This page is intended for users in Japan(English). Go to the page for users in United States.

【ICOトレンドレポート】ICOトレンドとSTOの実例をAnyPay ICOコンサルチームが解説!

こんにちは!AnyPay ICOコンサルティング事業部インターンの田本です。

トレンドレポートの第4弾をお届けします。

毎月恒例のICO市場トレンドの解説と、STOの紹介を先月に引き続き行っていきます。先月は、STOの概説を行いましたが、今月は具体的なSTOプロジェクトの紹介を行います。

先月のレポートはこちら:



9月のICO市場トレンド

まず、発行市場のトレンドです。

下記のグラフはICOの開始/終了件数を表しています。開始件数を見てみると、件数が一気に増加した8月から一転、9月は件数が大きく落ち込み、過去半年で最低の水準となりました。多くのプロジェクトがICO実施を延期していることが数値に反映されていると考えられます。背景として、仮想通貨の価格下落のため法定通貨建てでは十分な資金調達が見込めないこと、市場の地合いの悪さから投資家も投資を見送っていることがあると推測されます。終了件数も先月に引き続き減少傾向です。開始件数が増加した8月分のプロジェクトが今後ICOをクローズしていくと見込まれるので来月以降は終了件数は増加していくのではないかと見込んでいます。


続いて、合計・平均調達額です。下記のグラフを見ると、調達額も開始件数同様に先月比で大きく落ち込んでいることがわかります。合計調達額、平均調達額ともに先月比で5.5割程の水準にまで減少しています。



各プロジェクトの調達規模別の件数を見ても、10億未満のプロジェクトが全体の7割を超えています。仮想通貨全体の価格が回復せず、ICOを通じた大規模な調達が難しくなっていることがわかります。


続いてセカンダリー市場を見ていきます。

対ICO時より価格が低い(通称、価格割れ)を起こすトークンの割合は依然高いものの、価格割れトークン比は先月よりも下がっています。イーサリアム価格の下げ幅が各トークン価格の下げ幅よりも大きかったことが要因の一つとして考えられます。一方、Tezosなど事業展開や技術開発の進捗が期待を生み、対ドル比でも価格が上昇したプロジェクトも存在しており、そういった一部のトークンが価格倍率を下支えしていたことも見逃せません。今後、セカンダリー市場が改善していくのか要注目です。


STOプロジェクトの紹介

続いてSTOプロジェクトの紹介を行っていきます。先月のレポートではSTOを「株式型」と「収益型」とに分類して解説しました。それぞれの具体的な説明は先月のレポートをご覧ください。


今月は、それぞれの類型から1つずつ実際にSTOを行ったプロジェクトをご紹介します。STOには具体的にどのようなプロジェクトがあるのか、トークンにはどのような機能が付与されているのか、など気になっている方は、是非ご覧ください。

では、株式型から紹介していきます。
Minthealthはセルフメディケーション実現のアプリの開発を目指した企業です。STO実施に向け、STOプラットフォームのPolymathと連携を組んだことで注目されました。
STOとは別に発行されるユーティリティトークンを用いて、セルフメディケーションのエコシステムが実現されることを売りとしています。患者は、アプリで要求される生活習慣に関連するタスクをこなして、健康状態が改善するとトークンを獲得できます。このトークンは医療費の支払いなどに利用可能になると説明されています。

このアプリ開発を目的として、Minthealthは1億円規模のSTOを実施しました。発行されるトークンには無議決権株式と同様の権利が付与されています。トークン保持者は配当権を有しており、Minthealthの収益の10%が毎年分配されます。セカンダリーでの取引は、アメリカの証券法で定められている1年のロックアップ期間後に可能になります。(上場取引所は現在未定のようです。)

続いて、収益型の代表例としてRentalCoinsを紹介します。このプロジェクトはAnyPay ICOコンサルティング事業部がトークン発行のサポートをしました。

インドで自動車とバイクのシェアリングプラットフォームを経営するDrivezyがシェアリング事業拡大のため、STOを行いました。発行されるRentalCoinsトークンは、調達資金で購入した自動車やバイクがカーシェアサービスであげる収益に紐づきます。トークン保有者は、収益の95%を配当として受け取ることができます。Drivezyはこれまで3回のSTOを実施し、合計で約20億円の調達に成功しました。調達した資金で約4000台自動車やバイクを新たに購入し、シェアリング事業のインド全域へと拡大を加速させています。

このように収益型のSTOでは、投資家は、企業全体に対してではなく、収益を期待できる事業に絞った投資ができることができます。企業側も、株式を希釈することなく特定の事業のために資金調達を行うことが可能になるのです。

今月のトレンドレポートの内容は以上になります。

最近はSTOプロジェクトが増加しており、様々な種類が存在しています。今回の記事で興味を持った方は是非調べてみてはいかがでしょうか?

来月以降も、ICOとSTOの分析を発信していきます。

今後もご期待ください!

なお、AnyPayでもSTOの取り組みを行っています。詳しくはリンクをご覧ください。
https://www.anypay-sg.com/services/jp.html

AnyPay株式会社では一緒に働く仲間を募集しています。ご興味がある方は下記からぜひエントリーをお願いします!

UI/UX designer
海外向け仮想通貨サービスの立ち上げに挑戦したい!UI/UXデザイナー募集!
____________________ ● AnyPay株式会社について  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ アトランティス、Gunosyを立ち上げ成功に導いてきたシリアルアントレプレナーである木村新司が2016年6月に設立。 「テクノロジーに包まれた社会を実現する」をミッションに、複数のサービスを開発・提供しています。 ◉シェアモビリティ事業 https://mobility.anypay.jp/ 日本の移動をもっと便利にするために、決済×シェアリングエコノミーというドメインで新規事業の立ち上げを行なっています。 今まで行けなかった観光地、ストレスフリーな通勤通学、いつもより少し足を伸ばしたショッピングなど、『ラストワンマイル』を支える新たな交通インフラを作ることは、地域の活性化や経済効果にも貢献ができると考えています。 また下記のような社会的課題の解決にも役立つはずです。 ・ 都市部交通渋滞 ・ 観光客向けインフラの不足 ・ 放置自転車問題 ・ 公共交通の待ち時間
AnyPay株式会社


コンサルタント
ICOコンサル募集!興味がある方、まずはライトにオフィス見学に来ませんか?
____________________ ● AnyPay株式会社について  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ アトランティス、Gunosyを立ち上げ成功に導いてきたシリアルアントレプレナーである木村新司が2016年6月に設立。 「テクノロジーに包まれた社会を実現する」をミッションに、複数のサービスを開発・提供しています。 ◉シェアモビリティ事業 https://mobility.anypay.jp/ 日本の移動をもっと便利にするために、決済×シェアリングエコノミーというドメインで新規事業の立ち上げを行なっています。 今まで行けなかった観光地、ストレスフリーな通勤通学、いつもより少し足を伸ばしたショッピングなど、『ラストワンマイル』を支える新たな交通インフラを作ることは、地域の活性化や経済効果にも貢献ができると考えています。 また下記のような社会的課題の解決にも役立つはずです。 ・ 都市部交通渋滞 ・ 観光客向けインフラの不足 ・ 放置自転車問題 ・ 公共交通の待ち時間
AnyPay株式会社

※当記事では複数の仮想通貨を紹介しておりますが、当該仮想通貨への投資を勧誘するものではございません。仮想通貨のご購入やサービスのご利用につきましては、当記事の閲覧者様ご自身の判断・責任で行っていただきますようお願い申し上げます。

AnyPay株式会社's job postings
8 Likes
8 Likes

Weekly ranking

Show other rankings