株式会社アジラの採用/求人一覧 - Wantedly
株式会社アジラの採用・求人募集8件を掲載中。職種や採用形態からあなたにあった募集を見つけることができます。募集では「どんなことをやるのか」はもちろん、「なぜやるのか」「どうやるのか」や実際に一緒に働くメンバーについて知ることができます。
https://www.wantedly.com/companies/asilla/projects
はじめまして。山下勝也と申します。
私は今年の2月にアジラへジョインしたのですが、タイトルの通り2021年2月現在、いまだ新卒です。前職は日揮ホールディングス株式会社というプラントエンジニアリングで電気エンジニアをやっておりました。
9か月で辞めた理由はさておき、本記事では私がどんな人間か、アジラのどこに魅力を感じて入社したのかなど、思ったままを綴ります。アジラにはこんな人がいるんだなあと軽くイメージしていただければと思います。
2020年3月 宮崎大学大学院工学研究科修了
2020年4月 日揮ホールディングス株式会社入社
2020年12月 日揮ホールディングス株式会社退職
2021年2月 株式会社アジラ入社
私の経歴については上記の通りですが、簡単に私についてお話します。
2020年の6月から、前職とは別で勝手にザンビアという国の高校生を対象にオンラインで理科を教えています。Facebookグループを作って、そこで化学や物理の問題を共有したり、メッセンジャーやWhatsAppを使って解説をしたりしています。「国際協力」と言えば聞こえは良いかもしれませんが、私は決してこの活動を国際協力と意図しているつもりはありません。彼らの賢さや人間性が、これからの世界をよりよくしていく起爆剤としてのポテンシャルに価値を見出しています。私より何倍も賢くて、勉強熱心で、社会情勢にも敏感な彼らこそ、もっと力を発揮する機会を持つべきだと思っています。そんな彼らがもっと社会で活躍できる基盤づくりを微力ながらやっています。
そんな私ですが、実はこれまで一度もアフリカ大陸に足を踏み入れたことがありません(笑)。行きたいなあとは思いつつも、結局行かずに社会人になってしまいました。アフリカに興味を持つようになったのは大学生の頃、隣の研究室の来てたアフリカ人留学生がきっかけです。チューターという直接的な関りがあったわけではありませんが、一緒にお昼を食べたり、学内のイベントに参加したりと交流を深めていました。
そんな彼の影響もあってアフリカを身近に感じ、その当時から漠然と「将来はアフリカで何かしたいなあ」と感じていました。
2020年の4月に新卒入社した日揮。
アフリカでの活動以外にも、本業と並行してOneMM(One MinatoMirai)という横浜みなとみらい周辺に本社または拠点のある企業が集まっておもろいことやろう!という有志団体(宣伝しておきます笑)のイベントへ参画したり、One Japanというさらに大所帯の有志団体の主催するイベントの運営に参加してみたり、An-Nahalという会社でインターンシップしてみたり、とにかくいろんなことをやってみました。いろんなことやってみた上で、結論、隣の芝生は青く見えましたね(笑)。もっと広い世界を見たいと思いましたし、もっと業界・会社的にも勢いのあるところでチャレンジしたいと思いました。退職の決断はもちろん相当悩みましたよ。いろんな人の話も聞きましたし、本も9か月間で100冊以上読み漁りました。
「石の上にも三年」と何度ググったことか(笑)
(写真:自宅本棚の一部)
1日の3分の1を仕事の時間に充てるわけですが、その時間を疑心暗鬼で生きていられるほど人は暇ではありません。悩み続けている生活の中に仕事への熱量は低く、「違うんだな」ということだけは薄々感じていました。日揮での仕事は興味深かったですし、人も尊敬できる人が多く在籍していました。でもそれ以上に、外の世界に飛び出したい欲が勝りましたね。 ちなみに、最後の一歩を踏み出すきっかけになった言葉を紹介します。(笑)
「楽しさ優先主義」
馬雲(ジャック・マー/アリババの創業者)の仕事に対する価値観です。「社員が楽しくなければ、顧客も楽しくない」だから「社員第一、顧客第二」と彼は言います。
何かネガティブに思う退職ではなく、前向きに飛び出したい!と思う退職であれば、何でもありだと思います。そんなこんなで私は大企業を飛び出した次第です。
AIの知識は皆無、大学の苦手な科目はプログラミング等の情報系と数学の私です。1週間働いてみて、わからないことだらけですごく焦っています。開発拠点はベトナムにあるので、毎日のようにやり取りをしているのですが、もちろん何言ってるのかわかりません(笑)。猛勉強の日々が続きそうです。 大変な一方で、この社名と同じように、社長の木村さんをはじめ、働くメンバーはとっても愉快です。周りが楽しそうに仕事をしているのが私には新鮮ですごく刺激的。大学の研究室みたいに和気藹々とした日々を過ごしています。 でも、ただ楽しいだけのスタートアップが存在するはずもありません。日揮でもアジラでも私の大先輩にあたる若狭さん(元日揮社員)の言葉を借りると、 「転職して感じた環境の違いは、一般若手社員目線になるのですが、前述の求められるマインドセットと、もう一つは“社員に求められる成長の速度“です。前職の場合、まだ終身雇用を前提とした雇用体系であったため、若手を長期的に育てる文化でした。スタートアップであるアジラは、そんな余裕は全くありません。そのため、新人であろうと誰もがすぐに戦場の最前線に放り出され、瞬時にその戦場で戦えるよう成長することが求められます。そしてその戦場を乗り越えても、すぐ次の新しい戦場へ放り出されるという(笑)。」 ということらしいです(笑) 決して生半可な気持ちで務まる仕事ではないということは、身をもって感じています。
アフリカの若年層にとっての世界を広げることが、私にとって使命感のように感じています。こんなカッコつけてますが、何の根拠もなければ勝算もありません(笑)。あんまり多くを語らないタイプですが、心の中では常にギラギラしています。
こんな感じで、人生の軸はアフリカに置きつつも、これから始まるアジラでの冒険に胸を躍らせています。一般的にみて、9か月での離職は確かにマイナスです。よく言われます。でもこれが正解かどうかは今後の自分次第だと思います。
自分の決断を正解だったと言えるよう、まずはアジラ世界一に向けて精進します。