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【社員インタビュー#1】「仕事はもって半年だった」飽き性だった僕がエンジニアのマネージャーになった話

こんにちは!コムデ人事課の森です。

遅ればせながら、本年もどうぞ宜しくお願いいたします!

2021年一発目のインタビューは、、、

「フロントエンドエンジニア」兼、日本及びフィリピン支社のエンジニアを取り仕切る「マネージャー」のこの方です!

稲葉勇人(Hayato Inaba)

大学:早稲田大学創造理工学部建築学科(途中退学)平成5年生まれの27歳             出身:静岡県伊豆市(美味しいお寿司や温泉が恋しくてコロナが流行する前は月1ペースで帰省していました)                                           趣味:お酒を飲むこと / サウナ / シーシャ(※水タバコ) / アニメを観ることなど

自称クズ(笑)だったという彼がどんな進化を遂げたのか、その理由について迫ってきました!

ぜひご覧ください!

ー大学在学時のことを少し教えてください!

稲葉:早稲田大学創造理工学部建築学科に3年間、在籍していました。高校生の頃、早稲田の過去問だけを解き続けた結果、滑り止めは全落ちで、奇跡的に第一志望の早稲田だけ合格しました(笑)当時は、建築家としてのキャリアに興味があったので建築学科を選びましたが、入学後早々に違うってなってしまい進路変更しました。

ーそうだったんですね。建築家を選択肢から外した理由は何でしたか?

稲葉:2つあります。

まず1つ目は、「挫折感」です。

周りは、前々から専門で建築について勉強している人や建築家の親を持って実践的な下積みの経験をしてきている人ばかりでした。更に、学部には全体で200名以上の学生がいるのですが、将来的に設計の分野で活躍できるのはその中でも居て1名と聞いて..。周囲と比較した時にレベルの差もそうですし、そこに向かう姿勢や気持ちまで何から何まで僕とは全然違って見えたんです。

建築家としてキャリアを形成する厳しさを知って、早くもそこで自信を喪失してしまいました。

2つ目は、「方向性の違い」です。

大学のデッサンの授業で感じたことなのですが、MacBookを使用して授業する大学がほとんどな中、僕が通っていた大学では手書きデッサンの授業が主流でした。もちろん意味があってのことだったんだろうとは思うのですが、当時の僕はというとアナログ的な作業で「アート的な感性を養う」みたいなやり方は自分には向いていないなと感じていました。さらに、個々の個性やセンスで生まれるデザインが、受け取る側(先生)の好みやさじ加減で評価されてしまうのも全然納得がいかなくて「これって意味ある?」と正直嫌気が差していました。

当時から合理的なタイプで、物事に対して「効率」や「意味」を考えて取り組むようなところがありました。そのため、どこかで「無駄なんじゃないか」と思ってしまうようなポイントがあるとプツっと途切れてしまうような脆さもあったと自覚しています。今思えば、きちんと調べてから選べばよかったって感じなんですけど..。

ーなるほど、そういう理由が。では、そこからすぐに大学中退を?

稲葉:いえ、大学3年生までは在籍していました。ただ、吹っ切って学生生活を遊びに費やした結果、単位不足に陥り中退を・・・。当時はバンドサークルや飲みサーなど複数のサークルに入り、バイトも転々としていました。ものすごく飽き性で1つのことに楽しみを見出せない上、好奇心も強かったので気持ちの赴くがまま大学在学時だけでざっと20社は経験したかと。

ーえ!20社?!1年で7社経験していたという計算ですが(笑)

稲葉:はい、家庭教師やコールセンターなど、アルバイトだけでなく派遣に登録してとにかく色々経験しました。

ーすごい...!1つのことを継続するのも難しいですが、新たな環境に次々と飛び込んでいくというのも相当勇気がいることかと。

稲葉:僕は、継続することこそ出来ないですが、飽き性な性格がゆえに新しい環境に飛び込むことはあまり苦ではなく、むしろ環境の変化を楽しむことができるタイプだったように思います。

ー退学以降、コムデ入社までの間は何をしていましたか?

