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今回のインタビューでは、Arkthの三人目のエンジニアとして入社し、会社の成長を間近で見てきた末永さんにお話を伺いました。多様な職歴を経てエンジニアとなり、現在はチームリーダーとして活躍する末永さんの経験を通じて、Arkthの魅力や働き方の特徴、そしてIT業界でのキャリア構築について深く掘り下げていきます。
工場からアパレル、そしてエンジニアに
Q:本日は、株式会社Arkthのエンジニアである末永さんにお話を伺います。末永さんは、Arkthの歴史を見てきた三人目のエンジニアとして、会社の良さをたくさん知っていらっしゃいます。では早速、これまでの経歴についてお聞かせください。
末永:はい。私の経歴は少し変わっていると思います。高校卒業後、最初はカメラ製造工場で働き始めました。そこで約3年間勤務しました。その後、アパレル業界に転職し、そこからSES企業でヘルプデスクの仕事、Web制作の仕事を経験して、現在はArkthに至ります。
Q:なるほど、多様な経験をされていますね。カメラ製造工場に就職したきっかけは何だったのでしょうか?
末永:実は、友人に誘われて入社を決めたんです。当時は特に将来のキャリアについて深く考えていなかったので、友人の誘いに乗ってみました。工場での仕事は、製品の品質管理や組み立てラインでの作業が主でした。
Q:カメラ製造工場からアパレル業界への転職は、大きな変化だったと思います。どのような理由からでしょうか?
末永:はい、確かに大きな変化でした。元々、人とのコミュニケーションが得意ではなかったんです。工場では黙々と作業をすることが多かったのですが、その環境に甘んじていては成長できないと感じました。そこで、自分の苦手を克服したいと思い、人と話すことが大切な仕事を選びました。アパレル業界は接客が中心なので、自分を変えるには良い環境だと思ったんです。
Q:なるほど、自己成長のために挑戦されたわけですね。アパレル業界での経験はいかがでしたか?
末永:正直に言うと、想像以上に難しかったです。お客様の好みや気分を察して接客するのは、私の性格には合わないところがありました。でも、この経験から自分に向いている仕事のタイプが分かってきました。それで、感情ベースではなく、数字やデータ、論理を重視する仕事をしたいと考えるようになったんです。
Q:なるほど。そこからIT業界、特にエンジニアの道を選んだのはなぜですか?
末永:学生時代に勉強をあまりしてこなかったという反省もあり、ひたすら勉強できる環境を求めていました。プログラミングはその点で魅力的だと感じたんです。そこでSES企業に入社し、最初はヘルプデスクの仕事に就きました。
Q:ヘルプデスクの仕事はいかがでしたか?
末永:正直、思い描いていた仕事ではありませんでした。ずっと電話に張り付いて、それを移すだけの作業に物足りなさを感じていました。そこで、仕事と並行してWeb制作の学習を始めました。社内の休日勉強会にも積極的に参加しましたね。
Q:その努力が実を結び、Web制作のプロジェクトに参加することになったんですね。
末永:そうです。そのプロジェクトには、実はArkthの重留さんと代表の新屋さんも参加されていました。ここがArkthとの最初の縁になります。主に画面制作やテスターの仕事を担当していました。
Q:Web制作の仕事はどうでしたか?
末永:作業自体は楽しかったのですが、そこの会社での自分の成長に限界を感じ始めました。そこで環境を変える必要があると考え、転職活動を始めました。
Arkthへの入社の決め手
Q:Arkthへの入社を決めた理由は何だったのでしょうか?
末永:当時は自社サービスの会社に入るべきという風潮がありましたが、私はプログラマーとしてきちんと活動したいという気持ちが強かったんです。Arkthは、私がやってみたいと思う仕事をしている人ばかりで、自分のやりたくない仕事をしている人がいなかった。そこに魅力を感じました。
Q:入社後はどのような仕事を担当されましたか?
末永:最初は360度カメラ画像からモデルを作るためのツールの検証をしていました。研究としての意義も大きく、高度なスキルが必要な仕事でした。その後は主にWebサービス系のプロジェクトに携わり、バックエンドもフロントエンドも経験しました。現在は、Webサービスのプロジェクトでチームリーダーとしても活動しています。
Q:マネジメントの仕事をしてみていかがですか?
末永:正直、大変だと感じています。人にやってもらうことの難しさを実感しています。感情面での対応が特に難しいですね。ただ、その分自分でやりたいことを決められるのは良いところだと思います。まだまだ成長の余地はありますが、1.5年ほど経験を積んできて、少しずつ慣れてきました。
Q:Arkthの良いところはどんなところだと感じていますか?
