【エンジニア】0⇒1の開発の面白さは、開発組織を超えた強いチームでプロダクト創りができること。CBcloud一人目のエンジニアとしてジョインした徳盛にCBcloudで開発する魅力を聞いてみた。
【コンセプト】
本記事では、CBcloudの社員を紹介していきたいと思います。第八弾は、CBcloud一人目のエンジニアとしてジョインした、徳盛(とくもり)のご紹介です。
【徳盛の略歴】
沖縄の大学院を卒業後、大手SIerに就職。エンジニアとして自社開発にも携わったのち、CBcloudの立ち上げフェーズに、一人目のエンジニアとしてジョイン。代表松本とは中高からの友人。現在、PM~ソフトウェア開発全般に関わる。SmaRyuPostとコンシューマー向け新規事業の開発に従事。
【CBcloud株式会社について】
■コーポレートサイト
■すぐに届くをかなえる配送マッチングプラットフォーム「PickGo(ピックゴー)」
■"物流を現場からスマートに" 変革する物流DXシステム「SmaRyu(スマリュー)」
■プレスリリース
■ミッションビジョンバリュー
【アーカイブ】
■大阪セールス:赤名(あかな)
【セールス(大阪)】『Osaka Base』第1号社員!大阪にはITベンチャー少ないなと思っている人には、「CBcloudがあるよ!」って伝えたい
■大阪セールス:野村(のむら)
【セールス(大阪)】『Osaka Base』第2号社員!好きなValueは「And, Have Fun!」苦しい時こそ笑顔で!
■東京インサイドセールス:實形(じつかた)・貝原(かいはら)
【インサイドセールス(東京)】顧客に「このサービスすごいですね!」って感動や喜びを提供できることがやりがい!〜インサイドセールス社員に聞いてみた〜
■22卒ビジネス職内々定者:T
【新卒内定者】CBcloud初の22卒ビジネス職内々定者!憧れの存在に近づくために、社会貢献性×事業成長性×個人の成長環境の3拍子が揃った道を選んだ。
■東京セールス:雁部(かりべ)
【セールス(東京)】部署の垣根を超えてコミュニケーションをとり、チームで仕事ができる環境。だからこそ、自分たちのプロダクトに自信をもって営業ができる。
■東京セールスマネージャー:小島(こじま)
【セールスマネージャー(東京)】「全員が売れる営業組織を作りたい。それがマネージャーとしてできること。」大手から転身した、営業マネージャーに「ベンチャーで働くことの面白さ」を聞いてみた!
■東京パートナーサクセス本部長:小原(おはら)
【経営陣】「ドライバーを幸せにしたい」代表自身の強烈な原体験と物流業界への課題意識・想いの強さに圧倒された。これまで数多くのスタートアップ支援をしてきた小原が語る、CBcloudの真の魅力とは。
高校時代の友人と仕事ができる!そんなワクワクした気持ちから、大手企業⇒立ち上げフェーズのスタートアップベンチャーにジョイン
人事:初のエンジニアインタビューです!よろしくお願い致します!
徳盛:ちゃんと話せるか不安ですが、よろしくお願いします!
人事:きっと私には分からない専門用語などもあるかもしれないのですが、読んでほしいのはエンジニアの皆さんなので気にせず話してもらえたら嬉しいです!都度ググりますので!
徳盛:分かりました(笑)
人事:徳盛さんは創業当初から、CBcloudに参画されていると思いますが、入社前はどんな仕事をされてたんですか?
徳盛:大手SIerでエンジニアをしていました。自社開発のプロダクトに携わっていたのですが、かなりニッチな業界向けのシステムでしたね。
人事:そうなんですね。1社目にその会社を選ばれたのってどんな理由だったんですか?
徳盛:当時仕事よりも自分の時間がほしい、という想いが強くて、大手の安定している会社で、そこそこお給料もらえればいいかなって思ってました。
人事:なるほど。そこから創業当初のCBcloudにジョインされたと思うのですが、大手安定企業と創業したてのスタートアップベンチャーだと何もかも違いますよね。どんなきっかけで転職したんですか?
徳盛:きっかけは代表の松本から電話があったことですね。中高の友人でもある彼から、いきなり電話かかってきてびっくりしました。電話番号登録してなくて、誰?って(笑)
人事:登録してなかったんですね(笑)どんな話があったんですか?
徳盛:飲み行こうと言われ、飲み行ったのがはじまりです。飲みの場では、軽town(PickGo for Businessの前身)の資料を見せてくれて、一緒にやらない?に言われました。
人事:すごいシンプルな言葉ですね。実際どう思われたんですか?
