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「チャレンジできる会社」を自ら体現。キッズリユース事業の立ち上げに至った背景と、今後にかける思い

私たちレクストホールディングスは、生活総合商社として、「ZERO to 浪漫」の経営理念のもと、失敗を恐れず常に挑戦しつづける会社です。

ITやDXを駆使し、生活をより豊かにする事業を展開することを使命とし、リユース事業・不動産事業を中心に、各部署が密に連携して生活に密着したサービスを運営しています。

今回はリユース事業を展開する株式会社REGATEで、ストアバイヤー部のマネージャーを務める藤本さんにインタビューを実施。新規事業の立ち上げストーリーや、今後の展望について伺いました!

【プロフィール】

藤本 康暉(ふじもと こうき):株式会社REGATE ストアバイヤー部マネージャー。2020年4月レクストホールディングスに新卒入社。社内の新規ビジネス提案制度(チャレンジベンチャーコンテスト)を活用し、新たなビジネスであるキッズリユース事業を立ち上げ。現在は事業責任者として「ふくちゃんリユスタ」の店舗マネジメントを行いつつ、新店舗拡大に向けて精力的に活動している。

チャレンジと挫折を経て、新たな事業の立ち上げに成功

――藤本さんは新卒で入社されていますが、まずはご自身の就職活動を振り返っていただけますか?

学生時代に留学をしていて、帰国したのは大学3年生の2月でした。そのため、就職活動関連のセミナーなどを受けたこともなく、自己流で自分の興味・関心にマッチしそうな会社を選び、説明会や面接に参加していました。

企業選びの軸は、「チャレンジできる会社かどうか」。私は大阪出身なのですが、沖縄の大学に通ったり海外に留学をしたりと、新しい世界への好奇心が強く、知見を広げることが好きだったんです。レクストホールディングスは特に、自分にとってチャレンジできる環境だと感じました。

――REGATEに配属後はどのようなキャリアを歩んできたのですか?

最初はフィールドバイヤー部に所属し、出張買取業務などを中心にバイヤー業務に携わっていました。1年目、2年目と順調に成長し、営業成績が上がって役職にも就くことができました。

ただ、自分のなかで当初描いていた「チャレンジしたい」という思いを叶えたい気持ちが強くなり、社内のCVC(チャレンジベンチャーコンテスト)制度を活用して、新規ビジネスを提案することに。事業化への準備のため、事業企画部に異動しました。

――入社数年で新規事業の提案とはすばらしいですね!具体的に、どのようなビジネスを提案したのでしょうか?

実は、CVCで2回落選しているんです(笑)。

1回目のCVCは「日本の介護」にスポットを当て、海外に日本式介護を広めようという提案を行いました。ただ、ビジネスのイメージが明確になっておらず、事業企画部内で実現可否を検討した際に、事業化が難しいことを痛感しまして。

そこでより現実的で、よりチャレンジングな領域を目指し、2回目のCVCに応募しました。その際のテーマが、「時計のサブスクリプションサービス」です。ただ、こちらも役員や他部署のメンバーを巻き込みながら検討を行うなかで、ビジネスとして実現するにはさまざまな障壁があることに気づき、再度プランを練り直すことになりました。3度目の正直を目指すことにしました。

――なるほど、試行錯誤が繰り返されたのですね……。

そうですね。2回目の提案が白紙に戻ったときが、一番挫折した瞬間であり、同時に一番成長した瞬間でもありました。自分のアイデアがまったく通用しなくて、今までの実績がすべてなくなったかのような喪失感に襲われてしまったんです。

ただ、入社時の気持ちに立ち返り、ここで諦めてはダメだと奮起しました。自分が「やりたいこと」「できること」はなんだろうか、ということを再度突き詰めたところ、アイデアとして浮かんだのが現在の「キッズリユース事業」でした。

私自身、元々幼稚園を作りたいという思いがあり、子どもに関わる事業を起こしたかったんです。さらに、REGATEで取り組んできたリユースのノウハウを活かせる仕事という観点で、キッズ×リユースを掛け合わせた事業を思いつきました。

――まさにアイデアがひらめいたのですね!

はい、直感的にいける!と思いましたね(笑)。当社の既存の買取サービスである「ふくちゃん」が比較的高齢者層・富裕層の方を対象としているのに対し、キッズリユース事業では子供やその保護者の方がターゲットとなります。新たな層の顧客獲得にもなりうるという点も評価いただいて、事業として成立させることになりました。

そのタイミングで現在のストアバイヤー部に異動となり、事業がスタート。2022年9月には大阪府豊中市に、こども服やキッズ・ベビー用品専門のリユースショップ「ふくちゃんリユスタ1号店」をオープンする運びとなりました。

5年間で30店舗の新規オープンを目指す

――新規事業の立ち上げにあたって、どんな準備をしたのですか?