稲葉:一番直近だと新宿歌舞伎町でホストをやっていました!

ー噂には聞いていましたが本当だったんですね!笑

稲葉:はい、本当にやっていました。3ヶ月間だけだったので、トイレ掃除だったり、ヘルプで先輩の席に着いてお酒を作ったり、コールのタイミングでお酒を飲む担当でしたが(笑)

ーでも、なんでホストを?

稲葉:ホストやる前からプログラミングの勉強をしていて、今後エンジニアとして正社員で働き始めると想定した時、今のうちにやりたいことはやっておかないと!って思ったんです。そこで面白そうで興味のある仕事を片っ端から経験していったんですが、その中の1つがホストでした!「マッサージ」「海の家」「開発中ワクチンの治験」「駐禁対策で助手席に座っているだけのバイト」など少し変わったアルバイトもしていましたよ(笑)

ーへえ〜面白い!!そこからのエンジニアへの転向。コムデ入社への経緯と併せて教えてください。

稲葉:学生の頃からWebサービスには興味があったんです。いつか起業したいと思っていて、そのアイテムとして考えていました。そのため大学中退後からは少しずつプログラミングを勉強していたんです。

それから、22歳頃ですかね?かつての大学時代の同期は就職が決まっていくんです。自分の人生を振り返って、将来を想像した時に「バイトばっかりで好きなことをするのも楽しいけど、頭使って腰据えてもっと真剣に働いてみるっていう経験も必要なんじゃないか」って思ったんです。

そんな時に、タウンワークで調べてコムデを見つけました。「初心者OK」っていう文字だけ見て、事前に何かを調べることもなく、正直かなり軽い気持ちでエントリーしました。

ーでもそこから3年以上続いているわけですよね?その要因って何なんでしょうか?

稲葉:何も取り繕わず話してしまうと、1年目はモチベーションなんてありませんでした。最初はアルバイトとして採用してもらったんですけど、仕事への取り組み方はかなりいい加減で無責任だったかと..。

今は直接お客様とやりとりをすることも増え、エンジニアとして最大限お気持ちを考慮した提案やサポートをすることに意識を向けることができるようになりましたが、当時は表に出る機会もなく、ただただ自分勝手に仕事をしていました。

今考えたら本当にあり得ないんですけど、寝坊して昼の12時に電話で起こされるみたいなこともあって...。そんな僕がこうして4年目を迎えられているのは、純粋に「会社がこんな僕でもクビにせず見放さないでいてくれたから」だと思っています。

そして飽き性な僕でも辞めたいと思わなかったのは単純ですが「仕事が面白かったから」です。

コムデには本当に色々な案件があって、毎回違った案件に携われるので物凄い充実感を得ることができたり、仕事のことを考えPCをカスタマイズしてみたら生産性が爆上がることを知ってのめり込んでみたり・・と日々発見が多く、面白いんです。

ー確かに!制作に関わるメンバーみんな「案件が豊富で面白い」って口を揃えて言いますもんね。

ところで少々擦れていた稲葉さんが、今やマネージャーとして活躍されていますが「組織人」としての自覚を持つようになったのはなぜでしょう?

稲葉:仕事にも慣れてきた頃、当時直属の上司にあたる教育係とさらにその上のマネージャーが立て続けに退職してしまったんです。一気に社歴が一番上になったことで焦り「しっかりしないと」と気が引き締まったのを覚えています。プレイヤーとしての目線ではなく、売上や採用・教育など ”経営側” の目線がプラスされたことで今までの立場では得られなかった情報を得るようになり、そこからは視野が一気に広がっていきました。

いずれは起業したかったので、その為にはマネジメントの経験は必須だと思いましたし、20代前半で幅広く裁量を持たせてもらって様々な経験をさせてもらえるっていうのは自分にとって最大のチャンスだなと。

視点が変わったことで物事の認識を改めるようになり、仕事への取り組み方も変わりましたね!

ー物凄い変化ですね!それで、現在コムデではどんな役割を?

