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不確実な時代でも活躍できるビジネスコンサルタントに必須の能力とは——アドバイザリーという環境がもたらす「個」の力

いかに「個」の成長力を高めるかが重要な時代。
どの業界で、どの企業に身をおくべきなのか。キャリア選択において、次のステージ選びに悩まれる方も非常に多いでしょう。

そうした重要なキャリア選択において、日系の事業会社からアバナードに転職。
ビジネスコンサルティングを提供するアドバイザリー部門にて、コンサルタント未経験ながら着実にステップアップし、現在大いに活躍しているメンバーがいます。

アバナードでビジネスコンサルタントとして活動することで得られるものとは、一体何なのでしょうか。

アドバイザリー部門マネジャーの小紫さんと、コンサルタントの高野さんにお話を伺いました。
※このインタビューは2022年5月11日に実施されました。

現場で徹底的に身につけるのは、前に進むための「仮説力」

——お二人は事業会社からの転職。入社してからこれまで、ビジネスコンサルタントとしてどんなスキルを磨いてきたのでしょうか?

小紫 雄生(以下、小紫 ):アバナードのアドバイザリー部門は、お客さまが抱えるさまざまな経営課題に対して業務改革や新規事業の企画・立案、さらには新たなマーケットやビジネスの創出まで、あらゆる領域での課題解決をサポートしています。

そうした仕事を遂行するために求められる能力は多岐にわたりますが、その中で最も重要なスキルのひとつが「仮説力」です。仮説力は私自身がプロジェクトを通して鍛えられてきたと認識していると同時に、新たに入社するメンバーにも意識的に伝えています。

小紫 雄生(こむらさき ゆうき)/アドバイザリー マネジャー
新卒で人材系ベンチャー企業に入社。経営企画、営業企画、経理などを兼任し、事業計画立案、業績管理、業務改善などに幅広く従事。自社の課題解決のみならず、より多くの企業に対してサービスを提供したいと思い至り、コンサルタントへの転身を決意し、2018年1月、アバナードに入社。新規事業立ち上げやDX構想策定など様々なプロジェクトを経験。2020年12月よりマネジャーを務める。

小紫:アバナードのアドバイザリー部門の場合、サポートするお客さまの業界が限定されていません。

私の場合は、人材業界の事業会社出身。事業計画立案、業績管理、業務改善など、幅広い業務に従事していたので、現在のビジネスコンサルティングに通ずるところはあるものの、クライアントが属する様々な業界については必ずしも最初から精通しているわけではありません。それでも私たちはお客さまに価値を提供していかなければなりません。そのために必要なのが仮説力です。

おそらく、この業界でビジネスの成否を分けるのは「ここ」であろう、とか。
おそらく、クライアントの業務におけるボトルネックは「ここ」であろう、とか。

そうやって仮説ベースで考えることで本質的な課題解決の糸口を模索し、その仮説をお客さまにぶつけ、合っているかどうかの検証を繰り返しながらブラッシュアップしていきます。

——お客さまに喜んでもらえる仕事をする背景には、仮説の積み重ねがあるのですね。

高野 順也(以下、高野):そうですね。プロジェクトでは1つでも多くの仮説を生み出すことを求められます。また、仮説があってこそ前に進んでいけるということをさまざまな視点から教えてもらってきましたし、プロジェクトを通して学んでいます。

高野 順也(たかの じゅんや)/アドバイザリー コンサルタント
大手通信事業会社にてキャリアをスタート。現場業務を経験したのち、業務改善担当として社内の業務効率化や業務BPRなどを含めたDXの推進に従事。やりがいある課題解決の分野で、より多くのスキルと経験を得たいとの思いから、2020年7月アバナードに入社。ビジネス戦略立案やDX構想策定・DX推進支援等のプロジェクトを経験。現在コンサルタントとして活躍中。

高野:私も前職は事業会社で、通信業界の出身です。小紫さんと同じように、社内における業務改善に携わってはきたものの、アバナードへの入社当時は、他業界についての知見はほとんどない状態でのスタート。とにかく現場に出て、お客さまと対峙することで、ビジネスコンサルタントとして必要とされるスキルを身につけてきました。

さらに仮説力に加えて、「言語化する能力」も鍛えられてきたスキルのひとつだと思います。

というのも、課題感を何となく認識しているものの、それを的確に言い表せず、どうすればいいのかまではたどり着けていない状態のお客さまも少なくありません。
そうした状況を我々が仮説を持ってひとつ一つ紐解いていくことで、最終的にお客さまが感じていた課題感の正体は何か、これからすべきことは何かというのを明確化し、結論付けていくのです。


コンサルティング業界では異色の組織形態

——アドバイザリー部門が提供する「ビジネスコンサルティング」というのは、他のコンサルティング企業でも提供するサービスです。アバナードの場合、他社とは何が違うのでしょうか?

