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vol.79:ファンマーケティングは既存の広告宣伝を根本から変えるのか?

ファンマーケティング事業8年目のBOKURAです。
2022年11月現在、支援実績が260社に到達しました。

前回、
『vol.78:改めてBOKURAがやりたいことは何なのか?(BOKURAのファンマーケティング)』
…という内容でnoteにまとめてみましたが、今日はもう少し詳しく。

https://note.com/shishishi0429/n/n659a5e294efa



現在、日本国内には13の業界、196の業種があります(BOKURA調べ)
この中で、赤く色づけしている75の業種が
『ファンマーケティングに相性の良い業種』と定めています。

2015年~ファンマーケティング支援事業を進めているBOKURAのクライアント260社も、ほぼほぼこの赤く色づけしている業種が多かったように思います。
(一部BtoB企業などもあったため、全てではない)

※260社というのは、日本国内約400万社とすると、 260÷400万=0.0065%…とまだ1%にも遠く及ばない数字

広告の全体市場規模は2021年時点で約6.8兆円。

コロナショックで2020年の総広告費は2015年レベルまで低下しましたが、翌年にはすぐに回復。
ここから更に右肩上がりに市場規模は上昇していく見込み。

一方、
1年間での倒産件数は約7,700件。
倒産理由は、
・売上獲得が困難
・支払いできない
・従業員退職などにより業務がまわらない
・経営者の心が折れる
…など様々な理由があると思います。

事業を継続していくためには、
・株を売って資金調達(エクイティ)
・金融機関などから融資や借金(デッド)
・クラウドファンディング
・国や都道府県などからの補助金や助成金
…などの資金調達のための手法もいくつかあります。

ぼくはこの手法の一つにファンマーケティングが追加されていく未来を描いています。
※クラウドファンディングはファンマーケティングの手法の1つでもあると考えています。

経営者の多くが、
『今のままではジリ貧。』
『売上や利益を上げたい。』
『そのためには何か新しい施策が必要。』
『でも新たな施策にはお金がかかる。』
…というジレンマに陥ることが多々あります。

そんな時、

自社にファンが沢山いたら?
ファンに頼れたら?
ファンが自発的に色んな行動を起こしてくれたら?

ファンは色んな行動を起こしてくれます。
時には経営者や従業員の想像をはるかに超えるような動きをしてくれたり、その結果、大きな売上や利益をもたらしてくれることもあります

ファン一人ひとりの力はもしかしたら多額の広告宣伝費用を投下した施策には及ばないかもしれません。

それでも、ファンは自律分散型にそれぞれが結束しながら、色んな行動を起こしてくれることにより、多額の広告宣伝費用を投下した施策よりも大きな結果をもたらしてくれることも少なくありません。

もちろん、多額の広告宣伝費を投下した施策自体を広げてくれることもあるかもしれません。

ファンを創るには色んなメソッドがありますが、
まずは『ファンの力をしっかりと認識すること』
ここが第一歩なのだと思います。

多額の広告宣伝費をかけてある種一発逆転のような施策を実行するのはギャンブルのようなものだし、同業他社がうまくいったらしい…というような意思決定はこれからの時代、ますます通用しなくなっていくのだろうな、と。

より多くの自社のファンを創り、そのファンを可視化し、常にいつでも連絡取れる状態をつくっておく。
…これがこれからの時代を生き抜いていくための手段の一つになると考えています。
多額の広告宣伝予算を用意するよりも、その予算をファンのために使っていくとどんなことが起こるのか?

BOKURAが多くのクライアントと示していきたいと思います。
勿論、BOKURA自身も。

※ちなみに、BOKURAは、1~7期の決算状況から見るに、
売上総額:1,254,775,622(約12.54億)
広告宣伝費総額:306,278,416(約3.06億)
…という数字になっており、単純なROASを計算すると、
1,254,775,622÷306,278,416≒400%…と驚異の数字になっています。

また、この中でスポーツチームとのバーター契約分を引くと、
売上総額:974,132,450(約9.74億)
広告宣伝費総額:25,635,244(約0.25億)
…となり、こちらも単純なROAS計算すると、
974,132,450÷25,635,244≒3,800%…驚異的とかのレベルじゃ語れない数字
※売上の半分が地道なフィールドセールスと考えて3,800%の半分だとしてもROAS:1,900%も十分異常値。

自分で言うのもなんですが、これだけの売上を上げるために、大きな広告宣伝費を投下せずに来れた要因は、

①ファンマーケティングというプロダクトが時代のニーズに合っていたから
②多くのクライアントや関係者が他のクライアントを紹介してくれたから
③競合他社が少なかったから
④営業力があったから

…あたりかな、と。

つまり、
②多くのクライアントや関係者が他のクライアントを紹介してくれたから』
…この要因が大きかったのだろうと推測できます。

起業前の段階から、『宍戸君が会社立ち上げたら、仕事発注するね』…と言って本当に発注してくれた会社がいくつもあったこと。

起業後に、『きっと宍戸君の助けになると思うから●●さんと××さんを紹介するね』…と言って人脈をつないでくれた人が数人いたこと。

事業がうまく行っていない時に、『宍戸君が今体験している場所はみんな通る。その時に大事な心構えは●●で、次にやるべきは××だよ』…とアドバイスをくれた先輩経営者がいたこと。

事業が良い時も悪い時も、『BOKURAの事業の進むべき方向は間違いないから』『自分の居場所を作ってくれたから』『お世話になったから』…と事業を支えてくれた従業員が数名いたこと

…など、これら全てが、ファン創りの成果の一つだったんだろうなと思います。

0から1を生み出すことは本当に困難です。

でも、1になったものを2や10や100にすることは前者よりも難易度は低く、後者にこそもっともっと目を向けるべき。

BOKURAという会社がやってきたやり方で成功も失敗も沢山あったし、
クライアントと取り組んできたことやこれから取り組むことの中でも多くの成功や失敗があると思います。

そういった経験をどんどん表に出しながら、
ファンを創る重要性や素晴らしさ、ファンマーケティングの有用性を世の中に発信していきたいと思います。

今日は以上です。

BOKURA宍戸

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