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主役不在の撮影会にも関わらず……参加者が歓喜した雨ならではの撮影

日本遺産「月の都千曲」を舞台にしたスーパームーン撮影会が前回に続き、今年も開催されました。スーパームーン撮影会は撮影方法を学んだ後、実際に撮影を体験するイベントになっています。カメラブと千曲市観光局が協働で開催したイベントには長野市県内から参加者が集まりました。

屋外での撮影会は天候に大きく左右されるのですが、月が現れる時間が近づくにつれ雲行きが怪しくなってきました……。実は、最後まで月を目にすることができなかったものの、参加者は大満足。参加者の声と共に、主役の月が不在でも大成功となったイベントの様子を紹介します。

好きな機材を試せる!ずらっと並んだ機材たち

姨捨の棚田は国の重要文化的景観や棚田百選に選ばれる、日本を代表する景勝地です。水が張られた田んぼに月が映り込む様子は「田毎の月」と呼ばれ、松尾芭蕉や小林一茶などの俳人が句を残した場所です。雄大な棚田で、前回に引き続き月の撮影手法を教えてくれるのは岩松晃一(いわまつこういち)さんです。事例写真の撮影秘話や、月を撮るために必要な設定をレクチャーする講師に対して、参加者さんはメモをとりながら積極的に話を聞いていました。

カメラブで用意した、夜間や月の撮影に適した撮影機材はこちら。

【Nikon】
ボディ
D810
レンズ
AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED
SP 150-600mm F/5-6.3 Di VC USD G2 (Model A022)
【Canon】
ボディ
EOS R
レンズ
EF16-35mm F2.8L III USM
SP 150-600mm F/5-6.3 Di VC USD G2 (Model A022)
【SONY】
ボディ
α7 III ILCE-7M3
レンズ
FE 16-35mm F2.8 GM SEL1635GM
Sports 150-600mm F5-6.3 DG DN(ソニーE用/フルサイズ対応)
FE 85mm F1.4 GM SEL85F14GM

「これは気になっていたやつだ」

「すごい豪華ですね……」

ずらっと並ぶ高級機材に参加者の皆さんも興味津々です。

日が沈むまではモデルさんを撮影します。どのような設定にしたら美しい写真が撮れるか、実際に撮影をしながら学びます。講師に撮った写真をみせたり、参加者さん同士で見せあって撮影体験を楽しんでいる様子が伝わってきます。

「これどうですか」

参加者さんがみせてくれた1枚。

一眼レフを購入したものの、家族写真を美しく残すために撮影技術をあげたいと参加してくれた方でした。モデルさんの表情をおさえながら青々とした棚田と明るくなりつつある町並みを見事にとらえた一枚です。

主役の月がないならば、違う月を創り出そう

日が落ちてきた頃、タイミングを合わせたかのように心配していた雨が降り始めました。やはり降ってきたか……残念な天候になりましたが、雨だからこそ撮影できるコンテンツも事前に用意をしていました。それが、こちら。

モデルさんの後ろにストロボをもった男性スタッフが立っています。ストロボがたかれるタイミングに合わせてシャッターをきると、キレイな写真が出来上がるのだとか。

重い傘を片手で支えながらもう片方の手が映りこまないように固定するモデルさんは、想像を絶する大変なポーズをしており、後ろでストロボを掲げるスタッフも体力勝負です。

地道に耐える裏部隊に対して撮影班は、皆で並んで「せーの!」と何度も声を合わせてシャッターを押し続けて楽しそうな雰囲気。次第に撮影しやすい場所を譲り合ったり、アドバイスをしたりと一体感が出てきました。

ストロボが光った瞬間をスマホで撮影しました。

夜景と光を撮るためにはシャッタースピードを遅くする必要があるらしく、一瞬しか光らない様子を撮影するのは想像以上に難しいようです。その一瞬を収めたときの喜びはひとしお。次々と喜びの声が聞こえてきます。

一体どんな写真が撮れたかみせてもらうと……

「これが私たちのスーパームーンですね」と参加者さん。

夜景とモデルさんが生み出す幻想的な写真が生まれていました。カメラが生み出す体験や価値に千曲市役所のスタッフさんも驚きを隠せません。

こちらも夜景と相まって、雨粒がきれいに光る幻想的な一枚を収めています。

新しい学びと体験を共有する楽しさ

カメラ歴もご年齢もばらばらな参加者さんでしたが、講師が全員と話ながらレクチャーをしていたこともあり、初心者の方も「写真を学ぶことがはじめてだったのでたくさんのことが新鮮でした。基礎から教えてくださりありがとうございます。」とコメントをくれました。

なかには、もともとGOOPASSを知っている方もいらっしゃり、

「GOOPASSとのイベントが千曲市で行われて嬉しいです!!色々とすてきなロケーションで皆と撮影できたら嬉しいです。」と嬉しい声をいただきました。

天候不良でスーパームーンが不在のまま終わったイベントでしたが、講師や積極的な参加者さんのおかげで唯一無二の思い出がつくれました。

「カメラと人の新たな関係をつくり心が動く景色を次の世代へ。」とパーパスを掲げるカメラブは、今後も心動かされる体験を届けるべく日本各地で撮影会を開催していきます。

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