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【前編】「天職を見つけた。まさにそんな感覚でした。」アパレル業界からホテルスタートアップの創業メンバーになった私がこれから挑戦したいこと。

BESTAYTEには、個性豊かでエネルギッシュな若き人材が集まっています。

今回は、創業メンバーのひとりであり現在は東京鶯谷にあるライフスタイルホテル「LANDABOUT TOKYO」のホテルマネージャーを務める濵田光紀さんに、過去どのようなキャリアを歩んできたのか、そして今後どのようなことに挑戦したいのかについて話を聞きました。
※この記事は前編です。後編はこちらから。

プロフィール
濵田光紀:1991年生まれ。兵庫県出身。日本外国語専門学校を卒業後、大手アパレルメーカーに入社。大型ショッピングモール内の店舗で販売員として接客に従事。その後、学生時代に学んだ語学を活かしたいという思いから都内でシェアハウス・ホステルを運営する会社に転職。入社1年後にホステルのマネージャーに抜擢され施設全体のマネジメントを経験する。2年半勤めた後、当時一緒に働いていた仲間と共に宿泊施設の開発・運営・管理を行う株式会社ベステイトを創業。初号案件である福岡市博多区のホテル「モンタン博多」の最前線で運営全般を担当し、現在は東京鶯谷のライフスタイルホテル「LANDABOUT TOKYO」のホテルマネージャー(支配人)として日々奮闘中。


新卒で入社したアパレル会社で学んだ社会の厳しさと接客の奥深さ


―ファーストキャリアとして選んだアパレルメーカーでの経験について教えてください。

外国語の専門学校を卒業後、新卒で大手アパレルメーカーに入社しました。昔から洋服は好きだったんですが、正直当時はあまり自分のキャリアについて深くは考えていなくて、ただひたすらに就職活動をしている中で運良く内定を頂けたので入社を決めた、というのが本音です(笑)その会社は海外のブランドも複数扱っていたので専門学校時代に学んだ語学のスキルを活かすチャンスはあるのかなとは思いました。仕事で世界中を飛び回ってる人ってかっこいいじゃないですか。今思えばすごく安直ですけど、自分が海外のブランドを担当することになったら出張で色々な国に行けるんじゃないかって勝手に想像していました。結局、配属先は国内のブランドで千葉の大型ショッピングモール内の店舗だったんですけどね。

店舗での最初の仕事は主に販売員としての接客業務だったのですが、直属の上司がめちゃくちゃ厳しい人で社会の厳しさを色々と教えてもらいました(笑)挨拶や礼節といった社会人スキルはもちろん、毎月ハードな売上ノルマを課されるのですが達成できなければ怒号の嵐で。。。怒られないように、どうにかノルマを達成しようと必死で工夫しました。新人なので出来ることは限られてますから、タイムセールの際は誰よりも大きな声を出そうとか、店舗の入口付近に立って一番最初にお客様にお声がけしようとか、お客様がどのエリアを度々巡回しているかを観察するとか、一つひとつは小さなことかもしれないけど徹底してやり抜き、どうしたらお客様に買ってもらえるだろうかを常に考え試行錯誤しました。上手くいかなかったことも多かったですけど、自分がおすすめした商品をお客様が買ってくれたときは本当に嬉しかったですね。

入社当初は「社会人ってこんなに大変なのか。やっていけるかな。」と不安でしたが、徐々に「ただ働いて給料を貰うだけでは駄目なんだ。結果を出して初めて給料を貰えるんだ。」と思うようになり、プロとしての自覚というか結果を出すことへのこだわりが芽生えました。また、様々な工夫をするなかで接客業の奥深さにも気づきました。表情や声色ひとつでお客様に与える印象が大きく変わり、それが売上やブランドイメージに直結すること。お客様の中には店員に相談したい人もいれば話しかけてほしくない人もいて、お客様それぞれが求めているサービスを瞬時に見極めて提供する必要があること。これといった正解がない世界で自ら正解を作り出していくのが面白くて、いつしか接客業にハマっていました。アパレルメーカーでのこれらの経験は今の仕事にも確実に活きていますね。

友人と行った海外旅行でホステルの魅力を体感、宿泊業界への転職を決意


―アパレル業界から宿泊業界に転職した経緯を教えてください。

アパレルメーカーではたくさんのことを学んだのですが、どこか自分の中で腑に落ちていないところもあって。洋服は好きなんですけど、洋服を売ることにはあまりやりがいを感じられなかったんですよね。次第に「これが本当に自分のやりたいことなのだろうか。」と考えるようになりました。そんな中、友人とフィリピンのボラカイ島というところに旅行に行く機会があって、旅先で宿泊したホステルでのスタッフとゲストの友達のような距離感とか自由気ままな雰囲気に「こんな接客の形もあるのか」と衝撃を受けました。お金を支払う人が偉いという上下の関係ではなく「訪れる人」と「迎え入れる人」といった対等な関係を目の当たりにして、これまでいわゆる「お客様は神様です」という日本式の接客スタイルが自分の中の当たり前だったのですが、その常識が一気に崩れ落ちるような体験をしました。それがすごく新鮮で、楽しくて、心地よかったんです。

それから長期休みの度にしょっちゅう海外旅行に行くようになりました。フランスやオランダにも行って、同じようにホステルやゲストハウスに宿泊したんですけどどこも楽しくて、いつしか「もしかしたらこれが自分のやりたいことなのかも。」という思いを持つようになりました。もともとそんなに後先を考えるタイプではないのですぐに会社を辞めてホステルの仕事を探し始め、運良く東京の茅場町に開業予定のホステルがオープニングメンバーを募集している求人を見つけたので勢いで応募しました。雇用形態はアルバイトスタートだったんですが、とにかく「ホステルで働いてみたい!」という思いが強かったのでなりふり構わずいきましたね。

―念願のホステルでの仕事はどうでしたか?