稲葉:日本及びフィリピンのエンジニアのマネジメントを担当しています。リソース状況の確認をし案件を割り振ったり、案件が詰まったときのフォロー、採用、評価、外注発注などの管理全般を行っています。現在はプレイヤーとしてのタスクも多いので、プレイングマネージャーとして役割を両立しているような状況です。

ー幅広く業務を担当されているのですね!それでは、プレイングマネージャーとして工夫していることを教えてください。

稲葉:まず、「エンジニア」として工夫していることは2点あります。

1.身の回りの環境をアップデートすること

具体的には、同じコードを2度以上書かなくて済むように「テンプレート化」を進めたり、ショートカットキーを覚えて時短をしたり、ファインダーのフォルダの構成などにもこだわって「効率」をとにかく突き詰めました。ソフトや環境などにテコ入れをすることは作業効率を良くすることに繋がるので、今も習慣として続けています。

2.得意を極めること

周りができていないことの中で自分が得意としているものを極めていくことを意識しました。社内においてその道のスペシャリストになることは自身のバリューを高めることに繋がると思ったんです。得意を生かして存在をアピールしました!(笑)

さらに、「マネージャー」として工夫していることも2点あります。

1.仕組み化

僕一人で多くの新人さんを指導するのには限界があるので、工数をコントロールする目的で始めました。マニュアルをまとめ「仕組み化」を進めることは、結果的にメンバーの自立を促進し、個人の成長速度を上げるという利点があることが分かりました。

2.個人に合わせたマネジメント

エンジニアも個人によって得意不得意があります。無理に欠点克服をしてもらうより、”得意を伸ばす”を意識した方がお互いにメリットが大きいと思っています。個人を尖らせて生き延びる会社にしたいですね。それぞれの良さを生かして会社として大きくなれたら嬉しいです!

ーそれでは、今後チャレンジしていきたいことを教えてください

3点ありまして、1つ目は「ビジネスマナー」を身につけることです。

エンジニアとしてお客様先に出ることもあるので、社外に出ても恥ずかしくないだけのマナーは身に付けないとと思っています。

それから2点目は「マネジメント力向上」です。

建次さん(※弊社の取締役)のマネジメントの仕方を盗んで、1人でエンジニアのマネジメントができるように成長したいです。建次さんは視野が広い上、個人の悩み・不安をキャッチアップするのが上手ですし、厳しいことを言う時も必ず一旦相手に同調できるんです。僕にはまだその力がないので、困難な局面を乗り越え、マネージャーとして自信をつけていきたいです。

3点目はエンジニアとしての技術的な成長です。

Vue.jsとReact.jsを取り入れたWebアプリを作りたいです。あとは、マーケティングや動画もやってみたいですね!コムデは領域がかなり広くなってきているのでその基盤を生かして新しい分野にもチャレンジしたいと思っています。

そして、将来はやはり起業したいです。自分で1から何かやってみたいなって思っています。

その為にも現在携わっている下流工程だけでなく、コンテンツ制作やマーケティングなどの上流工程にもチャレンジし、Webの知見を増やしていけたら楽しいかもって思っています!

ーそれは楽しみですね!稲葉さんの更なるご活躍を期待しています!

ーそれでは、最後に求職者の方へ一言お願いします!

正直きついこともありますが、コムデは飽き性な僕でも続くくらい案件の領域が広く、日々ワクワク仕事してもらえる環境だと思います。

自分が持っている能力以上の案件にアサインされることもあるので、成長のスピードはかなり速いですし、フロントエンドエンジニアでもバックエンド側の仕事もするので、フルスタッグなエンジニアとして将来活躍したい人にもぜひ来て欲しいですね!

ちなみに先ほど話した僕のクズ話に共感してしまった人は今は残念ながら落ちてしまいますが(笑)前向きに変化を楽しめるはぜひご応募ください!ぜひ一緒に良い仕事ができる日を楽しみにしております!

「ビジネスマナーを教えて欲しいです」と普段から意欲的な稲葉さん。苦手なことに向き合ったり、積極的にチャレンジし続ける姿勢に、私自身いつもハッとさせられています!

今回も最後までお読みいただきありがとうございました♡

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