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社員インタビュー vol.05<#コフレフォトトレーナー>株式会社キャラットが大切にする『ストーリーフォト』とは

今回は、株式会社キャラットが運営するフォトスタジオで共通言語となっている「ストーリーフォト」についてです。株式会社キャラットでは、「ストーリーフォト(物語性を感じられるような写真)」を撮影することを心掛けています。この独自の表現が、どういった経緯で生まれた言葉なのかを深堀りしていきます。インタビューに協力して頂いたのは、「スタジオコフレ」で撮影クオリティを管理する、フォトトレーナーの岩田耕平さんです。

2007年からキャラットで撮影に携わり、現在は主にスタジオコフレのフォトグラファー育成を統括。岩田さん自身のキャラット歴と共に、「ストーリーフォト」という言葉で表される、株式会社キャラットの個性について語って頂きました!

―早速ですが、岩田さんはいつからキャラットで働かれていますか?

岩田 2007年夏に、アルバイトとして橿原店に入社し、翌1月から社員として働き始めました。当時はスタジオキャラットが出店ラッシュで、越谷レイクタウン店、春日部店、世田谷馬事公苑店など、多くの店舗オープンに携わりました。これまで20店舗くらい立上げに関わったでしょうか。

スタジオキャラットイオンレイクタウン店OPEN

―20店舗!凄いですね。元々フォトグラファーをされていたのですか?

岩田 前職はグラフィックやwebのデザインに携わっていました。けれどそこで、「デザイン制作に重要なのはやっぱり写真だ!」と感じたんですね。紆余曲折する中でスタジオキャラットに出会い、飛び込んでみたのがフォトグラファーになったきっかけです。撮影することはもちろん、人に教えるのが好きなのもあって、店舗立上げの際には教育を買って出ていました。

写真の学校を出た訳ではないので、周りの先輩や、本、講座に出たりして独学で学びました。一番のポイントは人に教えることです。なぜなら、自分ではわかったつもりでも言語化できていなくて相手に伝えられない。だから、どのように伝えると理解してもらえるかを考えられるからです。

「スタジオコフレ」が多店舗展開スタートした2019年から、オープンの度に撮影トレーニングを行っており、現在は「スタジオキャラット」「ブライダルスタジオクレール」「振袖スタジオラブリ」は別の教育担当が管轄し、僕は「スタジオコフレ」のフォトグラファーを専門に教育しています。

スタジオコフレ四天王寺スタジオでの撮影研修風景

―キャラットの中では、2大フォトグラファーのイメージです。本題となりますが、岩田さんが入られた2007年頃には「ストーリーフォト」という言葉はあったのですか?

岩田 概念としてはありましたが言語化しシェアしていたわけではなく、まだ店舗が少なかったので、スタッフ同士が感覚で共有していたように思います。当時、創業当初からいる社員の方が教えてくれた「キャラットらしさ」=「その子らしさを残す」という言葉があったんですね。「その子『らしさ』」というキーワードをしっかりと覚えています。この「らしさ」をどう写真に残すかがイコール、キャラットらしさだと理解していました。

―その頃から既に、現在と変わらない撮影でしたか?

岩田 結構違います。当時はスタジオもバック紙がメインでしたし、いわゆるニコッ、ぱちっ、と取る、止まっている写真、がメインでしたね。ただ、当時から「アシスト担当」は居ましたね。安全への配慮、衣装の乱れ対応、子どもとコミュニケーションを取る担当で、笑顔だけでなく、自然な表情や動きを引き出す。そんな役割でした。スタジオキャラットでは当時から既に、ストーリーフォトのような写真を目指していたという表れでしょうね。

―楽しそうな雰囲気だと、写真にもにじみ出ますよね。振り返っても「あの時楽しかったね」と会話も生まれます

岩田 当時から、「撮影時間を楽しく過ごしてもらう」ことが、「記念写真」という目的を超えて、本当に提供したいものだと考えていたのではないでしょうか。

スタジオキャラットアリオ八尾店にて仲良くなった男の子兄弟

―ストーリーフォトの原型はこうやって生まれたのかもしれませんね

岩田 そうですね。店舗が増えていったことで、スタッフの共通認識を明文化する必要がありました。そこで生まれたのが「ストーリーフォト」という言葉だったのだと思います。僕たちの定義として、ストーリーフォトは「映画のワンシーンのような撮影」としています。

―かなり具体的ですね。定義付けしたタイミングがあったのですか?

岩田 いえ、「この日」というのは無かったんじゃないですかね。ただ、世の中の動きを見ていると写真スタジオの写真もどんどん進化していたんですね。なので、個人的に「僕たちはこのままでいいのだろうか…。」と焦りや不安を感じていました。そんな中でスタジオキャラットじゃない、キッズブランドを出すことが社内で決まりました。それがスタジオコフレです。(当時はコフレフォトグラフィー)

社長からメインフォトグラファーをご指名いただき、キャラットではできなかった撮影やしくみをゼロイチで作っていきました。生みの苦しみはかなりありましたが、それまで「どうしてこうじゃなきゃダメなの」と個人的に感じていたことも見直せました。同じポーズの写真は何枚もいらなかったり、当時多くなかった「笑っていないけど何気ない表情や仕草がかわいい写真」を進めたり。毎日実験を繰り返していきました。

―実験結果はいかがでしたか?

