があるので、専門性を自分の武器にしたい人には向いています。ただ、「専門家を目指したい」という意思は勉強が好きじゃないと湧いてくるものではない気がします。

そのためには学生時代にいろんな学問に触れておくことが大事です。また、インターンの期間にどれだけ自分から学び取れるかが重要になると思います。しんどいなと思うことがあっても自分の軸が定まっていれば乗り越えられるものです。


石原さん本日はありがとうございました。


当グループは2018年の法人化から6年で会計事務所規模ランキングで約3万事務所中57位となりました。平均年齢34歳の若くエネルギー溢れるメンバーが「日本を代表する会計事務所グループ」を目指して日々成長しています。

公認会計士試験や税理士試験の勉強をされている学生の方からのご応募を歓迎しています!税理士志望の方はもちろん、会計士志望の方で「今、勉強していることが税理士法人でどう活かせるのかな?」と思われた方も「まずは話を聞きたい」からご応募をお待ちしております!


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