なぜ大手Slerを飛び出しITベンチャーを選んだのか? ~ミッションを体現するエンジニアへ~
春名勇太郎。2018年に早稲田大学教育学部を卒業。新卒で大手SIerに入社し、客先常駐エンジニアとして経験を積む。その後、アクロクエストに転職し、現在サーバーサイドエンジニアとして活躍する春名さんに転職の経緯や今後の展望について聞きました。
【自分の成長への焦りと不安】
- 前職の大手SIerではどのような仕事をしていたんですか?
在籍していたのは2年間で、ずっと金融機関に常駐して働いていました。
3年間のプロジェクトでしたが、その1年目にアサインされたため、
前職で経験したのはそのプロジェクトだけでした。
そのプロジェクトでは開発とテストの工程を担当していました。
当時は、いわゆるプログラミング言語を使った開発ではなく、
SQLのクエリを簡単に組めるGUIを使って、データの抽出や集計を行うクエリを組むことを行っていました。2年間を通じて、基本的な仕事の進め方、SQLの知識、Excelの使い方、テストの行い方などを学びましたね。
- では、なぜ転職しようと決めたんですか?
転職を決めた理由は2つあります。
1つ目は、スキルを身につけたかったからです。
元々、私が新卒でIT業界を志望した理由は、
ITは世の中に新しい価値を生み出すことができる業界だと考えたからでした。
「世の中を、ITの力を使って自分の手で変えていく。
そういったことができれば面白いのではないか。」
そのためには、スキルを身に着ける必要がありました。
特に、私は文系出身だったため、
社会人になってから人一倍多くのことを学び、成長していきたいと思っていました。
ところが、前職でアサインされたプロジェクトでは、そういった成長はあまり感じられませんでした。
最初の1年間は、行うことのすべてが初めてのことで学ぶことが多くありましたが、
2年目になっても同じようなことばかりを行っていたからです。
そして2つ目は、会社の体質が自分に合わないと感じたからです。
前の会社は大手で安定を求める社員の方が多かったように思います。
裏を返すと、新しいことを行いたいと思っている社員は少ないように感じました。
自分の意志を実現する場として、今の会社は適していないのではないかと考えるようになり、
結果として、転職をしようと決断しました。
【先端技術と充実した教育を求めアクロクエストへ】
- ではなぜ、アクロクエストを選んだんですか?
これまた理由は大きく2つあります。
1つ目は、先進的な技術を使ったプロジェクトに関われることです。
新しいことを行いたいと思っていたため、先進的な技術を使えるという点は一番の軸でした。
技術力という点に関しては、wantedlyの記事で転職先を探していた時、
Kaggle Masterがいるというところに興味を持ちました。
当時の自分は独学で機械学習の勉強をしており、Kaggleのコンペにも参加しはじめたところでした。
そんなときに、Kaggle Masterがいる会社というのは、非常に魅力的に感じられました。
また、実際に面談をさせていただいた中で技術的に面白くないという理由で、
案件を受けないこともあると聞いたときは、とても驚いたのを覚えています。
この会社に入れば、先進的な技術を使った、面白いプロジェクトに関われると、
入る前からワクワクしていました。
2つ目は教育がしっかりしていることです。
新卒からの2年間では、ほとんど技術力をつけることができなかったため、
これから技術力を身に着けるにあたって、教育が大切でした。
教育に自分が興味を持っていると伝えると、アクロクエストは技術者集団の会社であり、
そのための教育を大切にしているということ、実際の教育制度について聞くことができました。
また、自分と同じような境遇でアクロクエストに転職した社員と話をする機会を
設けていただいたのも大きかったです。自分の関わるプロジェクトの予習・復習をしていけば、
自ずと技術力はついていくと言っていたのが印象的でした。
そして何より、アクロクエストに転職して本当に良かったと思っていることが
ひしひしと伝わってきました。
中途の社員が輝ける会社なのだと思い、より一層入社への意欲が高まりましたね。
(学生時代には語学留学のためアメリカへ)
【活発なコミュニケーションが成長に繋がる】
- 実際に入社して、やりたいことはできていますか?
できていますね。
詳細は機密情報なので伝えられませんが、
現在は地方公共団体が運営する交通機関の利用情報を蓄積・分析するためのシステムを開発しています。
(集めたデータをもとに、よりよいサービスの検討へとつなげるためのデータ集積システム)
Python、Serverless、AWSなど幅広い技術に触れることが
できているため、とても面白みを感じています。
また、活発にコミュニケーションを行う社風もとても魅力的に感じています。
前職では、コミュニケーションの場が少なく、
一日中作業を行って終わるという日も中にはありました。
アクロクエストではリモートであっても朝昼夕方のミーティングやランチなど、
コミュニケーションの場が多くあります。
その場を通じて、これまで気づかなかった自分の長所や短所を教えてもらうことができました。
長所をさらに生かし、短所を改善していくことで
人間力・仕事力・技術力共に更なる成長につなげられていると感じています。
そして、自分が成長することで会社への貢献に繋がり、
それを周りの社員が喜んでくれるのが、何よりのやりがいです。
- 中途かつリモートでの入社でしたが、会社には馴染めましたか?
そうですね。先ほども少し触れましたが、コミュニケーションの場が多くあるため、
会社には馴染みやすかったです。
入社した直後は、アクロクエストの社風に戸惑う点もありました。
というのも前職では常駐していたため、
会社の社風というものを感じたことはほとんどありませんでした。
一方で、アクロクエストでは独自の社風があり、
共通の文化が強く根付いているのだなあと少し驚きました。
ただ、一つ一つの文化に関してランチやミーティングの場を通じて、
分からないことや納得できないことがないか、多くの社員の方が気にかけてくれました。
そのおかげで、今根付いている社風の背景や目的を知ることができ、
その必要性を理解することができました。
また、会社に馴染むために副社長や社員の方が直々に社内のルールや
バリューについて説明してくれました。
バリューとは社員全員が共有している価値観のことです。
この説明を通して、アクロクエストの根底にある考え方への理解を深めることができましたね。
【ミッションを体現するエンジニアへ】
- 今後の展望はありますか?
直近では、Pythonのコーディング力を上げていきたいと思っています。
前職のプロジェクトではプログラミングをしてこなかったこともあり、
今は動くコードを作ることにやりがいや楽しさを感じています。
将来的には、お客様と直接やりとりをして課題を解決する方法を考えたり、
新しいサービスを企画したりするなど、『身に着けた技術をどう生かすか』
というところに視点を向けられるようになりたいと考えています。
自分は世の中に新しい価値を生み出したいと考えてIT業界を志望しました。
入社して半年、アクロクエストはそんな夢を叶えることのできる会社だと感じています。
まさにアクロクエストのミッション、『地球を感動で進化させる』
を体現できるようなエンジニアになりたいです。
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