岩田 お客さまからも社内でも大反響でした。それで、この方向は間違っていないと確信できましたね。ちなみに現在もお客さまから喜ばれている撮影後にスライドショーをご覧いただくことも反響が大きく、涙する親御様もたくさんいらっしゃいました。

あと、スタジオコフレではデータでお渡しする商品スタイルで、基本プランで75カット等、多くのデータ枚数になります。全部が笑顔で目線ありの写真って、撮られる時も大変だし、あとから見ても退屈してしまうんですね。物語には起承転結があるようにストーリーフォトにも緩急リズムをつけて、思い出や構成を大切にしようと考えています。

撮影で仲良くなったご家族と

―実験成功だったのですね。その後その撮影スタイルは定着していったのですか?

岩田 方向性というか、分かりやすい共通言語となったのはその後ですね。僕、コフレがオープンした翌年には再びスタジオキャラットの店舗立ち上げをしてたんです。

2013年の春日部店オープンの際、「コフレのメソッドをキャラットに持ってくるぞ」と意気込んでいました。で、一緒に真剣に考えてくれる後輩とスタジオで色々話していたら、うさぎのぬいぐるみが目に止まったんです。これをスタジオにある草むらに隠して、子どもと「あれっ?あそこに何か見えない?」「あ、うさぎさんがいるよ!」というやり取りをすれば、自然に動きを引き出せるよねって!その後、実際にやってみると「いた!」って叫んでお子様が嬉しそうに拾い上げてくれました。

ストーリーフォトに再現性が生まれた瞬間でしたね。そこから、こういった写真を撮るにはどういったことをやろうかと話し合いました。


スタジオキャラット春日部店のスタッフたちと

―確かに、子どもの仕草には子どもらしさが溢れていて、可愛い写真が多いですよね!まさに「そのこ『らしさ』」を大切にする、当時の感覚がちゃんと受け継がれていると感じます

岩田 そうですね、その子らしい仕草、その子らしい表情を引き出すのって結構難しいんです。緊張する子もいるし、お着換えが嫌だって子も普通にいますしね。けど、だからアシスト担当がいるんです。「作りすぎた表情」では感情が伝わらないので、親御さんが見たときにあまり嬉しい気持ちにはなりにくいんです。だからそこをどうしていけばいいか考えるのはとても大事です。あとは、ストーリー性や自然な表情の引き出し方をスタッフにどう身に着けてもらうか。そこをリードするのも奥が深いんですよ。

―実際に、スタジオコフレではどういった研修を行うのですか?

岩田 まさに「ストーリーを作る」練習をします。例えば、実際に撮った1枚の写真を見せて「この写真の状態になるには、どうすればいいか」を考えてもらいます。小物の持ち方も声掛けひとつで変わりますよね。

例えば、傘があったとします。それを僕たち大人が持つと自然と柄の部分を持ちますよね。けど子どもはそうとは限らない。畳んだままの傘を持って不思議そうに触る子もいれば、そもそも傘には興味ないくて床に置いちゃう子もいます。僕たちは、傘を開いて柄を肩に乗っける写真を撮影したいと考えていたとしても、そこにたどり着くまでの動作も「その子らしさ」です。状況に応じて撮影しつつ、「じゃあそれ開いたらどうなっているか見てみようか!」と少しずつリードします。子どもの反応は様々なので一緒に楽しんでますね。

スタジオコフレ新三郷スタジオでの研修風景

―岩田さんはお子さんとコミュニケーションを取るのがお好きなのですね。スタジオコフレではどんなことを目指していますか

岩田 スタジオコフレでは、「ストーリーフォト」という共通言語を独自に解釈した「スローフォト」という言葉を使ってブランドのカラーを出しています。スローフォトは、特にコフレらしさをプラスし撮影を通して、家族の温かさ、安心感をカタチにすることを大切にしています。

―最後に、岩田さんが「ストーリーフォト」、またコフレ独自の「スローフォト」を通して大切にしていることを教えてください

岩田 今って、スマホのカメラで誰でも綺麗に撮影ができます。そんな時代だからこそ、ストーリー性を感じられるプロの演出をハイクオリティで届けたいですね。正直、レンズやカメラにもこだわってますので。また、僕は撮影トレーナーとしてテクニック的なこともお伝えしていますが、それ以上にお客さまの気持ちに寄り添う撮影を届けることを大事にしようと伝えています。

ただ写真が上手なだけではAIでいいよって時代になるかもしれません。僕たち人間が心を持って撮影するから、記念撮影が温度感のある体験になるって僕は思います。

フォトグラファーが集まっての勉強会

岩田 撮影を通して、お客さま・スタッフ・できた写真を見た周りの人たちが、少しでも幸せなキモチになれたら僕の仕事には意味があるよねって感じられます。そうやって、自分の周りの人をハッピーに出来る人が1人でも増えたら嬉しいなって思ってトレーナーをやってるんです。

そう思うと写真は手段ですね。でも写真を撮るのが一般的になった時代だから、この手段を活かせる人も増えてると思います。写真を通して誰かを喜ばせたいなって思う人はぜひ僕たちと一緒に仕事しましょう。ああ、最後は宣伝になっちゃいましたね(笑)

スタジオコフレ東仙台OPEN時

今回は、スタジオコフレフォトトレーナー、岩田さんに、ストーリーフォトについてお話頂きました!

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