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【イベントレポート】東京ゲームショウ トークセッション「~カワイイから始まる、日本のブロックチェーンゲームのマスアダプション化~」

2022年9月、ココネは「東京ゲームショウ2022」に出展した世界的なブロックチェーンギルド「YGG JAPAN」様の大型ブースにて、「ココネグループのweb3事業」「日本のブロックチェーンのマスアダプション化」をテーマにトークセッションを実施しました。

当日はたくさんの方にお越しいただき、お客様席はほぼ満席。
web3事業に挑戦するココネへの注目度の高さが伺えました。

今回はトークセッションの一部をご紹介します。

【テーマ】
~カワイイから始まる、日本のブロックチェーンゲームのマスアダプション化~

【登壇者】

※画像左から
Cocone株式会社 Meta事業本部 事業本部長 新井崇史
VOYAGER Japan Inc. CEO 趙訓濟
Cocone Connect株式会社 GameFi「ClawKiss」プロデューサー 栗原孝明


モデレーター
Cocone Connect株式会社 望月果南美

トークセッションではまず、Meta事業本部の新井より、
「『キャラクター(Character)』が存在し、『コーディネート(Coordinate)』要素を持ち、『遊ぶ(Play)』ことができるサービス=「CCP」と定義し、10年以上サービスを提供している。バトルや競争がなく、着せかえで自分の理想やカワイイを追及している」と、ココネグループについて紹介。

2019年度からココネの売上が200%増加していることや、web3事業における海外でのグループ会社設立の予定があることについて語られました。

また、ココネがこれまで特化してきたカワイイを届けるノウハウを取り入れ、親和性の高いサービスを提供したいとして、すでに海外でサービス提供している「Meta Livly」と、現在開発中の「ClawKiss」の概要を紹介。

その後、「ブロックチェーンのマスアダプション化」をテーマにトークを展開していきました。

※Meta Livly:https://metalivly.com/
※ClawKiss:https://clawkiss.com/

トークセッション

ーweb3のサービスに、女性は取り込めるのか?

新井:取り込めます。しかしハードルがあると考えています。
web2では女性向けのサービスを提供してきました。
しかしweb3はココネだけでは作ることができず、パートナーが必要です。

(そのうえで)外部要因や世の中の流れがかみ合うタイミングで、ハードルを下げられると、女性も取り込めると思っています。

栗原:技術・金融・英語のハードルもありますね。
あとは、web3はギャンブルの要素があるという印象も持たれています。業界全体でweb3は安全だというイメージに変える必要がある。

新井:女性向けのweb3タイトルがないので、コンテンツ自体を増やすことも必要でしょう。

:使いやすいシステム作りも必要だと考えているので、POST VOYAGERでもそこを中心に開発を考えています。

POST VOYAGER:ブロックチェーンネットワーク「MOOI」の開発を行うココネグループ企業

ー持続可能なエコシステムを実現するには?

栗原:お金を稼ぎたい人とゲームを楽しみたい人がいます。そのハイブリッドにしなければならないのかなと。稼ぎたい人はどんどんやめて出ていくので、楽しみたい人の心をどう掴むかがポイント。

新井:「Play to Earn」は今までなかった体験。
これを魅力に感じてもらえるかがマーケティング上の大きな戦略になると思います。
しかしすべてのお客様がそれを魅力としてしまうと、トークンエコノミーの崩壊が短期的にやってきてしまう。単純に稼げるだけではダメで、ゲーム体験を通して、どうやって多くの時間を使って遊んでもらえるかを考えたいですね。

:日本ではすでにゲームのエコノミーシステムが確立されていますが、それをうまくブロックチェーンにまだ反映できていません。

新井ココネが現在提供している『ポケコロ』では、今販売しているアイテムが、1年後に(アプリ内で)すごい価値になっています。アイテムのトレード機能もあるので、既存のお客様にとっては、web3の技術を導入してもスムーズに新しい体験ができるはず。

ーマスアダプション化するにはどうすればいいか?

新井:遊びたい、と思うコンテンツを提供できるか。
提供できれば一般のお客様も手に取ってくれると思います。
ウォレットを作るのはハードルが高いですが、一つ作ってしまえばいろいろ遊べます。

:投資を求めるより、お客様が楽しいと思えるものをつくることが大事
今まではお客様の資産(ゲーム内アイテムなど)は運営する会社に預けられ、それは会社の資産になっていましたが、web3ではお客様自身の資産となります。ただサービスの使い方が分かりやすいものでないとマスアダプションは難しい

栗原:そのためにはUI、UXも大事ですね。

:今まではなにかひとつのweb3サービスを利用しようと思ったら、様々なほかのサービスを使いこなさなければならないハードルがありました。最近は各社でも、ユーザビリティについても本気で考えられてきていて、マスアダプションが進んでいくんじゃないかなと思います。

日本発のweb3カンパニーとしてグローバルに挑戦するココネグループ。
東京ゲームショウという大きな舞台で、ココネの取り組みについてお話することができた、
とても貴重な機会となりました。

トークセッション全編の動画はこちらで公開されていますので、ぜひご覧ください!

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