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刺激と楽しさを求めて—— 高校教員志望だった私がスタートアップに飛び込んだ理由

 こんにちは!ベルフェイス人事責任者の西島です!今回は、役員の一人であり、プロダクトマネージャーである吉本にインタビューしてきました。実は、吉本はプロダクト事業部を束ねる役員でありながら、現在も福岡からリモートワークという稀有な働き方をしている人材でもあります。

 スタートアップに飛び込むことは、様々なリスクがついて回るため、一般的にはとても勇気がいることとされています。しかし、自分の成し遂げたいこと、譲れないことを追求するために勇気を持って参画する人もいます。ベルフェイスのプロダクト事業部長兼プロダクトマネージャーであり、立ち上げメンバーでもある、吉本もその中の一人です。今回は、元々、体育教師の道を志していた彼が、なぜスタートアップに関わることになったのか。その理由を語ってもらいました。

▶「なんとなく」抱いていた教員志望から、広告代理店へ

もともとは、体育教師になりたかったと聞きましたが…

 私は元々、高校の体育教師になろうとしていました。きっかけは、高校3年生の時に付き合っていた彼女に言われた「体育教師になったら?」という言葉でした。冗談のように聞こえますが本当です(笑)。今だから言えますが、当時の自分は部活のことしか考えておらず、将来のこと、高校卒業後の進路のことなんて真面目に考えてなかったので、言われるがまま進路を決め、教員免許が取れる大学に合格するために必死で勉強しました。

 その後、大学でもそれなりに勉強をして、飛び級して大学院に行ってみたり、専門学校で非常勤講師をしたりとしましたが、その中で本当に興味があるのは「体育」ではなく「人の心理的・行動的変化、成長」だったんだということに気づきました。ちょうど大学院では心理学や行動科学などを学んでいましたし。それもあって、最初は福岡の総合広告代理店へ入社したんです。

▶契機は、現ベルフェイスCEO 中島との出会い

総合代理店で勤務していた中で、何がきっかけでベンチャーへ?

 その会社は古くからある代理店だったので、新聞社やラジオ局関連の仕事が多かったです。その中でも年賀の名刺広告ってのがノルマで課せられるのですが、新人だったので付き合いがある企業などなく、どこにアプローチしようかと考えていた時、現ベルフェイスCEOである中島が当時やっていた『福岡の社長.tv』を見つけたんです。その時には既に約200~300社の経営者の方々が載っていたので、ここに掲載されている企業にアプローチすれば契約決まるだろうと…毎日、地元経営者のインタビュー動画を視聴してはアポ取りをしていました。

ある日「そういえばどんな会社がこのメディア運営しているんだろう?」と気になり調べたところ、たまたま家が近くて、しかも代表の年齢が1つ下で、当時起業家って周りにはいなかったので、「この企業、というかこの人はどんな人なんだろう…」と思い、とりあえず中島のTwitterをフォローしたのが始まりですね。

その後、結構早いタイミングで中島が「営業スタッフ募集してまーす」とツイートしてて、その時はまだ入社する気はそこまでは無かったですが、チャンスと思い、会いに行きました。一緒に食事に行くことになったんですが、てっきり2人で食事だと思いながら指定されたお店にいくと、その時中島の会社で働いていたスタッフの全員(5~6人くらいかな)がこっちを向いて座っていました(笑)。

ただ、すぐに感じました。一人ひとりが個性的でかつ活き活きしているんですよね。プロフェッショナルな集団という表現が近いかもしれません。何でこんな人たちが集まっているんだろうと気になりながら、中島とも話をしたのですが、彼の経歴(結構有名になってきてますが)はもちろん惹かれましたが、それ以上に考える物事のスケールの大きさと意義、かつ、細部へのこだわりには当時度肝を抜かれました。同世代だからこその“圧倒的敗北感”というやつですね。正直、悔しさもありましたが、それ以上に、同じ目線で物事を見ていくことが出来たら、今までの人生とは全く異なる景色が見えるのではないかとワクワクが止まらず、気づいたら入社の手続きを行っていました。

当時26歳で結婚して間もないタイミングでしたし、周りからは「何で?」と驚かれましたが、いわゆる「本能的に楽しさや成長の機会を求めた結果」だったんじゃないかなと今となっては思っています。入社後、ここでは言えないような大変なこともたくさんありましたが、全く後悔はしていません。むしろ「あのままだったら、、、」を考えると未だにゾッとします。それくらい中島と出会ってから今までの経験は何にも代え難い財産になっていますね。

だからこそ中島との2社目になるベルフェイスでは、おこがましいですが恩返しもしたいですし、会社自体も、事業自体も面白く、そして世の中にとって本質的に価値のある存在にしていきたいと考え、日々取り組んでいます。

(後半に続く)

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