中村：中村綾夏です。shabell新潟支社には、今成さんに続き、今年の2月に入社しました。
高校卒業後は東京に上京し、公務員専門学校へ入学。学校での姿を評価され、教員にならないかと声をかけていただき、卒業後は教員の道に進むことを決めました。その後は新潟県庁村上支社で臨時職員として働いていました。
中村：いえ、実は違うんです（笑）高校卒業後の進路を決める際に、もともとは服飾系や美容系などに興味があったんですが、両親から「安定した進路が見込める進学先にしなさい」と言われたんです。せめて新しい環境に飛び込んでみたいと思い、東京に上京することを選択しました。入学前はすごく堅いイメージの学校だったんですが、いざ入学すると本当に多種多様な人がいて、田舎で育った私は強烈なギャップを感じました（笑）
専門学校での経験から、学生の立場から学校に対して思う事はたくさんあって。この思いを、これから公務員を目指して入学する子たちに役立てたいと思うようになり、教員の道に進みました。
教員の仕事は思っていた以上に楽しくて、自分には向いていると思いましたね。私は元々勉強が大嫌いでモチベーションも低い学生でした。だからこそ、勉強が苦手な学生や、勉強をする意味に気づいていない学生の気持ちがとても理解できたんです。そこで学生向けの言葉選びをしたり、モチベーションが下がっている学生には目標を見つけて励ますケアを意識したりしていました。学生から頼られたり、クラス全体がイキイキと明るかったりするのを見るのはとても嬉しかったです。
中村：その後のキャリアとして、結婚と出産、そして離婚を経験しました。教職にやりがいを感じていましたが、コロナの影響も重なり、子育てをするには地方で暮らしたほうが良いのではないかと考え、Uターンを決意しました。
しかし、なかなか転職活動がうまくいかず、就職先が決まらないまま村上市の実家に戻ることになりました。たまたま見つけた新潟県庁村上支社の臨時職員として採用していただき、そこで働く中で新潟県が抱える問題や地域活性化に貢献したいと思うようになりました。そんな考えを持っている中でshabellを見つけて、現在に至ります。
shabell新潟支社では、メディアの運用、ライター業務に従事しています。
中村：shabellの求人を見つけた時、純粋に「面白そうな会社だな」と感じました。もちろんベンチャーで新規事業を作っていくということに関しては、将来の安定性に多少不安はありました。ひとり親としての責任があるので。ですが今の時代、将来の安定を探すこと自体が間違いだろうと思ったんです。その会社が何年続いているかとか資本金がいくらなのか、という視点ではなく、「自分がどういうものを作り上げていくのか」ということが大事だと思いました。
自分が本当に楽しいと思えることをしたいと思っていますし、そう思えたのがshabellでした。自分の働きが会社や自分の街に影響していくことを考えると、ワクワクしが止まりません！
中村：最終面接のときに、代表から「支社長をやるつもりで頑張って」と言われたんです。大企業で葛藤していた自分としては、その言葉に、とても心が燃えたのを覚えています（笑）
今までの教職でのキャリアでは、「自分のクラス」という限られた場所での関わりでしたが、shabellではもっと主体的に全体のことに関わっていきたいと思っています。まずはSEOの知識やライティングスキルを身につけることがミッションですね。その結果として、shabellbase（オウンドメディア）の検索順位を上げていくこと、そして支社長になることを目標に日々励んでいます。
今回は、シングルマザーで新潟へUターンを行った中村さんへ取材をさせていただきました。「誰かのために」という熱い気持ちを持った素敵な方です。shabellのビジョンを擬人化したような人でした（笑）
中村さんの今後の活躍が、キャリア選択に不安を抱く「働くママ」の背中を押していきます。
そんな一瞬一瞬の成長を逃さないよう、wantedlyでは今後も社員の活躍を綴っていきます。
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