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【代表ヒストリー】「豊中をシリコンバレーに」の原動力と、組織作りで大切にしている価値観
こんにちは。株式会社CloudIllusion採用担当山田です。
株式会社CloudIllusionは、パートナー企業のマーケティングを支援するクリエイティブカンパニーです。当社運営のフリーランスコミュニティ「ToyonakaVenuture」には、プロのカメラマンからWebディレクター、編集者まで約60名のプロクリエイターが在籍。企画立案から撮影、出演、編集、配信に至るまで、すべての工程を完結させています。この体制により、各SNSアカウント運用に関わる、あらゆる工程をワンストップで代行が可能です。
今回はCloudIllusionを率いる代表・大隅にインタビュー。起業に至るまでの経緯や、会社として大切にしている価値観、そして、「豊中をシリコンバレー」という思いの原動力についてお話を伺いました。
とりあえずやってみる—ゼロから始めた会社員時代
—まずはご経歴を教えてください。
Web系の会社でマーケティングに関わっていました。マーケティングだけでなく、営業回りや動画制作、ホームページ制作など幅広い分野に携わり、気づいたら半年以内にマネージャーになっていました。
未経験ながらも某野球選手とのコラボ動画を1から台本作ってディレクションして納品まで手掛けたこともありました。
途中、同じチームの人が全員離職して僕1人になったこともありましたが、やったことなくても0から勉強してはやりきる、を繰り返していったのが今の仕事のスタンスに繋がっていると思います。
—1人になったエピソードが気になりますが(笑)、そんな中で見えてきたものがあったんですね。
そうですね、必死でやっていくと、だんだん自分の強みがわかってくるんですね。僕は戦略立てとコミュニケーションでした。
同時に、「マーケティングの力で地元を元気にしたい!」という気持ちが芽生えてきました。家族や親戚が経営者ばかり、という環境で育ったのもあってか、独立は選択肢の中に自然とあって。「自分のやりたいことをやる」というシンプルな思いで起業しました。
起業—立ち上げの中で見つけたもの
—そこからCloudIllusionが生まれたんですね。
そうですね、でも道のりは想像以上に厳しかった。
少しずつ事業が回り始めた頃、信じていた仲間に事業を丸ごと持っていかれたんです。気づけば資金も底をつき、社員に給料を払うのもままならない状態に。夜中に目が覚めて、「もう無理だ」って何度も思いました。
—ええ、そんな逆境があったんですね。
そんな時、手を差し伸べてくれたのは、身近な人でした。担当の税理士さんに相談したら、「一緒に銀行に行きましょう!資料も作るから心配しなくていい」と親身になってくれて。普通ならやらないようなことまでサポートしてくれて、おかげで資金繰りがどうにか整ったんです。
ほかにも、仕事を紹介してくれたり、新しい人とのつながりを作ってくれたりする人がいて、本当に多くの人に助けられた。その時、ふと思い出したのは母の言葉。「人を大切にしなさい」。これが、ただの言葉じゃなくて本当に意味のあることだと実感した瞬間でした。
「感謝」からの挑戦と成長
—素敵な方たちですね。
本当にありがたかったです。それ以降、私の軸は「感謝」になりました。助けてもらった分を努力と成果で返す。その気持ちを忘れず、地域を活性化してこの地に恩を返したいと思うようになりました。
—そこから事業が盛り返して、フリーランスコミュニティ「ToyonakaVenuture」設立、今の仕組みに繋がるんですね。
あれからたくさんの人が一緒に働いてくれるようになりました。そして今は、一人ひとりの得意分野を活かせるチーム作りに力を入れています。例えば、作業が得意なメンバーには動画制作を任せたり、人とのやり取りが得意なメンバーには新規顧客の開拓をお願いしたり。それぞれのスキルを活かすことで、チーム全体の力が底上げされていく。
「アベンジャーズのようなチームを作りたい」。そう思い描いていたものが、少しずつ形になってきているように思います。
夢が生まれる場所を、一緒に作りたい
—今は多くの事業が立ち上がって、回る仕組みが整ってきましたね。
そうですね。ある日、メンバーがこう言ってくれたんです。
「ここに来たから私はやりたいことができてる。だから、この場所を他の人にとっても夢が叶う場にしていきたい」
僕は、メンバーと過ごす時間を大事に考えていて、時には失敗を笑い飛ばしながら、成功体験を共有し、未来の話をしたいと思っています。そうやって一緒に食事を囲む時間が、何より嬉しい瞬間ですね。
コミュニティでは常に新しい事業の話が飛び交っていますね。
・かつて見たことのない採用支援PV
・介護業界をダンスで盛り上げるイベント
・小学生が企業PR動画を作る
・ゲーム音楽×飲食店 とか
ーまるで学校の休み時間みたいなワクワク感ですよね!まず他の会社にはないハイな空気があります。
そんな突拍子もないような、アイデアを、プロのスキルをもって確実に形にしていくんです。「それ叶ったら面白いよね」を現実にしてしまうのがこの場所。
実際に売上と共に関連企業が増えているのはもちろん、豊中市商工会議所との連携協定、行政との協業、学校との連携など、枠を超えて協力してくれる輪がどんどん広がっていますよね。
本当に皆様に感謝です。
そうやって人の資源とアイデアを基盤に新しい価値を生み出し「豊中をシリコンバレーにする」という目標を叶えたいと思っています。
—ありがとうございました!これからもITとWebの力で地域を盛り上げていきたいですね!
これを読んで共感してくれた方、ぜひ一緒に夢を形にするチームを作っていきましょう。ぜひ気軽に話を聞きに来てください。