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新卒で台湾、セブで働いた私が次のキャリアとして町田AIスタートアップを選んだ理由(前編)

経歴

  • 成蹊大学経済学部経済経営学科卒業
  • セブに拠点を置くモバイルアプリ開発会社入社
  • 株式会社アジラ入社

こんにちは、株式会社アジラでプロジェクトマネージャーをしている畠山尚也と申します。
前職はフィリピン・セブに拠点を置くモバイルアプリ開発会社でプロジェクトマネージャーをしておりました。

本記事では私がどんな人間なのかに加えて、アジラに入社した経緯、AIスタートアップで働くってどんな感じなのかなど、私なりの視点で色々お伝えできたらなと思います。

私のバックグラウンド

まずはじめに私について簡単にお話します。
幼少期に父親の仕事の関係でアメリカのロサンゼルスに約5年ほど住んでおりました。5歳から10歳の間、現地のアメリカンスクールに通っていたのですが、そこには色んな人種の方が多く在籍していたのを今でも覚えています。インターナショナル且つダイバーシティに富んだ環境で育ったことや海外出張が多かった父親の影響を受け、いつか自分も日本に留まらず「海外で働く、暮らす」ことを視野に入れていました。

台湾留学→台湾ワーホリ→プログラミング留学

幼少期アメリカに住んでいたこともあり、英語は比較的他の人よりもできました。ですが、時代がどんどんグローバル化していくにあたり、英語だけでは他との差別化が難しいと思い、元々語学を学ぶのが好きだったことから台湾で中国語留学を決意します。

台湾を選んだ理由は、中国語といえば中国というイメージですが、当時の私は台湾でも中国語が使われていることに驚き、また、聞いたことはあるが、あまり詳しく知らない「台湾」という国に興味を抱き、台湾に留学することにしました。1年ほどで中国語試験最高級であるHSK6級に合格し、台湾企業で働けるくらいまで中国語を上達させました。

当時台湾の彼女がいたということもあり、卒業後は台湾で働きたいと考えていました。思ったらすぐに行動するタイプであり、求人サイトで興味を持ったITベンチャーに応募した頃、翌日採用通知がきました。すぐにワーホリビザを取得し、大学四年次の後期から卒業後の約1年ほど台湾で働きました。

toC向けの英語学習アプリを開発している会社で勤務し、日本市場ユーザー獲得のためのマーケティングを担当しました。現地では中国語を使って台湾チームと連携をとり、主にリスティング広告、twitter, facebook広告などの運用やアプリストアの検索順位を上げるためのASO対策、トラッキングなどを主な業務としておりました。



台北の夜景

現代を圧巻する企業のリーダー(ジェフ・ベゾス、イーロン・マスク、マーク・ザッカーバーグ等)の多くがプログラミングのバックグラウンドがあることから、学生時代にプログラミングに興味を持ち、progateやドットインストールなどで独学をしていました。ですが、周りに質問ができる人がおらず、なかなか継続することができませんでした。かねてより、セブにあるシステム開発会社が運営するプログラミング教室に興味があり、台湾でのワーホリ期間終了を機に、セブで3ヶ月間プログラミングを学ぶことにしました。授業はすべて英語で行われ、3ヶ月を通してWebアプリ開発に必要なスキルを習得し、実際にアプリを一から作るというものでした。言語はhtml, css, php, laravel, mysqlを使用し、docker上で開発したものをawsにデプロイするまでの一連の開発の流れを経験しました。

トライアンドエラーを繰り返し、実際にGUI上でロジックが機能した際には、とても達成感がありやっていて面白かったです。エンジニアとしてのキャリアも考えましたが、英語が話せて且つエンジニアとしてもレベルが高い方が、日本の相場より安い給与で働いているのを目の当たりにし、同じフィールドで戦っても勝てないなと感じました。それよりは、自分の強みである「語学」や「マーケティングスキル」、「プログラミング知識」を活かして、世界中の優秀なエンジニアをまとめるプロジェクトマネージャー(以降PM)のような職種に興味が湧きました。

PMで求人を探したところ、日本の会社で新卒でPMができるところは3~5年以上PM経験が必須であったり、なかなか自分がやりたい「英語を使用してプロジェクトをメインでハンドリングできる」会社はありませんでした。1件だけフィリピンセブにあるモバイルアプリ開発会社を見つけ応募したところ採用されました。

同時期に、PM職ではありませんが、急成長していた有名な某中国IT企業にも内定をいただきました。おそらく誰もが知る超有名企業で、給与面は圧倒的にフィリピンの会社より良かったのですが、内定いただいた職種で身につくスキルやキャリアパスに将来性を感じなかったため、裁量権が大きく圧倒的に成長できそうなフィリピンの会社に就職することにしました。給与面を比較すると4分の1(現地採用水準)とかだったので決断を下すのに少々悩みましたが、目先の利益よりも長期的なリターンを見据え、自分の単価を上げれるためのスキルが身につくであろう「海外 × PM」という軸でキャリアをスタートさせることを決意します。

(後編に続く)

→後編ではセブでキャリアをスタートし、その後アジラ入社に至った経緯、AIスタートアップのPMの働き方などをお届けします!

新卒で台湾、セブで働いた私が次のキャリアとして町田AIスタートアップを選んだ理由(後編) - 株式会社アジラ | Activate all streams !!
バックグランドや留学についての前編は以下。 セブでキャリアをスタートして間もなくコロナ流行 ...
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