徳盛:単純に中高の友人と一緒に仕事ができるなんて面白い!とわくわくする気持ちが強かったです。やってみたい!と素直に思いましたね。また、ちょうど現職にもどかしさを感じていたタイミングでもありました。先ほど話したようにニッチな業界向けのシステムだったので、ユーザーが見えづらく、もっとユーザーに近い立場で開発をしたいと思っていました。
人事:タイミング的にも良かったんですね。でも大手の安定した企業から、ベンチャーに飛び込むのは、正直迷いってなかったんですか?
徳盛:なかったですね。先程伝えたような、わくわくする気持ちがやはり強かったです。松本が「物流業界の負を解決したい」と強い意思で仕事をしている姿にも魅力を感じました。また、一人目のエンジニア採用ということもあり、エンジニア組織を0から作っていけることも面白そうだな、と感じました。
人事:不安よりも、面白そう!やってみたい!とポジティブな気持ちが強かったんですね。
徳盛:そうですね!ただ実際、一人目のエンジニアとして入社してからしばらくはめちゃくちゃ大変でしたね。
※合宿中の一コマ
エンジニアはたった一人。0→1の開発において、フロント、サーバーサイド、アプリ、インフラ、全てを担うのは大変だったけど、頑張れたのは、チームの結束感があったから。
人事:入社してから、まずどんな仕事をされたんですか?
徳盛:2016年の7月に入社し、そこからKDDI ∞ Labo(ムゲンラボ)の採択のある9月までに、松本が構築していたシステムの刷新を2か月でしなければいけない、というのが最初の仕事でした。
※KDDI ∞ Labo(ムゲンラボ):KDDI(株)が提供するアクセラレータープログラム 。PickGoの前身「軽town」は第10期のプログラムにて、KDDI∞Labo賞を受賞。事業加速のきっかけとなった重要採択。
人事:KDDI ∞ Labo(ムゲンラボ)の採択ってCBcloudの事業加速の大きなきっかけとなったプログラムですよね?入社してすぐその採択に向けての開発を0から、となるとなかなか大変そうし、プレッシャーも大きそうですね。
徳盛:めちゃくちゃ大変でした。元々前職では、webフロント、サーバーサイド周りの開発をメインで担当していたのですが、入社してからは、エンジニアは一人なので、アプリケーション開発だけでなくインフラ設計から運用まで全てをやらなくてはいけなかったのが一番苦労したところですかね。初めてAWSの勉強してみたり、途中でGCPに切り替えることになったり、短期間で吸収しながらアウトプットだす、というのが中々大変でしたね。
人事:それを一人でやられてたんですもんね。頑張れたのは、どんな理由だったんでしょうか?
徳盛:CBcloudへの転職は自分の中でもチャレンジ的な位置付けだったので、成果を出せなければ1年で辞める覚悟でジョインしました。なので、入社してからの1年間は死に物狂いでやっていましたね。。あとはコードをかいているのは一人ですが、プロダクトは皆で作っていたので、それが頑張れた一番の理由ですかね。サークルのように朝から晩までみんなでプロダクトのことを考え、議論し、作っていた時間は楽しかったです。時にはプレステしたり、徹夜でカラオケしたり(笑)
人事:チームビルディングの一環ですね!(笑)チームのメンバーがいたから頑張れた、というのが大きいんですね。出来上がったときの達成感すごかったんでしょうか?
徳盛:達成感というよりはちゃんと動くかな?という不安の方が強かったですね。
人事:リアルな声ですね。でもあの場で最優秀賞を受賞できたからこそ、今のCBcloudがあるといっても過言ではないですよね。感謝です!まさに0⇒1のプロダクト立ち上げを経験されたと思うんですが、その面白さってどこにあるとお考えでしょうか?
徳盛:職種関係なくチーム感がより強くなることだと思います。0→1フェーズだと特に、職種など気にしてられないんですよね。開発側もビジネスに要求するし、逆もしかり。もちろん1→10フェーズでもありますが、よりその感覚が強いと思います。あとはやったことが数字に反映されやすいのも面白いと思います!昨日やったことが、翌日には跳ね返るので、PDCAが回しやすくやりがいも感じやすいです。
人事:プロダクトや会社規模が大きくなって、当時とは進め方も大きく異なると思うのですが、実際もどかしさを感じることってないんですか?
