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希望年収よりも高い給与をオファーしたって良いじゃない

Photo by Thom Bradley on Unsplash

昨日の話。

数日前、一次面接では自分と技術責任者が同席。二人の見解は採用で一致。あとは給与面だな〜ということでお伺いしたところ

「XXX万円が希望です」

との回答。なかなか高い!内定を前提として諸条件は持ち帰りさせて頂き、次回の代表との面談で条件提示させて頂きますと回答して面接は終了。
「私としては満額回答したいです、ですが、若干、希望を下回る可能性があることもご承知おきください。」そんな感じで締めくくりました。

幹部会議の場で報告。採るべき理由を共有し、希望給与で考えた時の財務への影響も確認。
「これだけの経験やし、ええんちゃうの」と一言もらい、一安心。

さて昨日、最終面談でした。
事前にすり合わせた金額を代表にインプットしておいたので代表から質問。
「ではAさん、弊社として改めてご希望されている年収をお伺いしたいのですが」

「XXX万円(先日ベースではマイナス数十%)が希望です。」

「えっ。」 応募者以外、一同みんな「えっ。」となり。

いやいや、先日の希望年収と違うじゃないですかと切り出して。

「人事の立場としては、確かに人件費は安ければ安いほど良いという考え方もあります。しかし、私たちの会社はそうではない。QOLの高いプログラマー生活の実現、プログラマーが割を食わない働き方の実現を目指している訳ですから、仰られている年収以上の評価を弊社としてはさせて頂いているので、ご希望の年収に上乗せする形で提示します。」

すったもんだ?ありましたが、無事に入社頂けることになりました。

世の中の人事プロフェッショナルからするとひょっとすると非常識なのかもしれません。
けどまぁねぇ、私の本職は事業開発ですからね。どのように自らが信じる価値(あるいは価値観)を伝え、共有し、共に走ってもらう(一番良いのは他人事→我が事になって自走してくださること)かが主眼になりますから・・・

たまには良いですよね、ご希望より高くたって。

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