主に経営知識の習得と、マーケティング・市場調査です。

特に経営に関する知識やノウハウについては、役員の方々に最大限のサポートをしていただきました。営業職時代は、自身の業務範囲内でのお金の管理は行っていましたが、事業として行うとなると経営資源や投資費用なども含めて、さまざまなお金が動くことがわかったんです。

――まったく新たな領域に飛び込んだといっても過言ではない状態だったのですね。

そうですね。やはり経営的な側面で組織を管理・運営していくというステップが、最初は特に難しかったですね。

そうしたなかで、わからないことはわからないと素直に認める。そしてとにかく知見を持つ方に聞いて、教えていただくことを繰り返し、自分のなかでスキルを磨いていきました。

――現在はキッズリユース事業の責任者として、どのような活動をしているのですか?

私のミッションは、事業としての継続的な見直しを行い、店舗展開を成立させることです。そのために、現在は実際の店舗に勤務しながら、店舗の売上管理、日常的な業務管理、パートさんの採用、新入社員の教育などをすべて私のほうで行っています。

また今後5年間で30店舗の新規オープンを目指しているのですが、そのための戦略策定にも力を入れているところです。

――藤本さんがメンバーのマネジメントを行うにあたって、工夫していることは?

自分が言われて嬉しいことは、必ず伝える。逆に、自分がされて嫌なことはしない。当たり前のことですが、そうしたマネジメントを実践するようにしています。

私自身が目指すチームは「好奇心旺盛で、自分がやりたいことにチャレンジできる組織」です。なので、メンバーにも個々に「できること」「やりたいこと」を振り返ってもらいながら、一緒に未来を考えるアプローチを行っています。もちろん、既にやりたいことがある方には、私も含めて周囲がサポートをする体制を整えていますよ。


日本一は通過点。リユスタの世界進出に向けて

――藤本さんがREGATEに入社後、成長したと感じるポイントを教えてください。

大きく2つあります。

まずは営業職時代に、とにかく自分の足でいろいろな商品や場所、人と関わることでたくさんの知見を得ることができました。さまざまな価値観をもった人と触れ合うことで、自分の世界が広がりましたし、知的欲求や行動力を満たすための方法を学ぶことができたと思います。

もう1つ、やはりCVCへのチャレンジのタイミングで、大きな挫折をしたことが一番の成長につながりましたね。そのときに気づいた感覚や、事業化のために思考を巡らせつづけた経験は、現在の業務にも活かすことができています。

――今後の目標やチャレンジしていきたいことは?

まずはリユスタを日本一のキッズリユースサービスにすることです。もっというと、日本一は通過点で、世界への進出も考えています。

そして個人的には、将来的に、昔からの夢であった幼稚園の運営事業を実現してみたいですね。

――藤本さんの根源には、一貫して「子どもたちのために」という思いがあるのですね。

そうですね。自分自身の経験も踏まえ、人としての考え方が形成される幼児期~学童期の子どもたちが、自発的に何かに取り組む姿勢を後押しするビジネスを作りたいと考えているんです。特に海外で貧困に苦しむ子どもたちを見たときに、少しでも子どもたちの役に立つ事業を行いたいと思ったことが、自分の人生をかけての目標にもなっていきました。

現在、リユスタでは売買業務にとどまらず、店舗でのフリマイベントなどを通して、子どもたちにリユースやSDGsの楽しさを体験してもらうような取り組みも行っています。これからも自分の経験や学びを、子どもたちに還元できるような活動に力を入れていければと考えています。

若手メンバーでも自ら挑戦できる環境が魅力

――レクストホールディングスだからこそ経験できる事柄や、身につくスキルはありますか?

経営者からリタイアした方まで、人生経験が豊富な方々とお話しすることができ、自分のスキルや価値観を磨くことができる点が一番の魅力だと思います。

またとても若い組織ですので、ルールがありながらも自ら作り上げられる要素も大きく、さまざまな事柄にチャレンジできる環境がありますね。マネジメントスキルに関しても、自分で主体的に学び、身につけていくことができるので、成長スピードも速いと感じます。

――最後に、求職者のみなさんへメッセージをお願いします!

当社では、多岐にわたるバックグラウンドを持った方々が活躍しています。学生時代に学んできた学問やマインド、スキルなどをいろいろな切り口で活かしながら、活躍できる環境があります。

ぜひ店舗経営にチャレンジしてみたい方や、新しい事柄に積極的にチャレンジしたいと思っている方に来ていただけたら嬉しいです!

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