徳盛:正直ありますね。でもデメリットだけでなく、規模が拡大するからこそ、できることも多くあると思っています。デメリットに感じる部分は、いかに楽しむか?面白くするか?ということを考えるようにしています。例えば、制限がある中で、このサイトのパフォーマンスをどうあげるか?と考えてみたり。自分の発想を変えて楽しめる方法を探しています。
人事:自分の発想を変える、って大事ですよね。
徳盛:そうですね。あとは疲れたなあと思ったらお酒です。
人事:徳盛さん、酒豪のイメージです(笑)
徳盛:どうでしょう(笑)ウイスキーは翌日残らないので平日もオススメですよ!少し冗談が混ざりましたが、自分の息抜きやリラックスできることをちゃんと持っておくのも大事ですよね。
人事:そうですね!
解消できるうちに、強い意思を持って技術負債に向き合っていくことが大切
人事:過去のお話を伺ってきたのですが、改めて現在取り組んでいることについて教えていただけますか?
徳盛:CBcloudには今複数プロダクトがありますが、将来的に各プロダクトの責務をはっきりと分け、プロダクト間の連携を強化していきたい、というのが大きなテーマで取り組んでいることです。
人事:もう少し具体的に教えてもらえますか?
徳盛:PickGo for Business(toB)/PickGo(toC)/SmaRyuTruck/SmaRyuPostという複数のサプロダクトがありますが、プロダクトの相関性が非常に高いんですよね。物流業界の負を解消したい、という大テーマの元、PickGo for Business(toB)から始まりましたが、やっていく中で様々なニーズ・課題がでてきてそれらを解消するために、SmaRyuなど新たなプロダクトが立ち上がってます。
ただ、別々のチームで個別にスピード感を持って立ち上げてきたのもあり、複数のプロダクトで機能が重複していたり、本来PickGo for Businessにあった方が良いデータがSmaRyuにあったりと、連携をせずにプロダクト単体で完結しようとしているのが現状です。これらの問題を解消し、プロダクト間の責務をしっかり切り分け、お互いに連携していきたい、という想いが強いです。
人事:なるほど。確かにPickGoとSmaRyuの相関性は高いですよね。最終的には両方使ってもらうことが、顧客の課題解決にもドライバーの価値向上にもつながりますよね。
徳盛:はい。プロダクト間の連携を強化していくことで、より顧客にできる提案なども増えてくると考えています。ただ、それを実現していくためには、まず個々のプロダクトの技術負債を解消しに行く必要があります。
人事:よく「技術負債」ていう言葉をよく聞くのですが、この負債はどのプロダクトにもあるようなものなんですか?
徳盛:そうですね。完全に綺麗なプロダクトはないんじゃないですかね。ただ解消できるか、できないか、はあると思います。解消できない負債を抱えているプロダクトはやっぱり良くないですよね。解消できるうちに、負債を認識し、意思を持って取り組んでいくことが重要だと思います。
人事:解消できなくなる、というのはどういう状態なんでしょうか?
徳盛:影響範囲が分からなすぎる状態になってしまうことですね。悪いことではなく、人ってやっぱり一定入れ替わるわけじゃないですか。立ち上げ当初のドキュメントてあまり残ってていなかったり、どんな意図でこのコード書いたんだ?というのが分からなかったりすると、手をつけられなくなってしまうんですよね。その上でさらに新しいコードを付け足したりすると、さらに煩雑になってしまうので、そうなる前に取り組むことが重要、ということですね。
人事:具体的な取り組みについて、何かあれば教えてもらえますか?
徳盛:もともとのコードがScalaとAngularJSでやっていたのを、RailsとNuxt.jsに置き換えてやっていたりとか。モバイルでいうと、ドライバー向けのアプリをWebviewやっていたのを、Flutterでやろうとしていたり。徐々にではありますが、負債の解消が進んでいる実感はあります。
人事:ありがとうございます。一方で、新機能の追加など、頻繁に行われている印象なのですが、そのバランスってどれくらいなんでしょうか?
徳盛:バランスとるのは難しいところですね。今は依頼画面統合というプロジェクトが走っていますが、それをするためには負債の解消も同時にやらないといけない部分も多く、うまく同時並行でできている一方、時間がかかってしまうというデメリットもあるのですが、今ここを時間かけてでもやるべき、という判断のもと皆で頑張っています。
人事:長い目で見た時に、今時間をかけてでもやる、というのは大事ですよね。
徳盛:そうですね。あとはプロダクトによっても異なりますよ。例えば、コンシューマー向けPickGo(2020年4月に立ち上がったtoC向け新規プロダクト)などは新規開発が中心ですね。
人事:複数プロダクトがあるからこそ、開発フェーズも異なり、幅広い経験が積めるのは面白そうですね!