末永:まず、変な年功序列がないことですね。入社年数や年齢に関係なく、能力と実績で評価される環境です。次に、目的ベースで話ができることです。「なぜそれをするのか」「どんな価値を生み出すのか」といった本質的な議論ができます。
また、主軸のプロジェクト以外にも、エンジニアとしての幅を広げるためのプロジェクトに参加する機会があります。さらに、技術的なチャレンジを推奨する文化があります。新しい技術やツールの導入を積極的に提案できる環境です。
Q:Arkthにはどんな人が向いていると思いますか?
末永:「とりあえずやってみる」という姿勢の人が特に向いていると思います。Arkthでは、新しい技術や未経験の領域にチャレンジする機会が多いんです。失敗を恐れずにチャレンジする人が向いていますね。
また、一人前の仕事をこなそうという意識を持った人も大切です。Arkthでは、比較的早い段階から責任のある仕事を任されます。「自分の担当範囲だけ」ではなく、プロジェクト全体を見渡して動ける人が活躍できると思います。
社内の雰囲気としても、お客様のためにどうしたら良いかを考えている人が多いです。技術的な挑戦も大切ですが、最終的にはお客様の課題解決につながるかどうかを常に考えられる人が向いていると感じます。
Q:代表の新屋さんは末永さんから見てどのような方ですか?
末永:新屋さんは、非常にフラットで偉ぶらない方です。社長という立場でありながら、エンジニアの一人として技術的な議論にも積極的に参加されます。
入社当初は、新屋さんが直接サポートしてくださる機会が多くありました。最近は直接のやり取りは少なくなりましたが、全社ミーティングなどで会社の方向性や、技術戦略について話を聞く機会があります。新屋さんの話は常に明確で、技術とビジネスの両面から考えられているのが感じられます。
また、社員の成長にも非常に関心を持っています。技術だけでなく、人としての成長も大切にされているのがわかります。
今後の展望は?Arkthの良いところは?
Q:今後の展望についてはどのようにお考えですか?
末永:私の今後の展望としては、お客様に対してより深くコミットしていきたいと考えています。これまでは主に技術面でのサポートが中心でしたが、今後はビジネス面での提案もできるようになりたいですね。
具体的には、お客様の業界や事業についての理解を深め、技術がどのようにビジネス価値を生み出すかを提案できるようになりたいです。また、技術面では、きちんと未来を予測してプロジェクトを進められるようになりたいです。
個人的には、どう作ったらどう影響するのか、先を予測して作っていくことを目指しています。例えば、あるシステムの設計を行う際に、将来の拡張性やスケーラビリティを考慮した設計ができるようになりたいです。
Q:Arkthの働きやすさについてはいかがですか?特に女性エンジニアの視点から、何か感じることはありますか?
末永:Arkthの働きやすさは、本当に素晴らしいと感じています。特に、リモートワークができることや、環境面での調整がしやすいことが大きいですね。
体調を崩した時の融通が利きやすいです。また、産休や育休などの制度も整っています。特に女性ならではの、生理休暇の扱いなども配慮されていて安心感があります。
また、服装の制限がないのも個人的には嬉しいポイントです。アクセサリーやネイルも自由ですし、リモートワーク時は化粧しなくても大丈夫。こういった自由さも、モチベーションアップにつながっています。
さらに、女性エンジニアとしての視点から特筆すべきは、Arkthでは性別による差別や偏見を感じたことがないことです。純粋に能力と実績で評価されるので、とても働きやすい環境だと感じています。
Q:最後に、Arkthで働く魅力や、これから入社を考えている方へのメッセージをお願いします。
末永:Arkthで働く最大の魅力は、常に成長し続けられる環境だと思います。技術の進化が速いIT業界において、Arkthは常に最新の技術にチャレンジする姿勢を持っています。そのため、エンジニアとして技術力を磨き続けることができます。
また、プロジェクトの多様性も魅力の一つです。Web開発から機械学習まで、幅広い分野のプロジェクトに携わることができます。これにより、特定の技術に特化するだけでなく、幅広い知識とスキルを身につけることができます。
さらに、フラットな組織文化も大きな魅力です。年齢や経験に関係なく、良いアイデアは積極的に取り入れられます。これは、若手エンジニアにとっても、自分のアイデアを実現できるチャンスがたくさんあるということです。
これから入社を考えている方へのメッセージとしては、「失敗を恐れずにチャレンジする姿勢」を大切にしてほしいと思います。Arkthは、新しいことにチャレンジする人を応援してくれる環境です。たとえ失敗しても、そこから学びを得て成長できる文化があります。
また、技術だけでなく、ビジネス面にも興味を持つことをお勧めします。Arkthでは、単なる技術者ではなく、お客様の課題解決のパートナーとして働くことが求められます。技術とビジネスの両面から物事を考えられる人材が、特に活躍できる環境だと思います。
Q:貴重なお話をありがとうございました。末永さんの経験と視点から、Arkthの魅力がよく伝わってきました。これからもご活躍を期待しています。
末永:こちらこそ、お話しする機会をいただき、ありがとうございました。Arkthの一員として、これからも成長し続けていきたいと思います!