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カナダの車窓から(アフリカリモートワーク)

こんにちは!

Android Developer の本田です。
現在、カナダはバンクーバーで働きつつ、空き時間でAfri-incのお手伝いをしています。

今回は、お世話になって1年弱の私が、
Afri-inc海外リモートの実状をお伝えしようかと思います。

カナダライフとの両立

現在、私はカナダでフルタイムで働いています。
カナダは基本的に定時ダッシュなので、
その後、自宅またはカフェからAfri-incで仕事しています。

先日はド平日に社員全員でカヤックしに行きました。
ぼくもびっくりしたんですが、朝っぱらから。w

その場でみんなで昼食、MTGをして16時半に解散です。
そして友人の働いているカフェに入り浸って22時頃まで仕事をしました。
こちらはサービスでもらったティラミス。暗くて美味しそうに写っていないですが!!


いまはオフィスワークからのAfri-incワークなので、意外と辛かったりします。
毎日こんな生活してると私の体力がもたないので、
平日、土日と心の余裕があるときに稼働しています。笑

そんな感じで、ダブルワークですが非常に自由に働かせてもらっています。

ちなみについ先月まで留学生だったので、日中はクラス、夜はAfri-incという生活でした。
こちらも学校の様子に合わせてフレキシブルに稼働させてもらえてましたので、非常に助かりました。


コミュニケーション

日本、アフリカ、カナダと、時間を合わせるのは非常に難しいです。
特にMTGとなると難しいので、みなさんチャットベースのコミュニケーションが主になります。

もちろん、必要なときや緊急時はMTGも設けます。
こちらはわきあいあいと話すAndroidDevelperチームの課題共有プチMTGです。
日本は昼ですが、アフリカは早朝、カナダは夜でしたが楽しくやっています。

私はこういった時差の大きいリモートワークが初めてでしたが、
意外とコミュニケーションも普通にとれますし、みんな仲良いと思います。

辛いポイントとしては、MTGをするとなると全ての国で都合のよい時間というのはなく、
誰かが犠牲になる必要があるということでしょうか。
この日は、アフリカメンバーが早朝6時に起きるという苦行を強いられ、
結局寝坊されてました。w

新しい技術の導入

理由があれば自由に新しいことも導入させてくれます。
最近ではGoogle I/O 2017 でKotlinがAndroidの第二開発言語に採用されたことをうけ、
Kotlinを導入させてもらいました。

こうフットワークが軽いと、エンジニアとしては非常にありがたいことですね。
いまもメンバー全員で絶賛勉強中ではありますが、
おかげさまでコーディング効率も上がってきていると思います。

蛇足ですが、おかげさまでKotlinの素晴らしさに気づき、
バンクーバーでKotlin会を開くことになりました。

エンジニアから見たアフリカの魅力

みなさんアフリカにどんなイメージがあるでしょうか?
やはりアフリカは発展途上国なので、先進国では考えられない事が起こります。

笑ったのは、顧客からのクレーム内容で
「デスクトップPCが盗まれた」があったことです。

ツッコみポイントがありすぎて困りますよね(笑)
我々の「当たり前」が通用しないので、
先進国では発生しない問題や課題が山積みです。

開発をしている中で、こういう問題や課題を共有されると
ソフトウェアを使うユーザーとその周りの環境までしっかり繋がってるんだな、
という風に再認識させられます(当たり前なんですが)。

「なんでや!」と思うような問題も多いです。
あれやこれやと考え、解決に導く過程は苦しいですが、
日本にはない問題ばかりで、非常にやりがいを感じます。

1年通して思ったこと

リモートワークって、意外とワークしますね。
もちろん同じオフィスにいるとコミュニケーションも円滑で仕事も早いかもしれません。
しかしことエンジニアワークに関しては別にオフィスにこだわる必要がない気がします。
全ての環境でワークするかはわからないですが、ワークするチームや環境があるというのを
実際に自分が中に入って知れたというのは一つ大きな経験です。
(そして実は私のいまのカナダオフィスも、リモートワーク可能な職場です。)

そしてアフリカ事業って、面白いですね。
Afri-incに関わるまで正直興味ありませんでしたが、
いまではその意外性や可能性に惹かれています。
また具体的な部分は別のところで。

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