部署の垣根を超えて「ありがとう」が飛びかう組織
人事:少し話は変わりますが、人の観点についてもお話聞かせてもらえますか?社員の好きな所など教えてもらえたら嬉しいです!
徳盛:働いている人たちが好きですね。やっぱりみんな頑張ってるんですよね。
人事:頑張ってる、というのはどんな感じでしょうか?
徳盛:難しいですね。なんというか、皆前向きなんですよね。日々大変なこととか、突発的な課題などがふりかかってきても、愚直に業務に向き合っているというか。プロダクトを少しでも良くするために、努力できる社員が多いと思います。
人事:私も入社してから、その前向きさはすごい実感しています。ちなみに、ビジネス側ともコミュニケーションは結構発生しますか?
徳盛:かなりありますね。もちろんプロダクトを作っていく中で、ぶつかることもありますが、コミュニケーションとしてはすごく気持ちいいものが多いです。例えば、バグが起きたら、関係者meetに集まって会議しながら、修正していくんですが、最後終わったら「ありがとうございます!」と、営業やカスタマー部隊から言ってもらえるんですよ。僕らからしたら、「バグを起こしてすみません」という気持ちが強くて、怒られるものだと思ってるので、感謝の言葉が返ってくるのは嬉しいです。コミュニケーションとして、気持ちいいですよね。
人事:素敵ですね。
徳盛:はい、人が好き、というのは頑張れている理由の一つだと思います。エンジニアだけでなく、自分と違う領域の人と仕事をするのが楽しい、と思える人は、CBcloudは面白いと思いますよ。
※創業当初からのメンバー。左から営業マネージャー国本、代表松本、徳盛、パートナーサクセス(カスタマーサポート)谷津
自分のやりたいことが決まっていたらとことんチャレンジできる環境
人事:最後に、今のCBcloudでエンジニアとして働く魅力ってどんなところにあると思いますか?x
徳盛:明確に「will」さえあれば何でも自由にやらせてもらえる環境じゃないですかね。例えばFlutterやりたい、と意思が強ければ、Flutterやれますし、新規事業やりたい!という意思があれば、新規事業任せられますし。直近だと、セブンイレブンさんとのAPI連携をリリースしましたが、他にも大手とのアライアンス案件に関する新規開発が多くあります。一方でわりと堅くやっている既存開発もあるので、やれる領域はなんでもありますね。
人事:実際、やりたいと言えばそこにアサインしてもらえる状況なんですか?
徳盛:そうですね。今なら本当に「will」に沿った開発ができると思いますよ。語弊恐れずにいうと、人員に対して、プロダクトが急成長・急拡大していて、どこもリソース不足なので、優秀な方だと取り合いになるかもしれません(笑)
人事:活躍できるフィールドは多そうですね!
徳盛:はい。あとはやりたい「will」だけでなく、経験スキルも生かしてもらいやすいと思います。ちょっと前まではフルスタックエンジニアの募集をしてたんですが、最近はアプリやサーバーサイド、など得意な領域別の募集もしています。経験を活かしながら、フルスタックを目指したい、も可能ですし、この経験を極めたい、という志向の方ももちろん可能です。
人事:人事から見ていても、様々なプロジェクトがあるのがすごくよく分かるので、経験ややりたいことに会わせてキャリアを詰める環境がありそうですね。
徳盛:そうですね。あとは、やっぱり自分と違う領域の人と仕事をすることが楽しい!と思える人はCBcloud面白いと思いますよ。先ほども話したような、どの部署も事業やプロダクトにとにかく前向きな人が多いので、様々な視点からどうしたらプロダクトが良くなるか?を建設的に話し、プロダクト開発ができると思います。
今であれば、「will」に合わせて幅広いキャリアパス・業務を提供できると思っているので、是非一緒に良いプロダクトを作っていきたいですね!
CBcloud1人目のエンジニアとして、0⇒1の開発を担ってきた徳盛だからこそ、ビジネス側との関わりを大切にし、プロダクト開発に向き合っていることが伝わってきたインタビューとなりました。技術負債だけでなく、新規の機能開発も多くプロダクトが急成長している今だからこそ、エンジニアとしてのキャリアを広げられるチャンスが多くあることもお伝えできたら嬉しいです。
~人事の編集後記~
エンジニア初のインタビューいかがでしたでしょうか。言語など分かるかな?と心配でしたが、毎回丁寧に教えてくれた徳盛さんでした。0⇒1の開発を経験してきた徳盛さんだからこそ、技術負債に対して真摯に向き合われている姿印象的でした。今後も幅広い職種の社員インタビューを予定していますので、是非お楽しみに!