小紫:一番の違いは、組織の形です。

コンサルティング企業のビジネスコンサルティング部門は、多くの場合、マトリクス型の組織構造になっています。マトリクス型というのは、つまり、担当する業界と業務領域が決められているということです。

例えば、「製造業における、工場オペレーション改善の専門家」というように、基本的には該当するマトリクス内のプロジェクトにのみ取り組んでいくことになります。

一方でアバナードのアドバイザリー部門は約40名の小さな組織です。組織形態をマトリクスで区切ることはせず、基本的には全員が、すべての業界と領域を担当できる状態にあります。

——組織の形が異なるがゆえに、業界や業務領域を問わないということですね。

高野:実際に、私は入社してから2年弱の期間で、5プロジェクトに携わってきました。最初にアサインされたのは製造業の業務改善プロジェクトですし、その次にアサインされたのは出版社の新規事業プロジェクトです。

短期間で複数のプロジェクトに携わることで、アバナードのアドバイザリーに必要とされるビジネスコンサルティング力を磨いていく。そういった教育方針があります。

——範囲を限定することなく経験できるからこそ、圧倒的なスキルが身についていくのですね。そうした組織形態だからこそ、お客さまに評価されているのはどういった点でしょうか?

小紫:アドバイザリー部門ならではの体制のおかげで、お客様からは「総合プロデュース力」が評価されているように感じます。

例えば昨今の潮流として、非金融系企業によるFinTech参入や、自動車業界におけるMaaSなどに代表される「モノ売りからコト売りへの転換」が加速している中で、複合的な概念を組み合わせたビジネスモデルの重要性が高まっています。

こうした状況下では、ひとり一人のコンサルタントが領域横断的な経験を有していることが、枠に囚われない自由な構想を生み出せるという強みに繋がります。これは今後、我々がより一層、磨きをかけていくべき点だと思っています。


その道のプロフェッショナルがすぐ隣にいる、という強み

——お二人はなぜアバナードのアドバイザリー部門を選んだのですか?

小紫:私の場合、事業会社で働いていた時、あるべき方法論はこれだというのがわかったとしても実行に移せないケースが多く、すごく歯痒い思いをしていました。

アバナードという会社の強みは、ITにおける圧倒的な専門性と技術力です。その中にあるアドバイザリー部門なら、あるべき像を示した上で、実際にお客さまがそれを実現していくところまで寄り添っていけるのではないかと思ったんです。

と言いつつも、アドバイザリー部門はシステム開発ありきのコンサルティングはやらないのですが。

——どういうことでしょうか?

小紫:無理にITソリューションだけを提案するわけではない、ということです。

昨今の経営課題の解決には、もちろんITは重要な要素で、多くの課題を解決してくれる有効な手段です。しかしながらソリューションはITに限らないので、お客さんの課題をヒアリングして、そこに対してフラットな視点で解決策を提案していきます。

解決策を吟味した結果、具体的な実行手段の一つとしてシステム開発やデジタルツール導入が必要になった場合には、アバナードのエンジニアとともに、そこまでお手伝いできます。

つまり、ITに対する圧倒的な強みを持ちながらも、必ずしもその強みをお客さまに押し付ける必要がない。
それこそがアバナードのアドバイザリー部門の魅力だと思い、入社を決めました。

高野:私も転職活動の際は、アバナードだけではなく色々なコンサルティング会社を見ていました。

その中で感じたのはアバナードのアドバイザリー部門の絶妙な立ち位置です。そこが他社にはない魅力だと感じて入社を決めたのは、私も同じです。

——実際にアドバイザリーとしての仕事を進めていく上でも、強みにもなっているのでしょうか?