もう毎日が楽しかったですね。正直、アパレル時代は仕事に行くのがしんどいときが多々あったんですが、ホステルで働き始めてからは誇張なしに「早く仕事に行きたい!」と思っていました。オープニングメンバーだったのでみんなで一から開業準備を進めていたんですが文化祭みたいな雰囲気でしたね。当時はインバウンド全盛期で年々外国人観光客数は伸びていて、まだまだ宿泊施設数は足りない状況だったので、オープン後はすぐに外国人観光客で満室になりました。めちゃくちゃ忙しかったですが、自分がフィリピンやフランスで体験した「人と人の対等な関係に基づくフレンドリーで壁のない接客」を意識して実践する日々はとても刺激的でした。専門学校時代に学んだ語学のスキルを存分に活かせたのも嬉しかったですね。まさに「天職を見つけた。」そんな感覚でした。

そのホステルで出会ったのが後に一緒にBESTAYTEを創業することになる代表の石橋と押川だったんですが、石橋は僕が入社する1年前から同じ会社が運営する系列ホステルで働いていて開業を経験したいということで異動してきたようでした。同い年なんですけど1年先輩ということもあり、業務のイロハは基本的にすべて彼に教わりました。彼はもともと塾講師をしていたので教えるのが異常に上手いんですよね(笑)そのときから石橋はいつか自分の宿泊施設を開業したいと言っており、「一緒にやろうぜ!」と誘われていました。実際に物件も探していたみたいで、一度広島に一緒に物件を見に行ったこともあります。言うだけじゃなくてしっかり行動を起こしているところはシンプルにすごいなと思いました。

その後、1年間アルバイトとして働いた後に正社員になり、そのホステルのマネージャー(支配人)になりました。初めてのマネジメント職で戸惑うことも多かったですが、チームのメンバーに支えてもらいながら運営していきました。マネージャーとしてこだわったことはとにかく結果を出すことです。売上や稼働率もそうですが、OTA(予約サイト)でのゲストからの口コミ評価を最も重要視しました。口コミ評価ほど自分たちのさらなる成長に繋がる材料はないと思っていて、良い評価も悪い評価もすべてチェックしブラッシュアップしていきました。もちろんすべてのゲストから満点をもらうことはできないですが、予約の前段階でミスマッチを防ぐ手段はあるし、予約をしてもらったら少しでも満足して帰ってもらえるようにサービス強化に努めました。おかげさまですべてのOTAの口コミで高評価をいただき、国境を超えて度々リピートしてくれるゲストが現れるくらい人気の宿泊施設になりました。これは僕のひとつの成功体験ですね。

BESTAYTEの創業、新天地・福岡での怒涛の日々。


―そして、いよいよBESTAYTE創業ですか。

僕がマネージャーとして日々奮闘している中で、石橋は着々と起業の準備を進めていました。いきなり自社直営の宿泊施設を開業することは資金的に難しいと判断した石橋は、宿泊施設としての不動産活用を検討されているオーナー様に営業し、蓄積してきた運営ノウハウを基にオペレーターとして運営に入るというやり方を模索していました。この手法であれば基本的に自分たちはアセットを持つ必要がないので少資本で宿泊施設を始めることができます。もちろんきちんとした実績がなければ相手にされないですが、これまで関東圏で5施設、関西圏で1施設の開発や運営に携わり高稼働・高評価を維持していた実績とその運営ノウハウを体系化しきちんと説明することができれば、興味を持ってもらえる可能性は充分にありました。

すでにいくつかの不動産オーナー様にアプローチをしていたみたいなんですが、その中である会社様が「今度、福岡でホテルを開業する予定だから一緒にやろう。」と声をかけてくださいました。そこから一気に動き始めましたね。改めて石橋から創業メンバーにならないかと誘われたときは二つ返事でOKしました。昔から「どちらか選べと言われたらより面白くなりそうな方を選べ。」というのが僕の信条でしたし、きっとめちゃくちゃ忙しくなるだろうけど、おばあちゃんからも「若いうちの苦労は買ってでもしろ。」と言われて育ちましたので即決でした(笑)その後、きちんと引き継ぎを行ってから会社を辞め、BESTAYTEを創業し、創業メンバーみんなで福岡に引越ししました。

正直、その後の記憶は曖昧なんですよね(笑)とにかく会社の体制作りとホテルの開業準備に追われていました。ありとあらゆる手続きを行ったり、アルバイトスタッフの採用面接をしたり、客室に什器備品を設置して回ったり、やらなければいけないことが多すぎて職場と家を往復していただけで初めての福岡生活を楽しむ余裕なんて一切なかったです(笑)こうしてなんとかBESTAYTEの初号案件である「モンタン博多」をオープンすることができました。こちらもおかげさまでオープン後すぐに毎月稼働率90%を超える超人気ホテルになりました。メインのお客様はやはり外国人観光客の方で、僕たちの強みであるインバウンド対応力をいかんなく発揮できていたと思います。そこからは毎日現場の最前線で接客、予約管理、清掃、事務、イベント企画など、文字通りホテル運営のすべてを行いました。本当に怒涛の日々でしたね。

後編に続く。

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