男性エンジニアが育児休業を取ってみた話
Supership エンジニアの小川です。去年の暮れに息子が生まれ、その後1ヶ月間「育児休業」を取得しました。この記事では私が育児休業を取得した経緯、休業中の生活、取得してみた感想などを書いていきたいと思います。
なぜ育児休業を取ろうと思ったのか
今回は里帰り出産だったこともあり、産後の2ヶ月間は妻の両親のサポートを受けることができました。その後は東京に戻り、自分たちの家での生活が始まるのですが、初日からいきなり妻ひとりで子育てというのは不安がありました。
また、距離的な事情もあり、産後の2ヶ月間はほとんど息子に会うことができませんでした。日に日に成長していく息子をテレビ電話でしか見られない生活は寂しいものでした。
そういった事情もあり、東京に戻った後の1ヶ月ぐらいはそばにいたい!と思うようになり、育児休業を取ることを決意したのでした。
不安はなかったのか
復帰したら自分の席が無くなっているのでは?という不安は不思議とありませんでした(そんなことをするような会社ではないとわかっていたからだと思います)。ちなみに私の席はスタンディングデスクなので、もともと座る席はありません
育休に入る前に準備したこと
育休中はもちろん給料が出ないので、金銭面のことをよく調べておきました。私は育児休業給付制度を受けるための条件を満たしていたので、給付金を受け取ることができました。詳細はハローワークの育児休業給付のページで確認できます。
周囲の反応はどうだったか
会社
上司・人事は快くOKしてくれました。また、「子育ては大変だけど頑張ってね」と応援してくれました。良い会社ですね。
妻
東京に戻ってからの生活がとても不安だったようで、私が育休を取ることをとても喜んでいました。また、私が子供好きなのも知っていたので、一緒に子育てすることを頼もしく思ってくれたようです。
両親
両家から「育休取れるなんて珍しい。良い会社だね」と言われました。そこであらためて「男性が育休を取るのは珍しいことなんだなぁ」と実感したのでした。
育休中は何をしていたのか
基本的に子供を抱っこしていました(そうしないと泣くので)。しかも、座りながら抱くと泣きわめくので、ほとんどの時間は立っていました。おかげで筋肉量がリアルに増えていました💪
あとはオムツを替えたり、ミルクをあげたり、風呂に入れたり、隙を見てネットしたり、といった感じです。大体これで1日が終わります。
今考えると、1ヶ月間はあっという間でした。
実際に育休を取ってみてどうだったか
最初のうちは夜中に何度も起こされるのがとても疲れました。しかし、息子もだんだん昼と夜の区別がつくようになってきたようで、夜中に起こされる回数もかなり減ってきました。
また、24時間ずっと一緒にいたことで、息子ともだいぶ仲良くなれたと思います。新生児訪問で訪ねてきた助産師さんからは「里帰り出産の割には赤ちゃんの反応が良い」と言われました。その時はまだ生後2ヶ月でしたが、確かに笑いかけると「ニコッ」と笑ってくれるようになっていました。
一方、やはり母親にはかなわないな、と思うこともありました。授乳はまさにその典型的な例ですね。
復帰後どうなったか
干されるといったことはもちろんありませんでした。職場の仲間も「おぉ、戻ってきたか」と暖かく迎えてくれました。今現在も普通に仕事をしています。
さいごに
育児休業を快諾してくれた会社にはとても感謝しております。
そんな Supership ですが、一緒に働く仲間を募集しています。詳しくはこの記事の下の方にある採用情報をご覧ください。
※ちなみに、今回取得したのは「育児休暇」ではなく「育児休業」です。それぞれの違いについては「育児休業 育児休暇 違い」で検索してみてくださいね