高野:もちろんです。アバナードの技術力はビジネスコンサルティングを提供する上で大きなアドバンテージですし、アバナードが一気通貫で提供できるからこそ、実現可能な提案ができる。そうした面でもお客様に貢献できていると感じます。

小紫:ITの専門性と技術力を活用しながら、非常にクリエイティブな仕事をしている会社。アバナードに入社してそんな印象を強く受けたのを今でも覚えていますし、それは現在も変わりません。

高野:あともうひとつ。私がアバナードに入社を決めた理由は「人のよさ」にもあります。採用面談でお会いする方々が本当に素敵な方ばかりで、そういう人たちが働いている会社で働きたいと思いました。

実際に入社してみた後もその印象は同じ。部門内だけでなく、会社全体に人を大切に思うカルチャーがあるのを感じます。また実務においても、経験値や専門性、役職の垣根を気にすることなく、誰の話であっても耳を傾けてくれるので、仕事がしやすい環境です。


アドバイザリーという環境が「個」にもたらす価値

——アバナードのアドバイザリーでビジネスコンサルタントとして働くことの意義は、個人のキャリアにおいて、大きな価値をもたらしそうですね。

高野:そう思います。冒頭でお話しした仮説力などのスキルは、今後ビジネス活動をしていく上で必要不可欠なスキルです。そしてそれは、アバナードに限らず、ビジネスに共通して役立つもの。そのスキルが養えていれば、どんな場所でも活躍できる人材になれる、と私は考えます。

事業会社時代もそれらのスキルを磨いて実践してきたつもりですが、やはりその質が今までやってきたものとは全然違うんです。

何もわからないところからプロジェクトをスタートして、新しい何かを生み出すということを、数多く経験できるわけです。もちろん毎回大変ではあるのですが、そうした環境に身をおくことで得られるものは、計り知れません。

小紫:高野が言うように、必要不可欠なビジネススキルが習得できる場であることは間違いないです。また、他社と比べた場合にも、より顕著にそうしたスキルが求められると思います。

なぜなら、先に申し上げたように、アバナードのアドバイザリー部門は、専門領域にとらわれずいろんな業界、あるいは業務領域において、付加価値を出していくことを求められる環境だからです。

そうした環境下では、やはり頼れるのは自分の頭なんです。

ときどき、「コンサル会社に蓄積されているすごいノウハウを学びたい」というモチベーションでコンサル業界を目指している方がいらっしゃいます。しかし、社内の蓄積はあくまでも「過去」における「知識」でしかなく、それをそのまま当てはめられるような生易しいプロジェクトは存在しません。

ひとつ一つの場面で、いかに自分の頭を使って、お客さまの本質的な課題解決につながる仮説を出すことができるか。これがコンサルタントとして大事なことではないでしょうか。

——お二人は今後どのようなキャリアを考えているのでしょうか。

小紫:一般的にビジネスコンサルタントのキャリアの歩み方は、大きく分けて3つあると思います。

一つは、事業会社に転職して働くという選択。もう一つは、自ら起業するという選択。最後の一つは、コンサルティング会社で働き続けるという選択です。私は今のところ、3つ目のコンサルティング会社で働き続けることをイメージしています。

元々いろんな会社の課題解決に携わりたいという思いがあって今に至りますし、そういう意味では、現在の仕事が自分の思いと非常にマッチしており、日々エキサイティングな仕事ができています。

4年数ヶ月ほどビジネスコンサルタントとして働いてきて思うのが、多くの企業に共通する課題が多いことです。そうした課題の根幹を掘り下げることで、新しい解決策を世の中に生み出していけるようなコンサルタントになりたいと考えています。

高野:私はアバナードにシニアアナリストという肩書きで入社し、その後1年ほどでステップアップ。現在はコンサルタントとして、プロジェクトに関わっています。

今後ステップアップしていくためには、チーム内の一員として活動するだけでなく、プロジェクトを自ら回すという意識も必要とされてきます。

スキルを磨いて担当できる領域を拡大し、お客さまのプロジェクトをマネジメントできるよう、ひとつひとつ積み重ねていく。そういった形で着実にキャリアアップしていきたいというのが、当面の展望です。

——最後に、どんな人が活躍できる環境か聞かせてください。

高野:定型的な業務を遂行するだけではなく、日々新しい課題を発見し解決するような仕事をしていたという人は、即戦力として活躍できる可能性が高いですよね。

小紫:そうですね。コンサル未経験であっても、業務の生産性にこだわり、効率化のための改善をゴリゴリと進めてこられたような方がいれば、その経験をぜひアドバイザリー部門の仕事で活かしていただきたいです。

その他には例えば、将来的に起業して新しいビジネスを生み出したいと思っている人に対しても、さまざまな業界や業務領域の仕事に携わることができるのは、魅力的な環境ではないでしょうか。

△オンラインインタビューの一コマ

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